Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日は冷たい雨の降る天気でしたね~

2013-11-19 19:08:16 | Lotus Seven S2
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今は月が出ていますが、今日は一日冷たい雨が降っていた山陰でした。
昨夜は雷も鳴っていましてこんな雷を山陰では「雪おこし」と言いますね。
こんな雷が鳴りますと直後に雪が降る事が有りまして雪を降らせる雷という事なんでしょう。
実に山陰らしい天気であります。

昨夜は友人宅で一足お先に忘年会をしました、3人だったのですがこのメンバーは普段は同じ安来に住みながら芸術の携わる仕事をしています。同じ待ちに住んでいてもなかなか会うチャンスが無いのですが、年の暮れには必ず3人集まって忘年会をしています。
私の密やかな楽しみの一つですね、これが終わるといよいよ今年も終わりに近くなっている事を実感します。
ウ~ン昔はこんな事を感じなかったのに・・・歳をとったのでしょう・・・。

さて今日は19日です、公約通りなら本日セブンが完成するはずですが・・・ちょっと時間が足らないでしょう。
でも最大限努力します。

昨日塗った小さな棒状の部品を覚えていらっしゃいますか?
あれを取り付けます。
あの部品実はフロントフェンダーを支えるステーである事は書きましたが、ステーなら1本になっていないと不自然なのですがフェンダーとボディのつなぎ目が少し複雑な形状をしていますのでステーを分割しておいた方が都合が良いのです。
実際にはこのステーで支えている訳では有りませんので見た目を優先致しましょう。

フェンダーを支えるステーを取り付けますとセブンの特徴的なマフラーを取り付ける事が出来ますね、実際の所マフラーの取り付けはこのステー待ちだったのです・・・。逆の順番では取り付けられないのです。

マフラーを取り付けたら今度はキャブレターを取り付けます。
マフラーを取り付けるまでにタコ足は付けていましたがマフラーによってはタコ足の微調整が必要だったのでキャブもマフラー待ち・・・でした。
色々な部品がお互いに干渉しますので組み立ての順番はよく考えなければなりません、タメオのキットなら大部分の組み立て順はインストに記載が有りますので楽なんですが、ここまで加工していますと順番は全て頭の中にしか有りません。

キャブレターにはファンネルを付けておきます。
今回はボンネットと干渉しない様にファンネルは短くしてあります。
またキャブとヘッドの間のインテークマニホールドも短くして1mm程ですね。

今度はエンジンルームのバッテリーを組み立てますよ。
電解液を注入するキャップは0.5mmの真鍮線を削って作ります。
電極のターミナルは内径0.2mmの真鍮パイプと0.6mmの洋白線をハンダ付けしてコードを通して完成です。
電極にコードを巻付けるだけよりも数段良い感じになります・・・手数はかかりますけど(笑)

バッテリーも取り付けましたセルモーターからの赤いコードはバッテリーの+端子に接続しておきまして続きをコクピット内に入れておきます、実車ならヒューズボックスに行く事になりますね。

作っていた配線は一応収まるべき部分に収まりました

次はウォッシャータンクですね。
これは半透明な容器が使われているかビニール製の袋になっている車も有りますが今回は半透明な容器を作ります。
旋盤やリューターで削って作ります。
ピンは取り付け用に植えておいた物です。

次の部品はこれです・・・見えますか?
この部品はキャブレターの燃料ホースをつなぐジョイントです。
実車では真鍮製のバンジョーになっていますが余りにも小さいのでそれらしく見える事を優先に作ります。

燃料ホースが付いたのがわかりますか?
キャブからセンタートンネル方面に配管されている事が多いのでそちら方面に延ばしておきました。
素材は0.3mmのハンダ線です。

先ほど作ったウォッシャータンクを塗装して取り付けております。


やはりもうちょっとかかりそうですね~。
明日は定休日だから金曜日か土曜日には完成しそうですね~。


昨日は親戚の法事でお休みしました

2013-11-18 21:31:32 | Lotus Seven S2
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今日は朝から結構な降水確率で雨が降ったり止んだりを繰り返しております。
一時的には結構な強さで雨が降っていますよ、そして最高気温が10℃と低いので結構寒いですね。
この寒さで中庭の芝生はすっかり枯れてしまいまして冬らしい景色ですね、西洋芝の種を蒔けば年中グリーンの芝生が楽しめますが当中庭では四季のうつろいを楽しみたいので敢えて枯れた芝生にしています。

