゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ガ-デンらいふ「ワクワク家庭菜園」

2009-03-25 17:24:06 | ガ-デニング

「自産自消」楽しさ浸透

100_1169_6ここ数年、家庭菜園を始める人が増えてきました。背景には食の安全・安心ということもあるでしょうが、何よりも地産地消ならぬ「自産自消」のおいしさと楽しさが、静かに浸透しているからだと感じます。ガ-デニングの世界でも、寄せ植えに野菜を使ったり、ポタジェというフランス風のおしゃれな菜園が注目を集めたりするなど、「見ても楽しい」野菜づくりが始まっています。今年はこの傾向がいっそう強くなるように思います。さて、家庭菜園での一番人気といえばトマト。それも最近はミニやミディ(中玉)の品種が多く出回っています。プランタ-栽培もできるので、ベランダ菜園派にも重宝します。トマト好きたちは「今年はどの品種をつくろうか」と、今あれこれ頭を悩ませているかもしれません。トマトに限りませんが、野菜づくりで注意したいのが、苗を植える時期です。気がはやるのか、まだ地温が低いのに植えてしまい、失敗したということをよく耳にします。また、肥料のやりすぎも、かえって生育のバランスを崩します。育てる楽しさも味わいながら、自産自消を満喫する。花新聞では今後、そうした情報を随時掲載していく予定です。(花新聞ほっかいどう)

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においと味の不思議⑫「ヒトフェロモンの作用」

2009-03-25 15:26:33 | うんちく・小ネタ

月経周期 共同生活で同じに

ヒト以外の動物では、フェロモンが個体間の情報のやりとりに重要な役割を演じている。メスのカイコガ(成虫)が放出するボンビコ-ルは、オスのカイコガに婚姻ダンスを踊らせる。わずか一分子のボンビコ-ルがカイコガの受容器を興奮させると言われている。とかくヒトのフェロモンというと科学ではないと受け取られがちだが、われわれの分野で研究に従事するもののすべてが認めるヒトフェロモンの作用がある。現在、シカゴ大学で教えるマクリントック教授は学生の時、女子寮で生活していた。しばらくして仲のいい友達となぜか月経周期が近いことに気づいた。疑問に思った彼女は寄宿舎のデ-タを集めて統計的な解析を行い、共同生活を営む場では女性の月経周期が同じになってくるとの調査結果を英科学誌ネイチャ-に発表した。寄宿舎で見つかったことから寄宿舎効果(ドミトリ-効果)と呼ばれる。学生がネイチャ-誌にその成果を認められて発表を許されることは、当時も今も異例のことである。このフェロモンに関する話を講義や講演ですると、何人もの女性から直接、あるいわリポ-トなどで自分も同様な体験があると告げられる。マクリントック教授は、その後この研究さらに進め、女性の脇から月経周期を早める物質と遅くする物質が分泌されることをネイチャ-誌で報告している。これらの物質が協調して月経周期の同期を引き起こしていると考えられている。現在までのところ、これらの物質の同定には至っていない。(柏柳 誠=旭川医大医学教授)

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