Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

日は射さないけど湿度は高め・・・蒸し暑いですね

2014-08-01 12:05:37 | Ferrari F355 1/18
台風12号の影響が出ているのか雲が多めで日は射していないのですが湿度が高くちょっと暑いですね。
この数日は台風が少し接近しそうなので曇りが多いのかな・・・
この際少し雨が降ってくれると良いのですが・・・

相変わらず雑務が襲ってきますね(笑)
まずはお店の浄化槽が壊れました~!
どうやら大雨の時に排水が逆流して内圧が上がって壊れた模様です、まあ壊滅的な壊れ方ではないのですが排水の水位が上がらない様にしないとダメかもしれませんね~。
他にも・・・ほろにが会のお酒のルートの問題で少々苦悩しています・・・今までお願いしていた酒屋さんが閉店されましたのでその後処理とこれからのルート作りです・・・これもね~僕が決められない部分でもありまして・・・難しいですね。
暑いのになんで高問題ばっかりが起きるんでしょうね・・・フ~ッ。

ですが、制作の方は全く問題なくすすんでいます。
こっちの方だけでもスムーズに進んでくれているので少し助かっています。
F355のエアクリーナーや連結用のパイプを京商のインダクションボックスに合わせてみたのは先日書きましたね。
今日はそこから塗装に入りました。
レジンとプラの部品では肌が違いますのでまずはサフを塗っています、使ったサフはウレタンですね。
プラのエアクリーナーには普通の模型用のサフが良いかもしれませんが中央部の連結パイプの方はレジンなのでウレタンサフの方が密着が良いのです。
そちらを優先してウレタンサフを塗っています。

続いてブラックを塗りました。
他のパーツがセミグロスブラックなので色調を合わせます・・・ブラックですが多少混ぜ物をして印象を合わせています。
もちろん艶具合も合わせています。

一部にはゴムのジャバラパイプも有りますのでその部分は少し色調が違います。
少しグレーを入れたブラックを塗っていますよ。

ゴムのジャバラを留める金属製の金具にはメタルックの細切りを使います。

続いてマフラーの塗り直しを行ないます。元々のマフラーは焼け色の表現の為かメタリックの茶色に塗られています。
これでは余りにも面白くないので・・・
マフラーは少し焼けた色にと言うご希望なのでまずはグロスブラックに塗りました

次にミラークロームを塗ってステンレス地の感じを出します。
その上にクリアーレッド、クリアーブルー、クリアーオレンジなどを塗って焼色を表現します。

マフラーとエンジン部品を組み込んでみました。
如何でしょうか?

次にボディを載せてみるとこんな感じです・・・。これで後期型になりましたね。

次はドアミラーです・・・
ドアミラーは実車の鏡面の視界の狭さからワイドな画面を得られる部品を付けられているらしいのです、その鏡にはクリアーブルーの色が付けてあるらしく・・・
お客様にハセガワのクリアーフィルムを送って頂きましたのでそれを貼っています・・・なかなか使い勝手がわからなかったので何度かやり直しをしましたが何とか貼りました・・・塗った方が良かったかな??
塗れば色相を調整出来るのですが・・・どっちが良いのかな??

ミラーをもとの場所に取付けて・・・

コーンズのステッカーも写真からデータを起して作りまして・・・内側から貼っておきました。

助手席側から内側を見るとこんな感じです。

エアバッグ付きのステアリングはこんな感じで・・・

エンジンルームは・・・

後ろから見るチャレンジグリルは・・・
あれまだナンバープレートの取り付け用のビスや封印が付けてなかったね~これから付けておきます。

残るは展示用のケースですね・・・ちょっと検討します。
そうそうマテルのミニカーも組立てておかなきゃね~。

今日はちょっとだけ・・・

2014-07-29 20:35:52 | Ferrari F355 1/18
今日は近所の方が亡くなられましたので葬儀の受付の手伝いをしてきました。
さきほどアトリエに到着しましたので少しだけ制作を進めておこうかと思っています。