昨日は親戚の法事をと言う事でお店も更新もお休みさせて頂きました、本当は更新だけはしようと思ったのですが、少々お酒を飲み過ぎたらしく夜まで指が動きませんでした(笑)
飲み過ぎは良く有りませんが家内の実家に行くとどうしても気が緩むのか飲み過ぎてしまいますね~。
まあこの歳になりますと乱れる様な事は無いですし二日酔いで・・・何て事は無いですが・・・。

さて制作をご紹介致しましょう。
今日は雨が降った事も有り午前中の畑仕事は無しでしたが、打ち合わせのお客様がいらっしゃいましたので午後からの制作がメインになりました。
セブンはダッシュボードが完成していましたので早速ボディに取り付けました、これでコクピットの奥の方が見えなくなりましたので実車の姿に近くなった様に思います。
ステアリングボスの部分もついでに接着シフトレバーや根元のゴム製のブーツも取り付ければ一層かっこいい!

組み立てる部分があちこちに飛んでしまいますが作り足した後ろ側のバルクヘッドですが上側のボンネットが乗る部分にはゴム製のクッションが付けてある物が多い様ですね。
この仕様が純正なのかどうかわかりませんがここは金属同士が当たりますのでクッションは必須でしょう。
ついでにノーズの部分にも貼付けておきました。
そしてステアリングシャフトをこの時点で取り付けておきます。
このステアリングシャフトの色なんですが・・・これが色々(シャレか??)有ってよくわからない。
メッキの物ブラックに塗っているもの、そしてシャーシと同じくグレーの物・・・どれが純正なの?
今回は洋白線なので一応メッキ仕様という事で・・・

どうもエンジンルームのプラグコードがブラブラして気になります。
仕方が無いのでルーカスのコイル(特にスポーツコイルでは無く普通のやつ)を接着してプラグコードを配線しました。
新しいバルクヘッドに付いているのはウォッシャーのポンプですねその左側にウォッシャーのタンクも付けなければなりませんがまだ作っていないのでこれからです(笑)

ダッシュボードの接着剤も硬化した様なのでステアリングホイールを接着しました。
ステアリングの感じは細目の大きめ・・・何の事かよくわからないかもしれませんがケーターハムなどは握りが太く直径が小さめの物を付けていますがロータスセブンでは意外にもステアリングの握りは細め、直径は大きめの物なのでこんな感じで良いのではないかな~。

この部品は?
これはフロントフェンダーの裏側(下側って言うのかな?)に付くフェンダーを支えるステーです。
このステーはセミグロスブラックにしています、あくまでも「フェンダーとは別物です」と主張させたいので・・・
この後は先に塗装をします。

ステアリングの細かな部分を進めます。
ステアリングにはセンターの部分のセンターモチーフが付いていますがこの部分のロータスのエンブレムにはちょっと困らされるのです。
この時代のロータスのエンブレムには2種類有りまして、グリーンとイエローの物とブラックの物なのですが、このキットには使えるデカールが付いていなかったのです。
そうなると、デカールをどこかから探して来なければならないのですがブラックの物はタメオの制作済の予備デカールの在庫が有りますから大丈夫なのですが、グリーンとイエローの物はタメオの49Bをまだ作った事がないので持ち合わせがないのです。
そう思って見ると意外とこのデカールが無いんですね~。
もう一度良く探してみるとずっと前に某ショップご依頼でプロバンスのロータス62を作った時にLSJ(ルックスマートジャパン)のロータスヨーロッパ用のデカールを1枚譲って頂いた事がりまして・・・探したら有りました!
良かったです、無かったら49Bの予備デカールを手配しないとダメでしたね。
エンブレムをセンターモチーフの位置に貼りました。

デカールが乾燥したらセンターモチーフのまわりのリングを接着します。
このリングはデカールの前に貼付けてしまいそうですが先にこれを付けてしまうとその中央にデカールを貼るのはなかなか至難の業になります。順番を間違えるととんでもなく面倒な事になります。

ブレーキのマスターシリンダーを組み立てます。
ステーを目玉クリップで固定しておいてマスターシリンダーを接着し削り出しのキャップも接着します。
作動用のロッドも最後に接着するとマスターシリンダー1式の完成ですかなり小さいけど手をかけた物はそれだけ良くなります。

マスターシリンダーを取り付けました。
ただ接着するだけですが雰囲気は全く違います・・・かっこいいでしょ?(笑)

どんどん進みます・・・

2013-11-15 17:16:17 | Lotus Seven S2
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もう今日は15日です、セブンは締め切りの20日には間に合いそうにないですね。
まだ作らなければならない物も多々有ります・・・からここは焦らずに仕上げてゆきたいですね。

昨日の職業人講話は画像は有りませんが無事に終了しました。
50分1時限で10分休憩の休憩の後同じ話をもう1時限しましたが、いつもしない体験なので少々疲れ気味・・・
母校の高校生はなかなか熱心に聞いてくれましたよ。

