活性酸素の少なさ関係
がん細胞のうち幹細胞の性質を持った「がん幹細胞」は、放射線を当てても生き残り悪性度が増すこともあり、これには細胞内に活性酸素が少ないことが関係しているとの研究成果を、米スタンフォ-ド大などのチ-ムが発表した。人やマウスの細胞を使った実験で、がん幹細胞では、正常な細胞より活性酸素の量が少なく、放射線照射によるDNAの損傷が軽かった。活性酸素を除去する酵素を合成する遺伝子が活発に働いていることも判明した。この酵素の合成を防ぐ薬品を与えると、放射線照射で生き残る細胞の量が劇的に減少。チ-ムは、「治療法の開発に役立てられる」としている。
※活性酸素を除去する酵素を合成する遺伝子が活発に働いているため、放射線照射をしてもDNAの損傷が軽くて、生き残っている。
※免疫を司る白血球の中で、顆粒球が初期の体内防波堤で、細菌や不純物又血流障害(コリ・筋肉痛・冷え痛等々)、抗体を作る前の体内を正常化する浄化作用に拘わっている細胞で、最短で(3日位)消滅するその際に活性酸素を排出すると言われています。と言うことは免疫力の絶対量が不足していると放射線療法も効果が薄いということなのだろうか???