Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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サイドウインドウを作ります

2014-04-11 18:56:54 | Ferrari275GTB
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今日も最高に良い天気でした、昨日の雨の予報は結局雨は降らなかったですね。
風はまだ少し涼しいのですが日が当たる所では結構暑い位でしたよ、こんな中倉庫の前で薫製を作りながら畑の面倒を見て・・・その上K子さんが旅行でお休みなので今日と明日は厨房で代理シェフを努めます。
なんて忙しい事よ!
畑での活躍は後でダイアリーの方で更新致しますのでそちらをご覧下さい。
こちらでは取り敢えず薫製の画像を・・・


サイドウインドのサッシは既に作っていましたが、少し形状に気になる部分が有りまして改めて作り直します。
何が気になったかと言いますとサイドウインドの後側の上角の曲げが少し甘かったのです。
と言うのも最初は洋白線を潰した平板を使って曲げたものですからこの部分の曲げが甘くなってしまったのです。
250GTOなら角の部分の内側に切り込みを入れてハンダを流すか銀ロウ付けをする事も可能ですが275GTBはそれほどきついRでもないし・・・
素材を変えて0.5mmの丸線を曲げて作ってみました、下の画像は前側のRですが後側も丁度良いRで曲げる事が出来ました。

曲げたウインドサッシを薄く削ってゆきます。
板ですと曲げる事が難しいので丸線で曲げましたが、今度は薄く削る作業をしないとサッシになりません、曲げたRが狂わない様に力の掛け方を考えて裏表とも削って板状態にします。
結果的には板を曲げたものと同じ物が出来ますが加工の手順を変える事でより理想の形状に近くなります。
エッチングの方が繊細なものが出来るのですが明らかに平面的で味気のないものになってしまうのが惜しいのです。
エッチングを必要とする部分も確かに有りますからその使い分けのバランスは重要になってくるんじゃないかと・・・。

薄く削った物をサイドウインドの所定の位置に置いてみます・・・形状は良いかと!

サイドステップ部分のモールの取り付けを忘れていました。
取付けておきましょう・・・
当然の事ですが取り付け前には再度バフをかけて奇麗にしておきましょう。
そしてモールの角を少し落としておくのも良いかもしれませんね。
このサイドステップの部分ですがブラックの塗装をしてある物として無い物が有ります、どちらがオリジナルなのかわからないのですが当初から両方有った様でショートノーズ/ロングノーズとか2カム/4カムの違いで塗り分けられている訳では無さそうですね・・・。
ここを黒く塗ると車高が高く見えますので個人的には余り好みません、今回は私の独断で塗らずにこのままとしたいですが・・・
Mさん如何でしょう?

サッシは1000番のペーパーを掛けて大きめの傷を消しておいてからバフをかけます。
バフに巻き込まれて変形しない様に・・・私は一つ壊して作り直しをしました(笑)

サイドウインドには透明度がよく歪みが少ないアニメセルを使います。
作ったサッシを接着します。
下側はアニメセルの直線の部分に合わせると切るのがほんの少し楽ですよ~!

三角窓の斜めのサッシとドアの見切りを接着します。
双方とも洋白素材で斜めのサッシは枠よりも少し細くします、寸法は見た目で決めます。
ドアの見切りは0.3mmの丸棒です。
丸棒は光った時に細く見えるからですね・・・。
下の画像ではサッシの外側に接着剤が付いてしまいましたが、外側は汚れても気にしないで大丈夫です。
サッシの内側だけは絶対に汚さない様に気をつけます・・・といっても汚れたら傷が付かない様に奇麗にすれば良いのです。

普通ならこれでサイドウインドは完成なのですが、今度は三角窓を作りましょう。
三角窓は普通斜めになっている前側と下側だけ金属の枠が付いていますので0.3mmの洋白線を曲げてその枠を作って貼付けます。
・・・残念ながら少し汚れてしまいましたね・・・。
こんな場合はエナメルシンナーで拭いてはいけませんよ・・・もちろんラッカーシンナーでもNGです。
これらのシンナーは乾燥が遅いので今まで接着したサッシなどとアニメセルの間に入って接着剤を溶かしてしまうのです・・・つまりバラバラになってしまう訳ですね。
そこでブレーキクリーナーの登場です!
これですと超速乾ですので接着部分まで溶かしてしまう事は有りません、ただ綿棒に付けて手早く拭かないとあっという間に乾燥してしまいます。
結露でアニメセルの反対側が曇ってしまう事も有りますがこれは少し経てば消えてしまいますから問題ないですね。

