三者面談のときに、私はよく
「将来やってみたい仕事とかある?」
と生徒の皆さんに尋ねるようにしています。
今までいろんな夢を語ってくれた生徒さんがいました。
アイドルになりたいとか、医者になりたいとか、鉄道関係の仕事につきたいとか、
どれも素敵な夢で、それぞれにあった進路や学習方法を提案してきました。
反面、バツが悪そうに「まだ何も決まってません…」と答える生徒さんも、たくさんいるのも事実です。
でも、まだ決まっていないということをネガティブにとらえる必要はないのではないか、
私はそんなふうに皆さんに話すようにしています。
もちろん、はっきりとした夢や希望があったほうが、
目標をはっきり決めやすいのも事実です。
その意味で、自分の夢や希望を持つことは大切だと思います。
けれど皆さんはまだ中学生。
自分のことさえもよく分からないというときでもあると思います。
そんなときに、むりやり将来の夢を決めるよりも、
ゆっくりと自分のことを考えてみる、
そんなことのほうが大切かもしれません。
私は将来の夢がまだ決まっていない生徒さんには、
「今からなら、何なでもなれる」
そう伝えるようにしています。
将来の夢が決まっていないこと、
行きたい高校がまだ見つからないことを
ネガティブに捉えていた生徒さんの顔が、一瞬、明るくなるように感じることもあります。
でも、目標がないと張り合いがないのも確かです。
そういうときは、日常生活の中に目標を持ちましょう。
朝○時に起きるとか、1日○時間勉強するとか、
そういうことでもいいと思います。
そうやって自分にできることをしっかりとやっていけば、
そのうち"自分"というものが見えてきて、
やりたいことも見えてくるような気がします。
過ぎ去った過去を後悔しても意味はありませんし、
まだ来ない未来を心配しても仕方ありません。
過去に悔いがあるのなら、未来が不安であるのなら、
今を一生懸命にいきること、
それがきっと皆さんを、
自分にあった将来の夢へと連れて行ってくれる、
そんなふうに思います。
もし、将来の夢が決まったら教えて下さいね。
その時は、全力でサポートしますよ!
※この記事中の写真は、すべてイメージです
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