温泉ツアーから昨日の職業人講話、今日は余り(本当は少し有りましたが後日書きましょう)何も無かったのですが明日は家族の喜寿のお祝いで夕方からお出かけです。
明後日はお店を臨時休業しまして家内の実家の法事です。
18日は同級生3人(全て作家や画家です)のちょっと早い忘年会、19日は何も無かったはずだけど・・・
20日は安来アサヒほろにが会の定例会と隙間の無いスケジュールです。
3日も遊びに出るとなかなか予定が山積みでして・・・家内に言わせると全部「遊び」と一括りにされそうです(笑)
まあその通りかもしれないので、敢えて反論せず・・・(爆笑)

さて制作です。
この所の集中制作で随分完成形が見えて来ています、また完成間際ですのでどんどん形状が変わってゆきますので楽しみにご覧頂ければと思います。
本日最初の仕事はフロントタイヤの取り付けです。
この作業自体は何ともない作業ですがフォーミュラーカーの様にサスペンションやタイヤが全て見えてしまいますのでタイヤの向きには気をつけなければなりません。

タイヤの取り付けが完了しますとフロントフェンダーも取り付けます。
これも高さの調整が難しいですね、先日書いた様にフェンダーはボディに付きますのでタイヤのクリアランスがあまり無いと走行中にタイヤと干渉してしまうでしょうから不自然に見えてしまいます。
余りクリアランスが有り過ぎても間が抜けてしまいます、難しいですね。
まずピンの穴が小さめで取り付けがきつい左側から取り付けて様子を見ます、こちら側は丁度良い高さなのでそのまま固定します。
そして左側に合わせて右側を接着しますが少し低い様なのでスケールで計りながらテープで固定して接着剤の硬化を待ちます・・・。

しばし待っていると接着剤も硬化しました、テーピングを外して・・・
ついでに塗装済のスペアタイヤの固定ベルトも接着しました。
ホイールの穴にきちんと嵌っていますのでいかにもそれで固定しているかの様に見えます。

メーターリングを削ってみました。
今回もメーターリングは普通の金属線を丸めた物では無く旋盤で削った物を作っていましたが、ピン~!と飛んでいって異次元空間に吸い込まれてしまったのは少し前に書きましたね。
今日はバイトを研ぎ直して心機一転削ってみました。
切れの良くなったバイトではピン~!と飛ぶ事もなくあっさりと出来てしまいました。
画像はまだ並べてみただけですが大きさ等は良さそうですね・・・

セブンのウインカーのスイッチはこんな感じですね。
今時のケーターハムスーパーセブンでは普通の3極のトグルスイッチが横向きに付けてあったり致しますがロータスセブンの物はクラシックカーでよく見られる丸くてプラスチックで出来たものが付いています。
ここも時代を表す為にこの古いタイプのスイッチを作ってみましょう。
リューターで1.5mmの真鍮線を回しながら丸くなる様に削ってゆきます。
まん中に糸鋸で溝を切りまして真鍮帯金をハンダ付けしてヤスリで整えます。

切り出しは旋盤で回しながら切ってゆきます、中央に残ったピン状の部分は固定用に残しておきますと便利ですね。

他のスイッチなどと共に並べてみました。
スイッチが余りにも小さくて指で持ち上げる度に動きますのでクリアボンドで仮止め(接着面が光っているのは仮止め用の接着剤がはみ出しているからです)しています、一度に接着せずに必ず仮止めをして調子を見てからになりますね。
この後エナメルシンナーで仮止め接着剤を拭き取ってから塗装をして組み立てます。

トグルスイッチはツマミの部分が黒いプラスチック製で古いタイプを、またウインカーの丸いスイッチも黒い樹脂なのでセミグロスブラックで塗装してから接着です。


今日から心機一転です(笑)

2013-11-14 12:32:48 | Lotus Seven S2
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この数日ブログをお休みしました、楽しみにご訪問くださる方にとっては少々寂しかった?かもしれませんね。
人間ずっと同じ事をやっていると少しずつ自分の立ち位置が見えなくなってくる様な気がしていまして今回は少しまとまってお休みを頂き出かけて来ました。
今回と同じメンバーでの模型友温泉ツアーは今回2回目でして、前回は2年前に震災後に松島で決めていたお伊勢参りのお誘いを頂いたのが半年位前だったでしょうか?
今回もいつものメンバーで・・・(Lさん写真拝借しました)念のため目を隠しています・・・