明日は作ったウインドの取り付けと、F/Rウインドの制作をします。
ウインドは先日作ったんじゃないか?と思われた方正解です!!
ですが、塩ビ板を絞ったのですが何もゴミが噛んでないのにぶつぶつと凹凸が出てしまいまして磨いてクリアーで修正致しましたが作り直しをする事にしました。
以前F-1モデリングの上村さんがPETの板を使ってウインドを作っておられたのを覚えていましたので今度は塩ビをPET板に替えて作ってみます。
素材はネット通販ではざい屋さんから到着した様です。
様ですというのも、発送先を間違えて自宅にしてしまったのでそちらに配達されてしまったらしいのです。
たまたま家人が居たから受け取りが出来ましたが・・・ウインドウがNGだったので焦って注文したから間違えちゃったんでしょう・・・お粗末な事です。(凹)



ヘッドライトカバーの取付け

2014-04-10 14:42:28 | Ferrari275GTB
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この所ずっと天気が良かったのですが今日は午後から雨という予報でした。
昨日の定休日から中庭の芝刈りをしております。
中庭の芝はまだ青くなってどんどん伸びる訳では有りません、むしろ枯葉の状態でして、こんな枯葉なのに芝刈りが必要なのかと思われるかもしれませんが枯葉が伸びた状態ですと下から芽が出難い状態になるらしく上側の枯葉を取り除いてやるのがこの時期の芝刈りの第一目標なのです。
また枯れた芝の中に雑草が生えてきていますので芝を刈りながら雑草も抜いています。


メッキの部品が帰ってくるまでに出来る組立ては残り少なくなってきましたね。
出来るのはウインド関係、ワイパー、フロントのフェラーリのエンブレム、フェンダーダクトのピニンファリーナのエンブレム、ライトカバーと言う所でしょうか・・・。

これ以外にはテールランプですがこれは台座のメッキリングさえ作ってしまえば取り付けが出来ますね。
と言う事でテールランプの材質を変更して洋白の丸棒から削り出しました。
既に真鍮製のリングはメッキに出していますがレンズとの大きさのバランスがよくわからないので洋白での作り直しは間違っていないかもしれませんね。

テールランプのレンズも取付けてみました。
削り出しのレンズはオレンジとレッドの境目がシャープで良いですね。

次はフロント側です。
少し前にウインド関係の部品をバキュームしたのですがライトカバーの部品は意外と奇麗に出来たのですがウインドはどうも巧くいかず作り直しになってしまいました。
とりあえずライトカバーを削りあわせます。
取り付けはクリアボンドをシンナーで薄めたものです。
削りあわせは少し小さめにしておきます理由はメッキの枠がボディと面一になる様にしたいからですね・・・

メッキの枠も取付けます・・・
取り付け前には再度バフがけをして奇麗にしておきます・・・取付けたらバフ掛けなんて出来ませんからこの時点でやっておきますよ。
クリアボンドで接着しますから硬化までマスキングテープを使って仮止めしておきます。
テープはちょっと長いのですがレース時に飛散防止で貼るテープみたいですね・・・。

もう片方も・・・完璧レース仕様です(笑)

1~2時間放置しますと接着剤も硬化しますのでマスキングテープを剥がしますと・・・完成ですね。
この時点で接着剤のはみ出しとか無いか確認をしておきます。

続いてFフェンダーのスリットの下側に付くピニンファリーナのエンブレムを作ります。
この部分はキットのインストが無いので良くわからないのですがキットには何も部品が準備されていない様ですね。
まあこんな部品は準備されていてもデカールが有るくらいですから自作しないと収まりがつきません。
文字のデカールは以前に作っていた物でして大きさも丁度良さそうですのでこれを使いましょう。

0.1mmのアルミ板にデカールを貼りまして乾燥させます。
この後ウレタンクリアーを塗っておきます。
面倒な事は無いのですがかなり小さいのでそれなりに注意が必要になります。