しかし毎日色々と有るもので今日葬儀の手伝いをしている時に小耳に挟んだのですがご近所の方が今度は心肺停止で救急搬送されたとか言う情報が入って来ました。
無事に回復されればいいのですが・・・。

型取りした吸気管は吸気管とインダクションボックスの寸法が若干違う為にそのままでは使えません。
比較によると吸気管の方がインダクションボックスの幅よりも1.8mmほど幅が狭い様でして・・・1.0mmのプラ板をリューターでドリルレースして円盤を作りましたこれですと厚みが2.0mmですのでパーパーでそれぞれ0.1mmずつ削ってスペーサーにします。
中心には2.0mmのプラ棒を通してセンターを決めます。

長さもそのままではエアクリーナーの位置を後側に移動させないと良くないですね・・・
下側は京商の元々の位置関係です、上側のエアクリーナーはマテル製に合わせて移動したものです。

吸気管をサイズを合わせて拡大してエアクリーナーを後側に移動して吸気管をエンジンルームに納めた所です・・・何とかなりました。

エアクリーナーの前側には初期型の吸気管が付いていた跡が有りますのでパテで埋めて塗装の準備をします。

続いてマフラーです。
完成後にはほとんど見えなくなりますが、マフラーに焼け色をつけて欲しいという事なのでマフラーを外しました。
実車はマフラーをキダスペに交換していらっしゃる様なのですが・・・キダスペとノーマルマフラーは当然ながら形状が違いますので何となくそれ風に塗り直しをするつもりです・・・。


シリコンが硬化しました

2014-07-28 21:33:35 | Ferrari F355 1/18
F355は先日お客様からのご希望でエンジンの吸気管を後期型にする為にマテル社のミニカーから吸気管を取り外し必要な部分をカットして型枠を組んでシリコンを流しておきました。
詳細な作業は少し前の制作記をご覧頂くとよくわかると思います。
そのシリコンですが既に数日が経過していますので完全に硬化していますのですぐにでもキャストが出来そうです・・・。

早速シリコンを切って原型を取り出しまして・・・

レジンを流し込みました・・・
そうそう、いちいち書きませんが真空注型装置を使いますので気泡は最低限で収まりますよ。

15分程で完全硬化します。
ですが・・・硬化する時にガスが出るのかかなりレジン臭いですね・・・この匂いは余り好きな匂いじゃないですね・・・。

型を割って中身を取り出しました・・・
いかがでしょうか?
完璧なキャスト!?(笑)です

不要な部分をカットして・・・そっくりさんの登場です。

最初は気が付きませんでしたがこんな所に気泡がは入っています。
真空でも抜けなかったんですね・・・

レジンウォッシュのお風呂には入って頂きましてシリコンを除去します。
ついでに元部品もシリコンを落としましょう・・・
この部品は元通りに組立てますよ、お客様にお返しする為にね。

さて吸気管は問題の解決が見えてきましたので一旦置いておきます。
もう一つの問題点であるステアリングですが先日気が付いたスポークとリムの位置のズレが気になりましたので一旦分解して取付け直しました。
いくら気をつけてすり合せをしても僅かには隙間が有りますのでパテで修正をしました、画像はパテを整形している所ですね。

パテでの整形が終わりましたので最後のサフを一吹きしフラットブラックを塗りました。

ステアリングも本体は何とか解決出来ましたので次はセンターモチーフを何とかしないといけませんね。
現在1/18のデカールはほとんど在庫していませんので作ってみようかと黄色のカラーデカールを3.5mmのポンチで丸く切り抜きました。

これを中央に貼付けて後は馬のマークをデカールで印刷して重ねて貼れば、そして透明な樹脂を少し盛ってやればセンターモチーフが完成するな~と思っていたのですがそう言えばお客様に樹脂製のデカールを送って頂いていました・・・
これを使えばそんな苦労をしなくてもOKでした!