2泊3日のなか日には4人で遷宮だった伊勢神宮にお参りしました。
4人というのは実に丁度良い人数でして共通する趣味も有り大変盛り上がりました。
実際に会って聞いてみたい事も多々有りまして2年分?しゃべりました。
また、手配頂いたホテルが温泉だった事も有り時間は短い物の何度も入浴して・・・楽しめました。
世話をしてくれる仲居さんが少々年上で私から見ても母親の様な年でして食事の準備をして下さったり布団を敷いて下さる度に親不孝をしている様に感じたのは私だけ??
そう言えばSさんも朝食のお替わりを自分でもらいに行っていたのはそんな気がしたのか・・・それとも自宅でもそうなのか・・・!?(笑)
そんな色々を見ながら考えながら時間が経つのは早いものです、3日間すぐに経ってしまったですね。
浦島太郎はこんな感じだったのかな・・・

そして帰りには奈良に寄って車検に出していたアバルトを引き取って自走で帰りましたが、雨が降るのでレース用のSタイヤを履いたまんまレーシングカーのサスペンションを持つアバルトを高速で走らすのは危険この上無いですね。
轍で半車線位横っ飛びをするしそこに橋梁の鉄板が有るとまた滑り・・・ホイールベースが短い事もありかなり怖い思いをしましたよ。
トンネルを出ると雨は降っていなくてもいきなりウエットな路面が待っています・・・走行車線なら良いけど追い越し車線を走っていると後からも結構な勢いのメルセデスが来たり・・・こっちはライトウェイトなのですぐにハイドロプレーニングが起きちゃいます(笑)まだFFなのでマシかもしれないけど・・・まあ何とか無事に帰宅しました。

さて話は変わりますが・・・
出発前の9日だったかな前日のアクセスを確認すると記録更新で950番よりも少し上がっていました、最高順位だったかな?余り順位は気にしていないのですぐ忘れてしまいます・・・。これ以上は絶対無いと思います(笑)

制作はどこまで進んでいましたかね~3日間・・・いや4日間か!?も触っていないとどこまで作ったのか忘れてしまいます。
思い出すのにも時間がかかります・・・歳か?
そうそう、クラッチのマスターシリンダーを作っていましたね。
クラッチのマスターシリンダーを作ったのでその配管がつながる物を作っておかないと配線をつなげられないのでレリーズシリンダーを作ったんだ。
では今日はそのマスターシリンダーに付いているリターン用のスプリングを作ります。
素材はコードをほぐした中にあるメッキ銅線を使います。
本当は0.2mmのキリの根元側に巻きたいのですが丁度持ち合わせが無かったので0.3mmのキリを使っています。
線径は計り忘れましたが私が知っている物では一番細い物で確かモデラーズの2種類あるプラグコードの内単線じゃなくてより線の方を使用しています。

マスターシリンダーに取り付けるとこんな感じです、長さ4mm程の部品ですが5つの部品で構成されます。
帯金を長く残しているのは持ち手が欲しかったからですね。
小さな部品を作るのに一番肝心なのはその部品を固定する方法を考える事かな。

作ったその部品を取り付けてみます・・・それでもまだ大きいのですが、これ以上大きいと作っても見えなくなってしまいます(笑)
これでクラッチのオイルの配線をつなぐ所が出来ました。


次はどこを・・・作ろうか・・・
Rタイヤを取り付けてみました。
もうフェンダーが付いていますのでそう難しい事じゃないですが・・・でもタイヤが付くと車らしくなりますね。

Rタイヤを取り付けてしまうと・・・スペアタイヤも取り付けたくなるのは自然じゃないですか(笑)
いやいや、スペアタイヤを付ける前にスペアタイヤの固定用の革ベルトを作っておかないといけませんね。
と言う事で真鍮帯金で作ってみました、ここはいかにも皮で出来ている様に緩やかに柔らかく曲げて・・・
張っているべき部分は張っていて・・・とにかくメリハリが必要な所です。

まだ塗そうが終わっていませんがホイールの穴に通して縛ってある様に・・・この為に穴の空いたホイールを真鍮から作り直した訳です。
この1本の為に他の4本もね・・・回り道だったかな(笑)

リアの組み立てはこの後ベルトの塗装をして組み立てるだけですからそろそろフロント側の組み立てにかかります。
ダンパーを取り付けて、こちらもブラックが良いかと思ったのですが金属色の方がメカニカルに見えるので金属色にしました。
フロントブレーキは確かダンロップ製の2ポッドの物だった様な気がしますが・・・実車の画像は有りますが純正なのか付け替えなのかわからない・・・。
ホイールの穴からは全然見えないです、キャリパーはブラックで・・・今時の赤や黄色の物は当時無かったのです・・・やはり雰囲気は大切ですから・・・。

