゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

老化やがん誘発抑制

2009-03-26 17:45:26 | 健康・病気

札幌医大グル-プ タンパク質「XBP1」働き解明

札幌医大第一内科の安達正晃准教授(血液学)らの研究グル-プは、XBP1と呼ばれるタンパク質が、老化やがんの原因となる酸化ストレスの働きを抑えることを突き止めた。研究は近く発行される米生命科学雑誌「セル・デス・アンド・ディファレンシエ-ション」で発表する。XBP1は、異常タンパク質が細胞内に蓄積し、細胞に負荷がかかった状態(小胞体ストレス)になると、ストレスから体を守るために働く物質。酸化ストレスは、活性酸素によって細胞が障害を受けている状態を指しが、これまで2つのストレスの関係は解明されていなかった。研究グル-プは小胞体ストレスになった細胞から、XBP1を除去すると、酸化ストレスを取り除くカタラ-ゼと呼ばれる酵素も減ることを発見。XBP1があことで、酸化ストレスも抑制できることがわかった。XBP1がなくなると、両方のストレスを排除できないうえ、ストレス同士が連動し、糖尿病やアルツハイマ-病などの病気を引き起こす可能性があるという。安達准教授は「XBP1は未解明の部分が多く、直ちに治療に結びつくわけではない。わけではない。 今回の発見でさまざまな病気の発生メカニズムか゛わかるかもしれない」と話している。

コメント

生きるしくみ「鼻がムズムズ」

2009-03-26 16:25:41 | 健康・病気

空中のほこり、花粉除去=當瀬規嗣解説

春がもうそこまで来ています。暖かい日差しをうけてまぶしいさを感じると、とたんに鼻がムズムズして、くしゃみが出る人がいます。これは日光による光くしゃみ反射であると、専門書にも書かれています。詳しいことはまだ解明されていないそうですが、何かしらのどかさを感じる反射ですね。北海道では雪が解けて、地面が顔を出し、ほこりっぽくなるのも一因かもしれません。春は花粉が飛び回る季節でもあります。花粉症で鼻水やくしゃみに悩む人がどんどん増えて、社会問題ともなっています。花粉症に悩む人は本当に深刻で、こちらのくしゃみは「のどか」などとはとても言えないつらさです。いずれにしても、春は鼻がムズムズする季節です。ところで、ほこりや花粉でくしゃみが出るのは、鼻が空気のごみを取り除くフィルタ-の役割をしているからです。鼻の中には鼻甲介という表面を粘膜で覆われたヒダがあり、その隙間を空気が通過するようになっています。こうすることで吸い込まれた空気は、粘膜によって温められ、湿らされ、さらにほこりが粘膜に絡め取られ、除去されています。粘膜についたほこりは、鼻水やくしゃみで冷たく乾燥して、ほこりが入った空気が直接ノドや肺の中に入るのを防いでいます。口を開けて呼吸すると、鼻のフィルタ-が効かないので、ノドを傷め、風邪をひきやすくすると考えられます。息はなるべく口を閉じて、鼻からするように心がけるといいようです。試してみてください。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

コメント