゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

2009年度学士院賞「渡辺貞氏」

2009-03-20 16:18:30 | ほっかいどう関連情報

渡辺貞=理化学研究所次世代ス-パ-コンピュ-タ開発実施本部                             プロジェクトリ-ダ-(64)・空知管内栗山町出身渡辺氏は、矢川元                             基東洋大教授(66)と共同で、超並列計算力学を創出してス-パ-                             コンピュ-タ-の超高速化と開発に功績があった。

100_1135 スパコンを高速化

渡辺貞・理化学研究所プロジェクトリ-ダ-は「新しいス-パ-コンピュ-タ-の開発プロジェクトに取り組んでいる中で、受賞は大きな励みになる」と笑顔を見せた。東京生まれ。3歳の時に空知管内栗山町に移り、中学1年まで過ごした。小学生の時、「これからの日本は技術で生きていくしかない」と語った担任の言葉を今でもはっきりと覚えている。1968年に東大大学院工学系研究科を修了し、「コンピュ-タ-をつくりたい」と日本電気(NEC)に入社。同社のスパコン「SXシリ-ズ」や世界最速を誇った「地球シュミレ-タ」などの開発を引っ張った。2006年からは理化学研究所に移り、12年度末完成を目指す「次世代ス-パ-コンピュ-タ」計画を指揮する。「若手研究者の育成にも力を入れていきたい」と話す。

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2009年度学士院賞「武田和義氏」

2009-03-20 15:07:45 | ほっかいどう関連情報

武田和義=岡山大資源生物科学研究所教授(65)・                                      空知管内北村(現岩見沢市)出身                                                 武田氏は、大麦を中心にイネ科作物の多数の品種系統を収集して                              有用遺伝子を発見し、これを用いた品種改良に貢献した。

100_1134 イネ科作物を改良

「40年にわたって取り組んできた植物育種学に光が当ったことと、実践的貢献が評価されて感無量」。武田和義・岡山大資源生物科学研究所教授は受賞を喜んだ。北大2年の時に、稲作農家だつた父親が急逝し、農学部へ進むことを決めた。「開拓農家の次男に生まれ、農業の厳しい現実も知っていた。だからこそ、役に立ちたいと頑張ってこられた」と話す。大麦を中心にイネ科作物の品種や系統を収集し、優れた性質を持つ遺伝子を特定して品種改良に挑んできた。中国との共同研究では耐塩性の高い小麦品種の育成に成功し、中国科学院石家庄農業現代化研究所から名譽教授の称号も授与された。「かっての日中戦争の戦場で小麦が実り、評価を得たことが最高にうれしかった」と思い出す。三月末で退官を迎える。

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