次はブレーキの配管です。
フロントのブレーキは金具をボディのアルミ板に貫通させて取り付けられています。
模型ではサスペンションの取り付く隙間などから入れている物も有りますがロータスセブンは金具を介してアルミ板貫通と覚えておきましょう(笑)
今回はブレーキホースに0.3mmハンダ線、ボディ貫通の金具に鉄道模型用の六角ユニオンを削ったものを使っています。

セミグロスブラックで塗装をすれば強化ゴム製のブレーキホースが完成します。
ロータス純正は今のレース用の様にステンレスメッシュではないので塗裝が必要なんです。



今日は午後から母校の安来高校の「こんな仕事をしています」の講演の講師の一人として出かけますので更新時間が早い時間になってしまいました。
講演がどうなったかは明日のブログにて・・・(笑)


今日は予報どおり天気が良くなかったですね

2013-11-10 21:22:43 | Lotus Seven S2
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秋の天気はめまぐるしく変わりやすいものです。
今日は親戚の結婚式に出席して来ました。
50を過ぎたおじさんにとっては最近の結婚式は自分が結婚したときとまた違いますね。
まあ時代の流れという奴でしょうから仕方が無いですが変わって欲しくないのは、今日新たな出発をしたお二人が末永く幸せでいて欲しいですね。
当家の子供はまだ誰もその気配がないのが少々心配なのですが・・・まあいつかは・・・でしょうね。

さて今日もセブンを進めてゆきましょうかね~。
まあこれは希望ですが、集中的に作って20日までには某ショップに納品したいのです。
間に合えば良いけどね~遊びにもいかなければいけないですし~(笑)

さて今日の仕事は、昨日塗っていた訳のわからない物からですね。
FBの石川さん大正解!
昨日赤い塗料を塗っていたのは0.1mmの鉛線でしてウレタンの赤に軟化剤入りの硬化剤を使って塗っておきました。
勘の良い方、又は記憶の良い方は既におわかりかもしれませんが、シートと幌カバーのパイピングを行ないました。
パイピングと言ってもエンジンに有る様な物では無くシートや幌カバーの縫い目の部分にコード状の物を縫い込んでいる物でここを生地と違う色にしてアクセントにするものです。
セブンの場合シート生地がブラックの場合ホワイトやイエロー/レッドなどのパイピングをされている事が多い様ですので今回はレッドで行なってみた訳です。
幌カバーはこんな感じですね。

続いて同じ色でシートバックに施してみました。
シートバックは外周の前側だけとセンタートンネルの部分に施される事が多い様ですね。

シートの下側のクッションにも行なっています、参考資料は二玄社のロータスセブンに出てくる物をイメージしています。
シートの塗装はセミグロスブラックですがセブンの場合安価なスポーツカーですしいつ雨に降られるかわからないオープンカーですのでシート地はビニールレザーですから少し艶多めのセミグロスにしています。
革製ならもう少し艶を落としてフラットに近い感じにしますがここはチープ(失礼!)に見せたいのです。

リアフェンダーを接着しました。
フェンダーを付けると急に車らしく見えてしまう・・・(笑)

リアの両フェンダーを取り付けたら随分それらしく見えるじゃないですか~!

そうなると外観を整えたくなってしまいましてグリルを付けてみました。
グリルを付けるとノーズコーンの中はほとんど見えませんね。
照明の具合も有りますが光り過ぎ?でしょうか・・・。

やっとタイヤが完成致しました。
出来たばかりのタイヤは少々艶がありまして揃える為にフラットクリアーを塗っています。
ゴムならこんな事は出来ませんが柔らかい樹脂製のタイヤなのでラッカーを塗る事も出来ます。
しかし調子に乗って余り塗り過ぎると後で割れますからここはサラッと塗るのが良いですね、あくまでも光り方の調子を整えるだけです。

クラッチのレリーズシリンダーを作ります下のぼやけている写真がその部品です。
シリンダーとレバーとスプリングで構成されていますね。
作った部品はレバーの部分で一番先の部分は細くなっていましてスプリングがかかる様になっています。

パイプがハンダ付けされていますがこれはマスターシリンダーから来たオイルのパイプを差し込む部分、0.4mmのピンはシリンダーを貫通してスプリングを引っ掛ける部分になります。
これだけ見てもイメージが湧かないかな~!?

これでいかが?
イメージ湧きましたか??
かなり小さく作ったのですがこれでもまだ大きいんです、でもこれ以上小さく作る事は難しいですね~これ以上小さく作ると部品の形状が見えなくなってしまいますから作る意味が無い訳です。