新学年の授業が始まり2週間が経ちました。
ふと教室の中を見回してみると、新学年特有のぎこちなさも少しずつなくなってきたように思います。
ただ、よーく見るとまだまだぎこちなさだったり、しっくりきてないなというところもありますので、
この時期は、そういったところに目を配るようにしています。
⬆講師全体研修。年に数回行い、生徒さんたちの指導の方法などついての情報交換を行います
その中でやはり気になるのは、講師を始めとしたスタッフの動きです。
特に今年度新採用になった皆さんには、自然と目が行きます。
しっかり教えられているかな、生徒にしっかりと指示は出せているかな。
塾長としては、気になるポイントを整理して、本人たちに伝える日々が続きます。
そうすることで、だんだんと成長していく。そんな姿を見ると、あの日のことを思い出します。
⬆チューターの皆さんは、プリントを打ち出しかたや問題の採点のしかたなどの練習をします
当塾の講師や習熟学習をサポートするチューター、そして教室運営を補助してくれる事務の皆さんは、全員教え子です。
つまりは、高校受験という"戦い"に一緒に取り組んだ間柄である、そんなふうに言うこともできるかなと思います。
中学生だったあのとき、
高校受験に向けて一生懸命に取り組み、だんだんと成長していく姿を間近で見ていました。
あのときはまだ幼くて、初めはどこか反抗的だったり、うまくやり続けることができなかったり、そんなこともありました。
でも、受験を通して成長していく、私はそんな姿を後ろから見ていた、そんな子たちでもありました。
⬆先輩の授業を見学や模擬授業をやっていた頃。この頃に比べると、まだまだではありますが、随分と講師らしくなってきました
そんな皆さんと再び一緒になり、
今度は講師を始めとするスタッフとして一緒に仕事をする、
今度はスタッフとして成長していく姿が見られる、
こうやって再び関われるというのは、なんだかとてもステキなことだなあと感じます。
私は"成長していく人を見るのが好き"な人です。
それは生徒であっても講師であっても、スタッフであっても同じです。
生徒の皆さんの成長もとても嬉しいものですが、再び巡り合うことのできた教え子たちのスタッとしての成長、これもまた楽しみでなりません。
でもやっぱりどこか不思議な感じがするのも事実です。
授業後の講師ミーティングをやっていると、まだどこか不思議な感じがするのも事実です。
教わる側だったあの子達が教える側にいる、
それもまたなんだか不思議な感じがします。
⬆授業後の講師ミーティング。教え子たちと生徒の話をするのは、まだちょっと不思議な感じがします。
考えてみれば、こうやって一人の人と複数の立場で関われるって、とても不思議な縁だと思います。
長い人生にとっては僅かな期間でしかないとは思いますが、
立場を変えまた関わる、なんだかとても不思議な気がします。
高校受験という一つのきっかけで始まった縁。
それがその後も形を変えてこうやってつながっていくことに少しの不思議さを感じながらも、この縁を大切にし、そしてこの縁をしっかりと育てていきたいなあとも思います。
新人さんも含め、スタッフとしての成長はまだまだ続きます。
私もしっかりと後ろからサポートしていこうと思います。
と同時に、生徒・保護者の皆様から見て、お気づきの点やご要望があれば、ぜひお知らせください。
よろしくお願いいたします。