Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てVer.18

2015-12-21 21:49:58 | Osca Dromos Zagato
今日は昨日とうって変わって雨模様でした、気温はまあそこそこという事で12月も押し詰まってからにしては暖かかったと思います。

先日自宅の床を貼り直したと書きましたがその時にホームセンターで木工用接着剤を探したのですが、こんな物を売っていました。
最近はライトカバーなどの透明な物を接着するのに木工ボンドを使われる方も多いと思いますが木工ボンドが進化していました。
何と片側が金属や塩ビにも使えるという事らしいのです。
残念ながらOscaは既にライトカバーを接着してしまいましたのでテストはまだしていませんが金属や塩ビに対しても有る程度の接着強度が見込めるという事でしょうから次に木工ボンドを買われる時には試してみられたら如何でしょうか?

ちなみにウインドウ関係は大きな部品ですので一応今まで通りクリアボンドを使って接着しようと思います。
まずは最終的にもう一度削り合わせをしております・・・画像はウインドウの部品を載せただけです。
巧く収まっていますね。

でもこのまま接着してしまう訳にはゆきませんリアウインドウの前側の内側には黒く塗ってある部分が有りますのでその塗装をする為に仮組をしているのです。
仮組をするのはリアウインドウとその前側のアルミのパネルです、これを仮組しないと内側から塗装をする部分が決められないのです。
1台は先行して作業が進んでいますので今日は3台分の仮組です。

アルミのパネルの後側にマスキングテープを貼っていますが、その前側の開いている部分を内側から塗装します。

こちらが先行して進んでいる1台です、他の3台のリアウインドウが塗装中なのでこちらを進めます。
実はここからが時間がかかる所なんです、と言うのもウインドウのフレームがアルミ製であるのが原因なんです。
通常同じ物を作る場合にはハンダ付けして一緒に切ったり削ったりするのですがアルミはハンダが効かない・・・
なので瞬間接着剤で固定という事になるのですがたくさん重ねるわけにはいかないのです。
なので1台づつの加工となるからです。
まあ愚痴を言っていても仕方がないので・・・フロントウインドウを接着しました。
そしてサイドウインドウも加工しています。

サイドウインドウのガラスを切って取付けました。
このウインドウもバキュームで作っていますのでサッシに良く追従してくれています、ただの板ではこんなにはならないと思います。

そして2台目のサイドウインドウの加工です
まずは外形の加工です・・・左右とも合わせておいて削ってから分割し叩いて形状をボディと合わせます。

デバイダーでケガキ線を入れてその角に穴を開けます。
ケガキ線にかからない様に開けなければなりませんよ・・・何故こんな心配をするのかと言いますと穴を開ける場合に裏から開けなければならないのです。
表から開けますとキリを押し付ける力がアルミにかかりますから変形をする可能性が有るのです。
微妙な形状な物ですからなるべく変形させない様にという配慮です。

1カ所開けた穴に糸鋸を通しましてウインドウの穴を切り取ります。
ヤスリで整えてから表面を整えます。
もちろん糸鋸の為に出来たバリも削っておきましょう。

表面を600番程度のペーパーで仕上げましてヤスリで付いた大きな傷を馴しておきましょう。
開口部の厚みの部分もペーパーで仕上げておきますと良いですね。

600番のペーパーで仕上げたアルミ面ですがこれで終わりでは有りません、スチールウールで仕上げますと金属色が明るく輝いてきれいな面になります。

最後にウレタンクリアーを塗って酸化防止をします。
こんな作業を1台分づつ繰り返し行なわないといけないので時間がかかるのです。


明日も同じ作業が続きそうですね。
まだ2台も有りますしサイドウインドウの取り付けも行なわないといけませんからね~。

最終組立てVer.17

2015-12-20 21:44:07 | Osca Dromos Zagato
今朝もかなり早い出勤でして6時には出ていましたね。
午後7時半まで仕事をしていましたので13時間と30分の勤務でした(ウ~ン会社員なら長時間労働でやられてしまいますね~笑)
出勤した時は今日は寒いな~と思っていましたが、その時はまだ暗かったのでわからなかったのですが芝生の上とか真っ白でして何だ!?と思って良く見ますと霜が降りていたのです。
まだ完全に夜があけ切っていないので薄暗いのですが芝生が白くなっていました。
まあ12月も後10日程ですから普通の年ならなんら不思議な事も無いのですが今年は暖冬で始めての霜でしたからちょっと驚きました。