ついでにノーズの部分に取付けられるフェラーリのエンブレムも同様の方法で作ります。
この部品は250TRにも使いますので少し多めに作っておきますと後で楽が出来る・・・。
ピンセットでつまんでいるエンブレムはちょうど馬のマークの部分にミスプリントが有りますね・・・こんな物は使えないので今の内に選別して除去しておきます。

275GTBはライトの制作

2014-04-08 21:20:40 | Ferrari275GTB
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まあ~本当に毎日天気が良いですね。
今週は土曜日くらいまでこんな天気が続くはずですから農作業も制作も頑張らないといけませんね。
それにしても4~5月は年度の初めなので忙しいです、毎日なにかしら行事が有ります。
今日は第一発目で安来市安全協会の下部組織の活動として朝7時30分から市内の交差点で交通安全で旗を持って立っていましたよ・・・一応昨年から副会長なんて重い役を押し付けられちゃいまして(笑)僕以外の副会長と会長は安来市の議員さんなんで・・・普通の人は僕だけです・・・汗!
交通安全をPRするのですが特に何をしなさいという事は無いのですが朝なので通勤や通学の子供や大人の方々に挨拶をするのですが大人の方は大体挨拶を返してくれるのですが、子供・・・特に小学生は2/3くらいかな・・・後の1/3は返事が有りません。
まあ変なおじさんが交差点に立って旗を持っていきなり「おはようございます」と言ったら引いちゃうのかな??(笑)
そうそうメガネをかけていたのも余り良くなかったかも・・・自分で見ても結構人相が良くないですな~
明日は午後から安来市文化協会の役員会・・・明後日も交通安全で朝の立哨ですな~。
その先は1日空けて町内会の役員会・・・これも今年から副会長で・・・年を取って来たので少しづつ役目が重くなって来るんでしょう・・・4月~5月にかけてずっとこんな感じになっています。
地元で自営業をしていると確かに依頼は多いですね・・・それにしてもいずれの会も若い人が少ないので先々は不透明なんですが・・・。
こんな事を書くと農業や色々な役回りでかなり忙しい印象を受けられるかもしれませんがこれは1日の中でほんの一部ですからご来店は全くご心配は要りません。
実は4月からスカイマークが東京(羽田)や茨城、神戸などから当方の最寄りの空港である米子鬼太郎空港まで就航しました。
この際一度アトリエを訪ねてみられませんか?比較的リーズナブルな値段でご訪問頂けるはずですよ。

さて275GTBですがボディの方の仕上げにかかってゆきましょうか・・・
昨日は全く準備をしていなかったフロントのスモールランプを作って取付けましたが、余りにも良い感じになって来たので気を良くしてヘッドライトを作ります。
ヘッドライトが付くとこれまたずっと雰囲気が良くなります・・・なれば良いな~!
ヘッドライト自体は今回4.5mmのものを作ります4mmまでですと新しい作り方でもっと高性能なレンズを作れるのですが僅か0.5mmの違いで新しい作り方をご紹介出来ませんでした。これはまた次回のお楽しみという事で・・・いつものバキュームでレンズを作りました。
黒い紙の上で見えやすい様にして裏からケガキ線でライトレンズの模様を入れるのもいつもの通りです。

ヘッドライトの反射板の方はアルミ板を小さくカットしておいて矢坊主でプレス・・・台は鉛板ですね。
反射板になる内側はコンパウンドを綿棒に付けて磨いています。
ピカピカになる様に頑張ります(笑)

中央にバルブとしてスチールボールを接着します。
接着剤はエポキシ系のもので爪楊枝の先で反射板のセンターに僅かに付けておきスチールボールを接着!爪楊枝で位置を微調整致します。
何故爪楊枝か!?
ピンセットはステンレスですので磁化しないものなのですがスチールボールは結構簡単に磁化してしまいます、磁化すると正確な作業が出来ないので磁化したスチールボールが影響しない爪楊枝を使った訳です。
まあ磁化しないものなら真鍮でも銅でも何でも良いのですが・・・。

レンズを取付けました。
接着剤はクリアボンドをシンナーで溶いたものここもいつも同じでシンナーで溶くのは糸を引かない様にですね。
糸を引いてしまうとどこに付いたかわからなくて汚い無い仕上げになってしまう事が有りますから注意をして下さい。

