Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ウインドパーツの作り直しです

2014-04-17 18:26:49 | Ferrari275GTB
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今日は初夏の様な陽気でしたね。
暖かいというよりは暑い!と感じました、中庭の芝生もカラカラで水を欲しがっていましたので朝から移動式のスプリンクラーで撒水しています。
何が良いかってずっと付いてなくても撒水出来るのが良いですね・・・ついつい忘れてしまう事も有りますが・・・(笑)

中庭を歩いていますと野鳥を見る事が多いですね、鳥インフルは気になりますがまあこれも自然の事なので仕方ないでしょう。
渡り鳥からは逃げる事が出来ませんからね~今日はこんなお客さんが来ていました、彼は(彼女?)歩くのがとても速くあっという間に写真を撮れない程離れてゆきました。

先日作ったフロントフェンダーのウインカーを塗装しています、オレンジでは少し感じが違う様なのでアンバーを目指して少し調色しています。
本当に微妙な物なんですが・・・

ウインドの原型を少し直しました、上側の両側の角が少し寸法が足らない事下側を長めにしておいてボディの部分に接着代を稼いでおこうと考えています。その為にはこの下の部分を少し長めに延ばしておきたいのです。
ポリパテを盛って削っています。

サフを塗って表面の平滑を確認します。
埃が少し噛んでしまいましたので1000番のペーパーで落としてから塗り直しました。
こんな時にもウレタンサフは膜厚が厚めに塗れる事またそんな塗り方をしても硬化が速い事で作業性は非常に良いですね。

ウレタンサフが硬化するまでにワイパーを作っておきましょう。
キットではワイパーもメタル製でしたので余りにも存在感が有り過ぎますから最初から使う気は無かったですね。
洋白線を潰した物を切って曲げています。

ハンダ付けをして組立てますがここには最小限のハンダで接続しなければなりません。
流しし過ぎるとせっかくのディティールが潰れてしまいます。

ブレードの部分は完成しましたので続いてアームを作ります。
アームの取り付け部分は少し太めで先に行く程細くなっています削って仕上げています。

ボディに合わせて見るとこんな感じです・・・真上から見ていますので1本の線にしか見えないのですが・・・。

横から見るとちゃんとワイパーしています(笑)

さて修正したウインドの原型のサフが硬化しましたのでこれでやっとバキューム出来ますね。
いつもなら電熱器を使って過熱するのですが・・・今回はリトルホイールの北澤さんが以前ご紹介されていたホットプレートを使ってみます。
北澤さんは最近お忙しいのかブログの更新がされていないのは残念ですが、FBの方には更新されているかもしれないのでブログからFBに軸足が変わっていきているのかもしれませんね。
さて電熱器ですが、これはホットプレートが正解かもしれませんね。
電熱器ではどうしても過熱し過ぎになる傾向が有りますがホットプレートはサーモスタットが付いていますので180度くらいに設定してしまえば放っておいても高温になる事は有りません。
また素材によっても必要な温度が異なりますので調整が出来るのも良いですね。
ホットプレートの上に箸を2本乗せておいて塩ビ板が直接ホットプレートに当たらない様にする事が必要ですね。

こんな感じで桃象に掃除機を連結して引きながらバキュームします。
素材は今までの塩ビ板とPET板を使いましたが後者の方が透明度が良い様に思いますが、結論を出すのはボディに削りあわせてからの方が良いかもしれませんね。
加工のしやすさも評価の基準の一つですからね。

ちなみにホットプレートと塩ビ板が当たるとこんな感じで溶けてしまいます。
幸いにしてテフロン加工がしてありますから簡単にはげますけど・・・(笑)

削りあわせは明日の作業になりますね、失敗しても良い様に(笑)沢山作っておきました。

夕方になって郵便箱を見るとメッキの部品が戻っていました。
リアバンパーの部分から下は銅線が切れた様ですね・・・。

やっぱり本物のクロームメッキは良いですね。
マフラーエンドなどがアルミの磨き出しとは全く質感が違うんですよ~!


カメラの電池が・・・切れてしまいました!

