Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日は余り良い日じゃなかったね~

2013-01-18 19:56:22 | Wolf-Ford WR5 1978
朝一番で届いた荷物は先日ジョウシンデンキに発注したレンズ付きのライトでした。
早速開封して机にセットして・・・と思ったのですがスタンドを固定する金具が壊れていましてなんと使えない事が判明、すぐにジョウシンデンキに連絡を入れました。
対応はさすがでしたが24日にならないと代替え品が届かないらしい・・・。
電気屋さんもこういう物は在庫を持たずに通販しているみたいですね・・・まあ特殊な物だからしょうがないかな。


何かのきっかけで大変気になる事が有りませんか?
今日はフロントのウイングを見ていて形状の違いが気になり・・・

外しちゃいました~。
全く気になってなかった訳じゃないけど・・・カウルも作り直しをしているから待ち時間も有るしこっちも直しておこうか~と言う事です。
幸いにしてデカールは沢山有るし・・・。
フロントウイングの修正はこんな感じです左側が直した物、右側はキットのままのドイツ仕様です。下側の三角な部分が少し小さくなっている事がわかりますね。
ここが大きいと両サイドにある白ベースにカストロールの文字が入っている部分がやたらに大きく見えてしまうんです、文字の部分は斜めの部分にかからない様にしないといけないからなんですね。

ボディに付ける為の穴の部分も接着を外したので修正をしなければなりません。
奇麗に装着出来るのか合わせてみておかなければなりません。

ここでカウルの方の塗装が硬化しましたのでシャーシに乗せて確認しておきます・・・フロントウイングが外れているから今日の画像だってわかりますね。

ウイングの整形が完了しましたのでサフを入れました

早速ボディカラーを塗ってデカールを貼りました。
大変早いでしょ(笑)

塗料が硬化するまで時間が有りますからウルフのデカールを作ります。
理由なんですがウルフのマークはキットの物を使ってしまいましたので塗り直しをした今回はデカールが有りません。
責任上私の秘蔵のキットの物を使う事になります。
デカールを使ってしまうと私のキットが作れないので余った時間でデカールを作っておこうという事なんです・・・何時使うのかは不明ですが!?

印刷するとこんな感じです。

良く無い事は他にも有りまして、ずっと使っていたエアブラシが壊れてしまいました。
少し前から塗料カップの中にエアが漏れる症状が有ったのですが塗れない訳じゃなかったので騙し騙し使っていたのですがいよいよ症状が悪くなってしまいました、それも2本も一度に・・・。
分解して掃除をしましたが、一向に改善せず。

しょうがないのでアマゾンで2本調達しました。
まだ来ませんが明日には届くはずです。


コクピットカウルを修正する事に致しました

2013-01-17 18:47:58 | Wolf-Ford WR5 1978
もう完成間際だったWR-5ですが下の画像をご覧頂くとわかります様にコクピットカウルを手直しする事に致しました。

キットではコクピットカウルの上面がリアロールバーの部分から前に行くに従って高くなっているのですが実車画像を見る限り多少は上がっていますがこれ程に上がっていない印象です。
またこれが上がる事でフロントのオイルクーラーの開口部も上がってしまっています。実車の場合開口部の上側と下側では下側の部分が幅が狭く上側が広いのです。
これで前から見た場合かなり印象が違って来ましたので思い切って手直しをする事に致しました。
下の画像は修正前ですがオイルクーラーの開口部が上に寄っているのがわかりますね・・・これは間違いです。

早速修正です・・・せっかくなんで自分の納得いく様に致します。
普通なら仮組時にわかるのですが・・・今回は気が付きませんでしたね。
でも完成間際になって違和感がを感じました。

メッシュを当ててみると結構ズレていましたね・・・。

上側の穴の開いてしまった部分は真鍮板で部品を作っておいてハンダ付けを致します。
この時期に来ても盛ったり削ったり忙しい事です(笑)

完成している本体に乗せて合っているかどうか確認します。
ついでに気になっていた部分を修正しておきます・・・どこかわかるかな??
コクピットカウルは厚さが薄くて繊細なので歪んでいないか確認を繰り返します。
左側、良し!

右側、良し!

サフを塗っても確認です・・・

僅かなピンホールを見逃さない様にパテを入れます。

パテを削ってもやはり確認です。

これでより一層自分の理想に近くなるのかな~!?

この数日が山場でしょうか!?

2013-01-15 17:32:01 | Wolf-Ford WR5 1978
この所細かな制作が進んでおりまして一日が終わると目の疲れは最高潮になりまして布団に入ると爆睡しております。
最近、知人が隣に寝ていた奥さんにさえも気が付かれずに布団の中で亡くなっていたと聞いていまして明日は本当に目が覚めるのだろうかと考える事も有ります。
普通そんな事を考えるとよる眠れなくなるのですが・・・しかし私は3分有れば爆睡です(笑)

本日はメーターまわりを制作致します。
WR-5の現在の仕様の写真を見てみると当時のWR-1と同じくメーターパネルに対してメーターが出っ張った様なマウントになっています、恐らくはフロントのロールバーの位置関係でメーターが通常マウントの様に面一にメーターリングだけが出っ張る様なマウントにならなかったのではないかと思われます。現在のWR-5でもこの様なマウントになっていると言う事はやはりWR-1のメーターパネルをそのまま流用したのではないかと思われる節が有りますね。
なのでメーター本体の出っ張りになる部分を削って作ります厚みは0.5mm/0.4mm/0.3mmと3種類作っておきまして実際に配置をしてみて感じの良い物を選ぼうと思います。

