゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

「奇跡のリンゴ」の木村秋則さん

2009-03-13 16:27:02 | 人物100選

完全無農薬・無肥料栽培                                                      挑戦8年目で手応え 農業は感動ある仕事 

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貧しさや世間の常識と闘いながら、果樹では絶                             対不可能と言われていた完全無農薬・無肥料                              栽培を実現させ、「奇跡のリンゴ」で知られる木                              村秋則さん(59)=青森県弘前市=が4日、酪                             農学園大学(江別市)で講演した。信念に従い、                             自らの歩みを「失敗をたくさんした分、多くの答え                             を得ることができた」と振り返る木村さんに、思い                              を聞いた。(北里優佳)

「前歯がなくて聞き苦しいかもしれんですけど」と                             津軽弁で断りながら、「今でもリンゴの花が咲くと、                            本当にありがたく、特別に美しいと思うよ。農業には、暗いイメ-ジが                 多いけど、感動ある仕事なんだ」と笑顔で語る。結婚を機に農業の                              道に進んだ木村さんは、妻が農薬に過敏な体質で肌がただれたた                              め無農薬栽培を志す。書店で手にした自然農法の提唱者、福岡正                              信さんの本を参考に29歳の時、4つあつたリンゴ畑すべてで農薬の                             使用をやめた。

収穫なく出稼ぎ

リンゴ栽培は、数多くの害虫や病気を防ぐため、農薬が不可欠とされ                                いきた。農薬をやめた木村さんの畑には花が咲かなくなり、収穫はゼ                            ロの年が続いた。生活の糧を得るため、冬場は出稼ぎで道内の造材                            現場などを転々とした。しかし先行きは見えず、「申し訳ない」という気                            持ちでいっぱいになり、自殺しょうと地元の岩木山に入山。ロ-プをつ                            るすのに手ごろな枝を捜していたところ、生き生きと茂る木々の存在                             に気づいた。「化学肥料も農薬も散布されないのにどうしたことかと思                            いましたよ」。地面にさわってみると土がほこほこしていた。土の重要                             さに気づかされた。多様な雑草が茂る自然の生態系を畑に再現するこ                            とで、挑戦から8年目に二つの実を付けることができた。「新しいことは                            何もやっていないんです。ただ、畑に自然の仕組みを取り込んだた゜                             け」。ワサビや泥などを木にまいては失敗した日々を「すべて知ってい                             たつもりだったけど、足元の土を見ていなかった」と振り返る。

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録 奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2008-07

木村さんの人生や取り組みにつては、石川拓治著が詳しい

害虫の最低限の防除のため希釈した醸造酢を振りかける以外、こ                              の30年間、農薬、肥料は使っていない。だが、土は柔らかくなり、                               土中の温度も一定で、害虫もあまり目にしなくなつた。「土が冷たい                             と植物も嫌がるのではないか」というが、理由は分からない。「『酢                              に効果がある』のではなく、本来の力を取り戻し『酢でも効果ある』木                             になつたのでは」とみている。

自然栽培を広め

自殺を考え、一度失った命と思い、16年前からは道内をはじめ国内                             外で、リンゴだけでなく米や野菜などの自然栽培を広めている。実は、                            リンゴ以前に米と野菜づくりでは自然栽培で実績を挙げていた。「道                             産米は東京でも人気。大地を生かしてこそ北海道」と強調する。おか                             ゆをすする極貧生活を送り、「変人」とやゆされながら得た独特の技                             術。しかし、独り占めするつもりは全然ない。「食べ物の技術はみん                             なで共有しなきゃ。無農薬栽培というと高いイメ-ジあるけど、技術が                            広がれば、一般の価格で手に入るようになる」と話した。

同大などが主催した講演会には募集定員の倍の約550人が詰めか                            けた。開場の講義室に入りきれない人向けに講堂入り口のロビ-に                             は中継用の大型画面を設置。講演では最後に、「『農家は世の中で                             一番楽しい仕事』と思える社会をつくって行きましょう」と力を込めて呼                             び掛けた。

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生きるしくみ「眼精疲労」

2009-03-13 15:26:48 | 健康・病気

目の負担 全身に影響=當瀬規嗣解説

人はさまざまなことで体に疲労を感じます。でも感覚は疲労しにくい                              ものです。においを感じたりや音を聞いたり、暑さ、寒さを感じたりし                               て体に疲労を感じることはほとんどありません。ところが、目では「疲                             れ目」とか「目のかすみ」とか、疲労を感じることがよくあります。目そ                            れ自体の疲れだけでなく、目を使いすぎると全身に倦怠感や疲労感                             を感じます。昔、私が診療現場にいたとき、野球部所属の男性中学                              生が体の不調を訴えて受診しに来ました。ひどい頭痛とふらつき、そ                             して吐き気でした。原因は目の使いすぎでした。彼は夜遅くまで、暗                             い中で守備練習を毎日繰り返していたのですが、それが目の負担に                             なったのです。そこで「明るいときにだけ練習するように」とアドバイス                              すると、すぐに症状はなくなりました。こうした目の疲れによって症状                              が全身に出るような重いものを「眼精疲労」といいます。目の使いすぎ                            が全身の症状に表れやすい理由の一つとして、目を働かせるために                             は脳や神経が盛んに活動することが挙げられます。脳波検査でみる                            と、目を開くだけで、それまでゆったりとしていた脳波の波が、細かく                             速く振れるようになります。脳の働きが盛んになつた証拠です。また、                            目のピントを合わせて、物を細かく見るためには自律神経が働きます。                            目を使いすぎて負担がかかると、頭痛、吐き気、ふらつきなどの自律                             神経に関連した症状が出るのです。近視や老眼で見えにくい方は、                             脳や体にも負担がかかっています。我慢しないで医師に相談してくだ                            さい。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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「写真甲子園」優秀賞を受賞

2009-03-13 11:45:06 | ほっかいどう関連情報

ふるさとイベント

100_1131地域力を生み出す全国各地のイベントをたたえ                              る「第十三回ふるさとイベント大賞」(財団法人                              地域活性化センタ-主催、北海道新聞社など                              後援)で、大賞に次ぐ優秀賞に上川館内東川町                             を中心に開催される全国高等学校写真選手権                               大会「写真甲子園」が選ばれ、11日に東京都                              内で表彰された。大会は全国の高校生が写真                              の腕を競う。昨夏の第15回大会には過去最多                              の252校が応募し、本戦に進んだ14校が同町                             などで撮影し、日本一を目指した。受賞理由として写真文化を核と                  した町づくりで、地域イメ-ジや知名度が飛躍的に向上したことなど                             が評価された。表彰式で賞状を受け取った写真甲子園実行委員会                             の松岡市郎会長(東川町長)は「地元の人々や自然との出会いが                              感動につながる素晴らしさがある」とあいさつした。

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