2014-04-15 21:00:48 | Ferrari275GTB
今日も晴天で大変過ごしやすい気候だったのですが・・・ちょっとガッカリな事がありまして凹んでいます。
がっかりと言うのは製作に関しての事では有りませんのでご安心を・・・。
まあ気持ちが癒えたらダイアリーの方にでもアップしますので(笑)
ダイアリーを読んでみて下さい。

さて今日は前置きを短く製作に入りましょう。
今日は写真がたったの3枚だけです、製作が進まなかった訳じゃなくて「さあこれから!」と思った所でカメラの電池が無くなってしまいまして写真が撮れなかったのです。
製作が進まなかったのなら最近入手したキットでもアップしておいて・・・と言う事になるのですが、電池が無いのでは座像が撮れないのです。

今日の製作の第一目標はリアバンパーの発送の所まで進みたいのです。
昨日作ったリアバンパーに取り付け用のステーをハンダ付けします、余分なハンダが表まで回らない様に気を付けます。
メッキの部分にハンダが乗っても問題ないとは言いますが滑らかなメッキの表面ですから一応な状態の方が何かと安心です。

ボディの取り付けてバランスを確認したらこれでやっと発送が出来ます。

ア”~そうだバフ掛けをしておかなければいけませんね・・・
発送の前にバフをかけてピカピカに仕上げまして・・・発送の前にメッキ屋さんに電話を入れてお願いをしておきます。
どうやら残りのパーツは本日郵便局に投函されて出発したらしいです木曜日には届くかな・・・まだ残っていたらこのバンパーが仕上がるまで遅らせてもらおうと思ったけど・・・先方は急ぎである事で気を効かせてくれたらしい。
事務のお姉さん(多分声の様子では20代の中盤か??)ありがとうございます。

されウインドウに移りますが・・・どうもバキュームの修正が上手くいかないですね。
研磨してクリアーを塗ってやったらどうも艶が復活しない・・・
もう一度他の方法で作り直してみよう。

まあ初心に帰るという奴ですね・・・
とここで電池切れになってしまいました・・・。
こうなると撮影無しで進めた方が良いのか若干不安ですね。
これで明日は仕事決定ですね・・・(フッ~!)


悲しいお知らせです!(でも笑)

2014-04-13 23:19:01 | Ferrari275GTB
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今日は素晴らしい天気で一日中晴れていました山陰です。
晴れるのは良いのですが中庭の芝生が乾燥していましてスプリンクラーで散水しています。
枯れたら大変ですからね~(笑)
スプリンクラーは簡易式なので一定時間が経過すると移動しに行かなければなりません、まあ勝手に水を撒いてくれるので助かりますよ。
自分で散水すると半日以上かかってしまうでしょうからね~

さて今日は珍しく午前中からアトリエで作業中でしたが、そこに一本の電話がかかってきました。
メッキ屋さんからだったのですが・・・
先週末にいつ出来るのか納期の確認と今回は少し急ぐ旨をお伝えしていたのでその返事かな?と思ったのです。
ところがです!
「275GTBのリアバンパーがメッキ槽の中に落ちてしまった」との事
どうやらハンダ付けをしていた銅線が何かに引っかかって切れてしまったらしい・・・しかも深いから取り出しは不可能らしい。

「もう一度同じ物を作って送ります」とお話しして電話を切りました。
まあ余りメッキ屋さんに文句を言ってもしょうがないでしょ(笑)
落としたくて落とした訳じゃないですし・・・
落として無くなってしまった事よりも土曜日に急ぎますとお伝えしたので休み明けにすぐに仕事にかかってくれたのが何だか嬉しいですよね。
こんな場合は感謝してもとても文句など言えるはずが無いですね(笑)
リアバンパーは時間はかかりますがいくらでも作り直せます。

と言う事で・・・・今日はウインド関係を磨いて取付けようと思っていましたが、予定変更でリアバンパーを再度作ります。
作り方は最初の物と同じです。
まずは2.0mmの真鍮板を切り出します。
形状は元々のキットの物になりますが少し幅を広げておりますので少し広めにケガキを入れております。

