前回に引き続き、進学相談会の歩き方と題して、お届けをいたします。
前回の記事では、いろいろな学校を一度に知ることができる、
それが進学相談会の魅力というお話をさせていただきました。
それに続く今回は第2弾です。
それは、
実際に個別相談をしてみること
です。
合同進学相談会は、個別相談を目的に行われており、個別相談を目的に来る人がほとんどですが、
時々パンフレットだけもらって帰ってきてしまう人がいます。
これはもったいないと思います。
もちろん、各校の待ち時間が長く、最終的に時間がなくてそうなったのであれば仕方がないのですが、
せっかく目の前にその学校の先生がいらっしゃるのですから、ぜひ話を聞いてみてはいかがでしょうか。
相談をしてみれば、
こんな先生がいる学校なんだ
ということも分かります。
それだけでも、大きな学校を選ぶためのポイントになるのではないかなと思います。
また、私がよく受ける質問として、
「相談会で何を聞けばいいんですか?」
というものがあります。
"相談"会と名がつくので、なんだか身構えてしまう人も多いように思いますが、
その点はあまり心配しなくてもいいと思います。
もちろん、質問したいこと、相談したいことがあれば、聞いてみるのもいいと思います。
でも、もしその学校の名前を知っているくらいとか、
学校の先生や塾の先生に勧められて来たという場合は、
「まだよくわからないけれど、とにかく来てみました」
そのように高校の先生方にお話をしてみてください。
それでも高校の先生方は歓迎してくださると思いますし、きっとその学校についていろいろと説明をしてくださると思います。
進学相談会は"縁をつなぐ場"だと私は思います。
いろんな学校の説明を聞いて、自分にあった、自分に"縁"のある学校を探す、そんな場だと思います。
言い換えれば、ある種の"お見合い"みたいなものですね。
皆さんが、「私はこういう理由でこの学校に行きたい!」と強く思える学校が見つかること、
進学相談会がそのきっかけになればと思います。
※ここに掲載の写真は、全てコロナ禍以前の写真です。
※写真の合同進学相談会は、入試ファースト春日部です。