そうそう、大事なお知らせが有ります。
明日は近所で不幸が有りましたので葬儀の手伝いの為に制作をお休みします。
多分制作時間は無いかと思います、もしも万が一制作が進められましたら更新をする事も有りかもしれませんが・・・望み薄でしょうね。

ステアリングの制作はなかなか難しい!(笑)

2014-07-26 18:03:01 | Ferrari F355 1/18
1/18Ferrari F355ファンの皆さん、こんにちは。

ステアリングはセンター部分間のパテを研ぐ部分まで進めていましたね。
あれから何度かパテの盛り削りを繰り返しましてこんな感じになっています。
下の画像でなぜ裏側をご覧頂いているのかわかりますでしょうか?
エアバッグ付きのステアリングは中にエアバッグの部品が詰まっていますのでこの後側がかなり大きな形状ですね。
つまりエアバッグ付きのステアリングを作ってくれと言われると表側は当然ながら感じよい形状になります、が本当に大切なのは裏側じゃないかと思うのです。
ミニカーのウインド越しに見えるのはステアリングのドライバー側では無くその裏側がウインド越しに見えてしまうのです。
この部分の形状が正しくないとそれなりの物に見えないのです。

ステアリングのリムを接着しました、如何でしょう?
サフを塗りましたので整形不足の部分が良く見えます。
少々整形をしなければなければなりません

リムとスポークの位置がずれていました・・・現在修正中です(笑)

いや~雨が降りませんな~!

2014-07-25 17:13:52 | Ferrari F355 1/18
島根県・・・私の住む安来市は梅雨明け前からずっと雨が降っていませんで、中庭の芝生も少し黄ばんで来た様な気がします。
仕方が無いので焼け石に水状態では有りますが芝生に撒水しています。
畑も水を欲しがっているかもしれませんね、明日は畑の潅水をしましょう。
今日は安全協会の配布物の原稿の締め切りなので作文をしています。
これが実は時間がかかるんですよ~作品を作る方がいくらか簡単です・・・(笑)
ブログの様なくだけた!?文章で良ければ簡単なんですが堅い文章を必要としますしこの配布物を印刷してくれる印刷屋さんの奥さんは同級生だったので厳しいチェックが入るかも・・・(笑)余り見て欲しくないですね(暴)

F355はナンバープレートの細工です。
ナンバープレート本体はデカールで実車通りに作られていますがプレートにはそれだけじゃないですね、取り付けの為のボルトが付いていますね。
そしてリアのナンバープレートには封印も付いています、これもまた作りたいと思っています。
取り敢えずナンバープレートに穴を開けてみました。
よく見るとバックカメラの配線が良い感じですね。

いよいよ最後の難問に挑戦致します。
それはエアバッグ付きのステアリングです。
マテル製も京商製も全てエアバッグ無しのタイプのステアリングを装着していますので何かからの流用は不可能ですから協商製の物に加工をしてエアバッグ付きにしなくてはなりません、これは結構難しい事なんです。
まずはステアリングを分解致します。
グリップ部分とスポーク部分を糸鋸にて切断します、一度切断した方がスポークの加工が楽なんですよ。

上側の形状のガイドになるプラ板を接着します。
ステアリングのスポーク部分にスリ割りを入れておいてそこに差し込んで接着する様な感じですね。

大きく違っている下側も同じ様にプラ板を差し込んで接着です。
下側はスポークが2本になっているのです・・・。

パテを盛って整形してみました・・・少し良い感じなった様な気がします・・・下に有る写真は実車の写真です。
今回エアバッグ付きのステアリングにするのにステアリングの裏側の部分の画像を多めに送って頂ける様にお客様にお願い致しました。
その訳はエアバッグ付きの場合そのステアリングの厚みの部分にエアバッグが入っているのでその部分を再現しないと雰囲気が出ないんですよ(笑)

スポークとグリップ部分は当ててあるだけで接着はまだしていないのです、まだ整形も必要ですしね・・・。