次はボディに取り付けです。
取り付けはエポキシ系の接着剤ですね、耐久性から考えてこれ以外の物は考えられません。

ここでちょっと??と思った方は観察眼の鋭い方です。
ライトの凹みに対してライトが小さいんじゃないかと・・・思った方はもっと鋭い方!!!(笑)
実はわざと小さめに作ってあるのです。
本来かっこいいのは内径に丁度良いものをチョイスするのが妥当と考えるのですが実車は実はこんな感じで・・・

思ったよりもライトカバーに対してライトが小さめでしょ?
ですから理論上から言えば4.0mmのライトでもOKかもしれませんがやはり模型的な見栄えの問題から折衷策で4.5mmにした訳です。
丁度嵌る寸法なら5.0mmなんですけどね・・・。
ライトが付いた斜め前からのショットも・・・ついでに(笑)




今日から当分は良い天気の様ですね・・・畑が呼んでいます(笑)

2014-04-07 19:15:22 | Ferrari275GTB
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模型制作のブログなんだから模型中心に・・・と言う話も有りますが模型だけですとギスギスしたものになってしまうのでは無いかと・・・
まあ適当に季節感も盛り込んだりたまには自分の考えも書いてみたり・・・と実に柔らかく制作を進めてゆきたいですね。
たまに脱線するのはいつもの事、個人のブログなのでお許しあれ!

本当に今日くらい良い天気ですと畑を耕しておかないと夏野菜が植えられなくなってしまいます、この所休日はCafeの店長さんが強制的に僕の予定を決めてしまうから畑など耕している時間も無いのです。
今日は朝から耕しておきましたよ、まだ荒起こしなので実際に植え付けまでには2~3回耕耘機をかけます、そうすれば草も枯れて良い堆肥になりますよ。本当は草を抜いてから耕すのが本当の農家らしいのですが僕は大きなものだけ片付けて小さなものは一緒にすき込みます・・・ズボラなのかな(笑)


さて今日の制作はボディのフロントまわりです。
最初にスモールランプを作ってみましょう。
実車ではメッキのリングの上に半透明のクリアレンズが取付けられていましてその中央は少し尖った感じになっていますね。
キットではメッキのパーツのレンズの部分だけ白く塗る様になっていますが・・・この方法ではどうも実車とかけ離れた印象ですからこのままには出来ないですね。
まずはメッキのリングと言うかスモールランプの台座の部分を洋白の挽き物で作りました。
凹んだ部分にキラッと光る台座はこんな感じです・・・ほんの僅かにボディ面から出ていますね。

下の本の表紙の方にピンとが合ってしまいましたが・・・
リューターにクリアーのアクリルの丸棒を固定してドリルレースします。
全体の大きさは台座より少し小さめになっています・・・正面からでも少しベースが見えないといけませんからね~。

接着面はラッカーのホワイトを塗っておきます、ここを塗らずに接着すると後日必ず接着剤が黄ばんで来まして黄色なスモールランプになりますよ、この一手間を省略してはいけません!

ヘッドライトのカバーはライト部分の形状をいじってしまっていますので新たに作らないとキットのパーツは使えません。
そんな訳で少し前に「型思い」(お湯丸君と同等品)で軽く型取りをしてキャストを流しておいた事は報告済みですよね。
凹みの部分でライトカバーにかからない部分に穴をあけておきました、ここはバキュームが掛かり難いので穴を使ってバキュームをかけてやろうという考えです。

バキュームフォーマー「桃像」に両面テープで固定します、ライトカバーの部分は穴を開けた部分を両面テープで塞がない様に注意が必要ですね。

取合えず2セット作っておきました。
素材のせいも有るのか表面に少しブツが出来てしまいます、特にゴミをかんだ訳では無いのですが・・・

ボディにバキュームを当てておいて輪郭をマジックで書き写します、そしてそのマジックに沿ってカットしています。
最終的には爪磨きのヤスリを使って研磨仕上げです。

エヌエフさん方式??でライトカバーに余分な力がからない様にマスキングテープで持ち手を作って仮合わせです。

さて明日はライトを作って取付けたいですね・・・!