おおまかな形状に切り出しました。
切り出し時には外側の形状は余り気にしていません、気にしなければならないのは内側のボディに当たる部分ですね。

外側の形状は一切いじらずに内側をボディに合わせる事に集中します。
今回はボディの形状に沿って下側が絞り込まれていますのでその形状に沿って斜めに削っております。
ボディに傷が付かない様に注意は要りますね。

ここからは外側の形状を変えてゆきます。
大きめのヤスリでガシガシと削っています。
目指す形状は少し繊細でエレガントなラインを持ったバンパーです。
勿論写り込みでシャープな感じにならなければなりませんね。

大体の形状に削る事が出来ました・・・。
サイドに回り込んだ部分がまだ少しゴツいかな~。
もう一皮剥いてシャープで繊細なラインを再現しましょう・・・

外側の形状が決まったら外側の角を斜めに削ります。
角度は決まってないですが丸くRを持たせて斜めに削ります。
この丸みがエレガントでシャープなラインを出してくれるはずです。
画像はまだまだ荒削りです。

大体の形状が出たら320番程度のペーパーで研磨します。
余り真っすぐ削るとバランスが悪くなりますので柔らかいラインを出す様にします。
最終的には600番程度まで仕上げておきますと後のバフがけが楽になりますよ。

バンパーの内側に取り付け用のステーの穴を開けます、位置関係は元のボディの穴を使える様に厳しく位置決めをします。
無くなってしまったバンパーの作り直しはここまでで1日かかってしまいました。
明日はステーをハンダ付けして仕上げて送る事が出来るでしょうか??


作り直したバンパーですが最初に作った物より理想の形状に近くなったと思っている事は秘密です(笑)

今日は制作は少しだけですね

2014-04-13 19:43:59 | Ferrari275GTB
今日はあさCafeがオープンする前からCafeの有る自治会の溝掃除が有りまして2時間程しっかりと汗をかきました。
溝の中のゴミは大部分が山から流れ出た砂なのですが溝の底が凹んだ部分にはヘドロがたい積している部分も有りましてなかなか時間がかかります。
また体勢も良くない中での作業となりますので腰が痛くなりましたよ。
連続して作業をすると汗もかきますし息も上がります(笑)
同世代の方からはさすがに畑をやっておられるので体力が有りますね~とお褒めを(?)頂きましたがまあ苦しいのは誰も一緒です。
打ち上げの時に350mlの缶ビールを頂いたので飲んだら酔いが回ってしまいまして(空きっ腹と脱水気味だったので・・・笑)しばらくアトリエの隅でウトウトと昼寝をしていました~!
さすがにクタクタだったのでどこでも寝れます(暴)
お昼になったので家内が呼びにきて目が覚めました。
今日は手伝いのK子さんは出勤でしたので手伝いは要らない様子・・・(後で間違いと気が付きました・・・)
いつもならお昼ご飯を食べて制作を開始するのですが・・・お昼ご飯を食べようとするとランチのオーダーが・・・
まあ仕方ないからついでに手伝おうか・・・と思って作ると、また次のオーダーが入って・・・を繰り返してしまいましていつになってもご飯が食べられない。
やっと2時頃になってご飯を食べる事が出来ましたが、ご飯が終わると同時にお客様の食べられた食器が帰ってきましてシンクの中が山積みになってゆきます。
2時半までに片付けないとティータイムにパンケーキのオーダーが出たらそれこそ洗っていられないのでどんどん皿洗いをします。
30分で何とか完了しましたが・・・今度はクロネコさんが何か荷物を持ってこられました。
何だろうと受け取るとなんとスイカとメロンの苗でした。
山陰ではこの時期には普通まだ霜が降りますにで植えられないのです。
え~っ!?と言ってももう遅いです、何とかしないと高価な苗が枯れてしまいます、仕方が無いから今度は外に出て疲れた体を引きずる様にしてスイカの苗を植えました。
保温と地温を上げる為に黒マルチシートを貼りまして穴を空けて植え付けます。
そうそうマルチをすると追肥が難しくなってきますので元肥をたっぷりと入れておきます・・・。
そんな事をしていると4時になり5時になり・・・まさに5時から男ですね。