今日は朝出勤してから昨日の分を更新しておきました、詳細は本日朝更新したエントリーに書いていますからここでは繰り返しません。
この辺りで今日の製作を始めましょう。
今日はサイドウインドウの枠からです。
この枠ですがアルミの金属地を生かした物にしようと思っていますので0.5mmのアルミ板を切り出します。
形はいつもの様にマスキングテープを貼ってから型取りをいたしますが、曲面にマスキングテープを貼る訳ですから完全な形に型取り出来る訳では有りませんので少し大きめにしておくのが良いですね。
一応左右で形状のズレが有ると良くないので別々に型取りをいたしました。
が左右のアルミ板を切り出してから左右を一対にして瞬間接着剤で貼り合わせてみますと誤差の範囲しか違いが無かったので左右同じ物でも問題が無かったかもしれませんね。

矢坊主で叩いたりペンチで曲げたりしてボディに合わせます。
そして形状が十分に馴染んだらデバイダーを使ってガラスを入れる為のケガキ線を入れます。
またフロントウインドウにつながる辺はエッジを薄く仕上げておきますと見た目が良くなりますね。

ケガキ線の内側に1カ所だけドリルで穴を開けまして糸鋸を通してからウインドウのガラスが付く穴を開けます。

ボディに合わせてみますと形状が整った事が理解出来ますから次は表面仕上げです。
目の細かなペーパー(800番程度)で磨いてから次はスチールウールの目の細かな物を使いまして磨きます。
これでかなりピカピカになります。

次は昨日切り出しておいたフロントウインドウの脇の部分を塗装します。
一辺づつマスキングテープを貼りましてその外側を塗っておきます。

リアウインドウはちょっと複雑です。
アルミのロールバーの部分を取り付けてから
その後ろの部分に少しだけ裏からブラックに塗った部分が見えます。
但しアルミのロールバーの端と同じ寸法で塗ってありますからこの塗り分けが平行に決まっていないと格好悪いですね。
その為にこの当たりの部品を一度仮組してから塗装の見切りの部分に表側からマスキングテープを貼っておきます。

裏側を塗ってからボディにガラスを装着しましてアルミのロールバーの部品を装着する事に致しました。

最終組立てVer.16

2015-12-20 08:32:22 | Osca Dromos Zagato
昨日はOscaの更新をしなかった・・・正確には出来なかったのですが・・・。
理由ですか?
まー実にバカな事でしてボケが入ったのか?・・・と

実は一日の制作を終えるとカメラからPCに画像を取り込みまして、サイズをブログ用に縮小しブログの画像ファイルに入れてから帰宅するのですが、画像ファイルに入れずに帰ってしまったのです。
帰ってから夕食、入浴、更新の順番なのですが更新しようと編集画面を出しても画像が無い・・・夕食の時にビールを飲んでしまったからもうアトリエまで行けないし・・・。
幸いな事に昨日の朝117クーペのホイールの記事を更新していたので何も更新無しという最悪の事態は回避されましたが・・・ダメですね~!
昨日はCafeの予約の為に朝5時30分出勤だったのでちょっと疲れていたかな??
今日も5時30分起床で6時過ぎにはアトリエに来ていました・・・これで夜8時まで仕事をしますと結構疲れます(笑)
明日からは通常の勤務体制に戻るはず・・・です。

さて昨日の更新をしておきましょう
ヘッドライトとリアのランプカバーは全て完了していますから今日からはウインドウ関係ですね。
ウインドウガラスとアルミ製の枠を作ってゆきます。
まずは肩ならしにリアウインドウから切り出してゆきます。
これもおおまかに切ってからボディに当てておいてマジックで下書き・・・と言うのは同じ事ですね。
それを鋏でカットします
ここで気が付いた(遅!)
良く切れる鋏で切りたかったので先日購入したトライツールの新しい鋏を使っていますが切れ味は良いのになぜか切り難い・・・
理由がわかりますか?

新しいトライツールの鋏は鋏の刃物の部分が黒いテフロン加工(?)がしてあるのです。
これはマスキングテープなど粘着質のテープなどを切る場合に粘着成分が鋏についてしまうのを防ぐ為でしてタミヤのデカール用の鋏などにも加工されています、ですが古いトライツールの鋏にはこの加工が無いのでメッキになっているのです。
アウトラインを書いたマジックは黒だったのでこの鋏の黒にかぶってしまってカットラインが非常に見難かったのです。
ちなみに曲線鋏はテフロン加工がしていない物だったのでこんな感じによく見えます・・・

こんな微妙な事ですが数が4台分となりますと結構な時間になりますから少しづつの時間ロスが大きな物になってくるのですね。

次はフロントガラスです。
このフロントガラスはリアに比べて合わせなければならない面が2辺多いので時間がかかります。
そして1枚目のウインドは何も目印がない所からの切り出しなのでかなり時間がかかります・・・いつもの様にボディに当てておいて外側からマジックで書き込みまして・・・カットします。
そして何十分か掛けて削って合わせます。
この時少し小さめにしておくのがポイントかな~そうなんです最初の一枚はきちんと合わせる所から少し小さくなる様に削るんです・・・