今日は朝から荒れ模様でした

2014-04-06 21:42:55 | Ferrari275GTB
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他の地方の事はまだ自宅に帰ってTVのニュースを見ていないのでわからないですが、私の住む島根県東部では朝から天気がネコの目の様にクルクル変わっています。
朝出勤時には曇りでしたがアトリエに到着するとアラレを伴った雨がどしゃ降りでして・・・15分程降ったかと思えば今度は晴れて日が射す・・・でも雲の動きが大変速く遠くには黒い雲が立ちこめていたりしていますのでまた降るのか・・・!?
と言う事を繰り返していました、同じ市内でも自宅の有る付近では降っていなかったらしいので本当に局地的な天気の移り変わりの様ですね。
毎年この時期には不安定な天気が続く事が有りますのでお出かけの方は十分に注意をなさってください。

では275GTBですよ。
昨日フットレストを付けた画像をアップしていなかったのでここでもう一度アップしておきます。
フットレストは種類が有るのかもしれませんが高級なGTカーに相応しいステーがメッキで足を支える部分が黒いゴムの物を選んでみました。
昨夜のうちに手前側のドアの内張りも取付けておきましたのでこの画像はもう撮影出来ない画像になりました・・・。

次はダッシュボードの組立てに移ります。
ダッシュボードはステアリングがまだでしたのでセンターモチーフを取付けます。
センターモチーフはアルミ製が多いのですがアルミですと磨いても白っぽく光りますので今回は洋白の挽き物を作っております。
こんな小さな物の場合には洋白の方がパキッと光って好きなんですね・・・これは私の好みです。

ちょっとブレてしまいましたがダッシュボードに取り付けてみますと4カムモデルの黒いダッシュボードにウッドのグリップの細い大径のステアリング
がとてもかっこいい様に思いますね。

これがまたシャーシにつくと良いんですよ~!
ステアリングの陰にはキーホルダーがブラブラしています(笑)

シャーシ裏側の部分を作ります。
マフラーから後側のテールパイプは2ヶ所のピンをシャーシに接着するだけなのでそう難しい事は無いのですがテールの一番後側にマフラーの釣りゴムが見えていますのでこれも追加しておきます。
メッキのテールパイプのすぐ脇なので目立たずに省略されてしまう事も多いですがこの部分をきちんと止めておかないとエンジンや車体の振動でエキゾーストパイプが折れてしまう事は容易に想像がつきます。
実車では実に重要な部品なのでここでも省略せずに作っておきます。

本来は上の画像の様に片側に付き2個のラバーブッシュでつられている様ですが余りくどくなってもいけないので1枚のラバーという事で作ってみました。実車が何故2本か?・・・たぶん片方が切れても1個が残っていればマフラーが落ちる事は無いでしょう・・・_2本が同時に切れてしまう確率は非常に低いんじゃないでしょうか??まあ実にイタリア的な部品精度による物なのかもしれませんね。

実際にどの様に付けるのかと言うと・・・こんな感じです。
模型では切れる事は無いので1本でもOKでしょう。

内装が完了したのでボディとの合わせを確認しておきましょう・・・
オ~!!なんてかっこいいのでしょう!

ボディの納まりはギリギリOKでした、多少当たる部分も有りますが問題になるほどでは有りません。
余りスカスカに開いていても・・・確かに填めるのは楽ですがその為に中身を少しずつ小さく作らなければなりません。
それがスカスカという事は随分小さく作ると言う事になりますからそれではちょっとと言う事になります。
いよいよボディの仕上げをしてみましょう。
275GTBのノーズ下とリアエンドにはフラットブラックで塗られた部分が有るはずなので・・・

今回はリアの方は確認出来なかったのでフロントだけ塗りました。
実車で塗り直したボディではここを塗ってない車も存在しますが・・・オーナーさんの好みの問題なのかもしれません。


メッキ部品は先日関東方面の工場に送りましたので当分帰ってこないはずです、よって制作はメッキの部分を避けて行なっていますがこの先メッキ部品が帰ってこないという理由で275GTBの制作が一時的に休止する恐れが有ります。
ご了承下さいね。
とは言ってもウインド関係やランプ類などはまだ組立てが残っていますので当分の間は制作を続ける事が出来るかもしれません。