そう5時から制作開始ですね。
リアウインドウから合わせます・・・
ウインドの原型は丁寧に合わせましたので形状は余り問題にはなりませんが表面が少し荒れた部分が有りますので1500番のペーパーで研磨してクリアー仕上げにして研磨しようと思います。

フロントウインドですが275GTBって難しい形状ですね、なかなか合いません。
原型の段階ではまずまず良いと思いますがバキュームにすると誤差が出てきて合わなくなってしまいます、この誤差を削って修正するのですがなかなか難しい、時間がかかりますね。
テープで仮止めするとまずまずの所まで出来ました、途中で何度やり直したか・・・(笑)
予備を含めて数枚作ってあったバキュームも最後の1個で出来ました。
リアウインドにクリアー仕上げをしますのでフロントも自ずと同じ仕上げとなります。

クリアーを塗っています。
ラッカーを使いますのでひけてきて傷が目立つようなら研磨と塗りを繰り返して仕上げてゆきます。
かなり薄く塗っていますので明日には磨けると思いますよ。

フェンダーのダクトの下側にピニンファリーナのエンブレムを接着します。

洋白板を水滴型に削った物を2個作ります、何かって?
フロントのウインカーベースですよ。
これの制作のポイントは左右の形状を同じにする事ですね・・・これはいつもの方法で・・・。

先ほどの水滴型の洋白板にエポキシ樹脂を盛ってやれば取り敢えずOKですね。
後は明日クリアーオレンジを塗れば良いのです。


今日は何ともドタバタで制作が進みませんでしたね明日は平日なのでお客様は多分少ないと思いますから落ち着いて制作を進める事が出来るでしょう・・・か(?)

中型観光バスが・・・!?

2014-04-12 18:32:01 | Ferrari275GTB
今日はK子さんが休みなので私が厨房係です(笑)
なのに急な話で・・・何と!スイス人の方々の観光バスが来ました!
14人なのですが当店としては大変な事態でして・・・私の小さな店にとっては団体さんなんですよ。
14人分のナポリタンを作りました!
ア”~さすがにしんどかった!!
腕がパンパンです。


午後からはやっと制作を開始しました。

最初に少し前に作ったエンブレムにクリアーをコートします。
デカール貼りっぱなしではいつデカールが剥げてしまっても不思議じゃないですからね。

次は昨日作ったサイドウインドを取付けします。
サッシの縁に沿ってサイドウインドを切り取ります。
大きさは結構シビアですのでほんの僅かなアニメセルも邪魔になりますからペーパーを使って削りあわせは必須ですね。
何とかピッタリに収まりました。

サイドウインドのサッシの上側には水切りが有ります、レインドリップとも言いますが雨が降った時にルーフの上側の雨がドアを開いた時に落ちてくるのを防ぐ為の物なのですが、メッキ部品の為に塗装後に取り付ける予定でモールドを削り取ってしまいました。
洋白線を使いモールを作ります。

取り付けるとこんな感じです。
古い国産車はAピラーの部分にもレインドリップが付いているのですがフェラーリ275GTBでは風切り音を防ぐ為かAピラーの部分は短くなっていますね、これはこれで軽快感が増す様な気がしてかっこいいと思いますね。

自宅にはざい屋さんから荷物が届いておりました。
どうも注文時に大きさまで間違えたらしくこんなに大きな物が届いておりました。
この大きさが有れば少々失敗しても一生分作れそうですね(笑)
自家用車に乗せてきましたがドライバーシートの上までの長さになりまして首をすくめて運転してきました。
どうにかアトリエに押し込む事が出来ました、これから収納出来る様に小さく切ってゆきます。

PET板の第一作目をバキュームしました!
感じは良いのですがPET板は過熱し過ぎると白くなる様です、温度管理にはシビアか??
塩ビ版ではこんな事は無かったですね。

この後連続していくつか作りましたが何とか大丈夫そうな物が出来ました。
削りあわせと表面のコーティングは明日の仕事になりそうですね。


今夜は町内会の役員会です、副会長の初仕事の日・・・ですね。
今から行ってきま~す。