理由はこれです・・・
2つ目のウインドウの上側にマスキングテープで貼付けておきましてマジックでカットラインをいれておきます。
少し小さめにしておくのはマジックの線が丁度の大きさになる様になんです・・・。

ですからここから作るのが作品のウインドウに使う物です。
つまり最初の一枚は作品には使わないのです・・・ガイド用という事ですね。
4台分合わせる為にはこのやり方の方が効率的なんです。

それでもやり直しをしないといけ無い事も有ります。
このウインドウですがバキュームをする時に何かゴミが付いたらしくプツッと表面が盛り上がった物が有りますね。
これは使えません・・・

もう一度バキュームから・・・
こんな時にバキューム型が有りますと何度でも作れますから楽ですね。
キットの中に入っていた物がたまたまこんな部品だったら型を作る所から始めなければなりません・・・

次に作りますのは
リアウインドウの前側に有るアルミ地のロールバーの部分ですね。
ここは元の完成品ではシルバーで塗っただけの物でした、これではポイントになる部分でもありますのでアルミの金属地を生かした仕上げにしたいと思います。
まあ最初の時点でこの部分を削り取ってしまっていますのでもう塗装表現には戻れませんからね~
アルミ板を叩いています。

塗装したボディに当てて整形をする訳にはゆきません、傷が付いてしまいますからね~。
予備のボディを持ち出してきましてそれに合わせて整形しています。
これなら大丈夫ですよね~いくつか予備が有って良かったです。

基本的に同じボディなので予備ボディで整形した物を塗装済の物に装着しても何の違和感も無いです・・・




最終組立てVer.15

2015-12-18 22:05:56 | Osca Dromos Zagato
昨日に比べたら今日は少し暖かいですね。
天気が良くて少し太陽も雲の間から顔をのぞかせましたから余計にその様に感じるのかもしれません。
本当は昨年の同じ日に比べますとかなり暖かいはずです、昨年の今日は雪が降って寒い一日だった様です。
gooブログは昨年の更新した日を振り返ってブログを書ける様にメールを送ってくるのです、それによると昨年は雪が降っていたというのが一目瞭然なんですね~。
私の場合このメールはほぼ毎日の様に来ます(昨年もず~っと書いていたからですね)

自宅の床貼りは昨日の夜のコーキングで完了しました、暮れに帰省してくる次男も喜んでくれると思います・・・。
ですが昨日と今日は慣れない筋肉を使った物で筋肉痛が酷いですね~。
太腿やお尻と腰も痛いです・・腕は畑で鍛えられている様で全然痛くない・・・(笑)
そう言えば北京のワタナベさんが帰って来られるらしい・・・何でも今日は恵比寿の方でオフ会だそうな・・・
同じワタナベなので一度お会いしてみたいのですがなかなかチャンスが無いですね。
時々私もコメントを入れます・・・早めの年末年始の休暇でしょうか!?それとも出張でしょうか・・・せっかく帰国されたので楽しんで頂きたいですね。


さて今日も制作・・・
今日からはいよいよバキュームパーツを切って削ります。
時間がかかる部品の一つですね・・・。
以前作ってあったのがこの部品です。
バキュームは2種類作っていましてライトカバーとリアのランプカバーそしてキャビンのガラス類ですね。
ちなみに画像の物はヘッドランプカバーとリアのランプカバーです。
手始めにこれを削ってみます。

簡単なテールランプのカバーから切り出します、1台や2台なら楽勝なんですが4台分も切って削りますと疲れますね。
切るのは簡単なんですが削ってボディに合わせてゆくのがなかなかね~。

おおまかに切っておいてボディにあてがってから油性のマジックでマーキング・・・これも大体の部分に付いていれば切り出すときの目安になります。
線で書くと見え難くなりますから僕の場合は点線で描きます。

切り取って削り合わせてから爪楊枝に固定して塗装です
実車はスモークブラックなのでクリアーにブラックを混ぜた物を塗りました。
ゴミが付くとゴミの部分にスモークブラックの塗料が集まってきますからゴミは厳禁ですね。

ウインドガラスやヘッドライトのカバーは数が足らない部分が有りましたので塗料が硬化するまでバキュームパーツを作っていました。
原型が有れば何個でも作れますからね~助かります。

塩ビ板に熱を掛けるのですが掛け過ぎると塩ビバンから煙が出ますし熱が少ないとバキュームの作業の途中で固くて変形しなくなってしまいます。
なかなか頃合いが難しいですね。

ヘッドライトのカバーを切り出すときもあてがっておいてマジックでマーキングです。
ほら!線で書きますと見え難いと思いませんか?
点線なら簡単ですよ。

ライトカバーを切り出しています。
やはり時間がかかりますね~まあ想像はしていましたが・・・
時間をかけてゆっくりやらないと削り過ぎは取り返しがつかないですからね~。

リアのランプカバーの塗装が出来ましたので取り付けです。
少しスモークがかかっているのがわかりますね~。

今度はフロントのライトカバーも接着します。
そうそう油性のマジックで書いた切り取り線もシンナーで消しておきますよ。

これからウインドウ周りの部品を切って削ります・・・・明日一杯かかりそうですね・・・・

まずは1個やってみました、リアはまだ楽かな・・・
フロントは難しそうですね・・・まあやってみないとわからないですけどね。
明日も頑張りましょう。


最終組立てVer.14

2015-12-15 18:16:50 | Osca Dromos Zagato
今日も雨が降ったり止んだりの天気でしたね。
実に山陰らしい天気です、でも気温が高くて過ごしやすいと言えばそうなんですが・・・パキ~ンと冷え込む夜が何だか懐かしい様な気もします。

明日は定休日の水曜日なので自宅の片付けと言うか息子の部屋の床を貼り替える予定です。
今までカーペットになっていましたのでそれを剥がしてフローリングを貼ります。
奇麗に出来れば良いのですが・・・(笑)
年末には帰省してきますから寝る所を確保する為にもこのタイミングで貼り替えないと間に合わなくなってしまいますね。
フローリングは通販で買ったチークの寄せ木タイプの物で普通15mmの厚みが有るのですがカーペーットを剥がした所に貼らないといけないので厚みには制限が有ります。
なので今回は10mmのフローリングに致しました。
巧く貼れれば良いのですが・・・
今日は朝から明日のフローリングの貼り替えなどの準備もしながら倉庫の中に有るフローリングや道具を自宅の方に運んでおいたり・・・から仕事が始まりました。
そんな中アトリエの中から中庭を見ますと何やら動く物が・・・
なんと青鷺でした。
中庭の脇に有る水路でお食事が終わったんでしょうか!?中庭に上がってきまして満足そうです。

そして年末も近くなりますと1~2月のイベントをお客様にハガキで連絡します。
12月は毎年年賀状を使いましてご連絡を致しますが・・・これをする様になりますといよいよ年の瀬も近くなって来た事を感じますね。
これを今日400枚印刷しまして裏側の文面もさくっと作りました・・・まあなにげに時間がかかっていますが・・・(笑)
はやくOscaを完成させなければと焦るばかりですね~。

昨日はヘッドライトのバルブにガラスビーズを使ってみましたがこのガラスビーズの大きさの精度が悪くて使えませんね~。
1.0mmである程度の誤差は許容する予定でしたが1.0mm以上の物が多くて最大1.45mmほども有るのです。
小さな物は0.95mm程ですが意外に大きな物の方が多くて使い難いのです。
そのうえOscaはヘッドライトの直径が小さいので反射板の奥行きが少なくなりますので具合がよろしくないですね。
と言う事で精度の良いスチールボールに逆戻りですね。
もし、ガラスビーズを使うならもう一段小さな物を使った方が良い様ですね・・・それでも大きさのバラツキが大きいのでしょうけれど・・・。

バキュームでヘッドライトのレンズを作ります。
ウインドウガラスを作った時に余分な部分が桃象のパンチングの穴からバキュームされます。
その膨らみの部分を利用してライトのレンズを作ります・・・

画像があまり良くなかったですね・・・
ピンセットの位置を変えてみました、ポンチでカットしたレンズは奇麗な球形になっています。
レンズカットが有る場合はカットする前に裏側からケガキ線を入れますが今回はレンズカットが無いのでそのままです。

ライトのレンズは出来ましたがその前にライトとライトの間に有るスモールランプを取付けておきましょう。
このランプはウェーブから出ている「Hアイズ」の1mmの物を使っています。
ライトハウジングの内側はセミグロスブラックですのでそのままこの透明な部品を接着しても全く目立ちませんので裏側をホワイトかシルバーで塗ってから取付けますと小さなスモールがくっきりと見えます。
実際には内側が白いく塗ってある事は無いのですがレンズカットが有りますので白く乱反射して見えるのです。
私の場合はシルバーよりもホワイトの方がそれらしく見えると思うのですが・・・これは好みの問題です。

続いてライトのレンズを取付けました。
画像ではほとんど見えないですが・・・しかも同じ様な角度なので代り映えがしないですね・・・(笑)

インテークのメッシュも取り付けましたがこれもまた手ブレが酷くてとてもメッシュが見れる様には撮れませんでした(笑)
残りはヘッドライトカバーのバキュームの切り出しとウインドウ関係、そしてアルミの窓枠あたりですね・・・もうちょっとだけどなかなか進まないですね。