今回使ったのは0.5mmの物にしましたあまり薄いとウルフF-1の特徴が見え難いですね。
上から見た感じでは0.5mmが一番現車の雰囲気に有っていたと思います。

メーターパネルはシンプルでメーター3個と緑色のスイッチが一つあるだけですが、この緑色のスイッチは特徴的なので作っておきたい物です。0.4mmの洋白線を潰して0.4mmの穴を開けて0.4mmの洋白線を通します。
これでハンダ付けです。

削って整形するとスイッチが出来上がりです。

メーターパネルに仮組しました・・・如何でしょうか?

今回このメーターでもう一つやってみたかった事が有ります。
それはメーターリングです。
何がしたかったのかと言うと今までメーターリングは金属線を丸めた物を使っておりました。
それでも十分それらしい物が出来るのですが一つがけ難点が有ります、それはリングのどこか1ヶ所が切れている事なのです。
今までハンダを流したりもしましたが・・・どうも思ったよりもシャープな物が出来ないのです。
今回初めてメーターリングを旋盤で挽いてみました。
と言うのもWR-5はタコメーターだけクロームのリングが付いているのです。
多分ドライバーが激しいい振動と緊張の中で一瞬でメーターの位置がわかりタコメータで有ると認識出来る様にこのメーターだけはクロームのリングにしてあるのです。
だからぜひシャープなクロームのリングを使いたいのです。
旋盤で加工中です。

出来たのはこちらです・・・。

リングの外側に段が付けてあるのが見えますでしょうか?実物もこの様になっていますが今まで1/43ではなかなか再現してある物は少なかったと思います。メーターパネルの上に乗せてみるとこんな感じです・・・。

補助メーターの分も真鍮で作りました、真鍮は柔らかいのでちょっと大変ですね・・・。
全部の部品を並べても1cmのマスの中に並んでしまいそうです(笑)

メーターパネル以外のスイッチはフロントロールバーとコクピットカウルの間の隙間に縦に配置してありますのでしんちゅうでパネルを追加しました。
スイッチの間隔は1mmおきに3つ並んでおります。

作った部品に塗装を致しました。
塗装は本体と同じでウレタンサフを下地にラッカーのフラットブラックです。
ステアリングのグリップの部分は皮巻きなので少し艶があります。
なのでここは筆塗りでセミグロスブラックにしております・・・つまり質感の変化が欲しかったのです。

メータパネルに自作デカールを貼ってリングを接着してみました。
ついでにグリーンのスイッチも取り付けております。

メーターパネルを所定の位置に接着しておきますとグリーンがなかなか映えますね・・・良い感じだ!


明日は定休日ですね。
明日完成しそうな気もしますが・・・どうでしょう?(笑)

細かな製作がまだまだ続きます

2013-01-14 21:11:08 | Wolf-Ford WR5 1978
本日は関東方面でかなりの雪が降った様ですが山陰は雨が降って今までより少しだけ温かい一日でしたね。
今年に入ってからも朝は霜が降りて寒かったのですが嘘の様です。

製作は昨日作ったキルスイッチの配線を作ります。
キルスイッチと言うからには裏側に配線が無い訳は有りません、実車写真を見ても確かに黒い線がつながっているのが確認出来ましたので配線を作っておきました。
コネクター部分に付いてはアルミの極小パイプを使って再現してみました。
まだ配線は跳ね上げたままですがこの後整理して留めておきました。

昨日ドライブシャフトを忘れたと書きましたが早速ドライブシャフトを取り付けましたが、こうなってからドライブシャフトを取り付けるのは結構大変でしてまるで知恵の輪の様でした。
最終的には組み立て台から外して柔らかい布の上で裏返しての作業となりました、ついでにまだ取り付けていなかったロアアーム側のテンションロッドを取り付けておきました。
中にはこの下側のテンションバーは空力に考慮して無い物も有りますがこの車は実車画像を見る限り上下2本のテンションバーが見えるのです。

取り付けが終了したら元々の組み立て台に戻しておきます、ちょっと角度が悪かったのか肝心のドライブシャフトが見えなかった・・・。でもコクピットカウルサイドに取り付けられた無骨な感じで通っているのはエンジンオイルラインです。
このラインもコクピットカウルから余り離れ過ぎると格好悪くなりますのでいい加減な所で納めておく必要が有りますね。

エキゾーストパイプを取り付けますがこれは仮組が決まっていたので何の問題も無く付きました。
ここまで来ると完成が近くなって来ましたね・・・嬉しい様な寂しい様な・・・。

次は大物の取り付けです・・・リアウイングです。
水平や垂直に十分気をつけて真鍮の角棒で支えながら接着しております。

残りはコクピットだけになったのかな??まあ最終的にダメな部分を直すのは有るのでしょうけれど・・・。
コクピットもまだまだ問題の有る部分なのです。
WR-5の場合コクピットの中の画像が余り無くてどの様な形状なのかはっきりは分りません、現代版のサラブレッドGPを走る物の画像はいくつか有るのですがサラブレッドGPを走る物は昔のマシンをそっくりそのまま作り直したものつまり当時の走った車とそっくりそのまま作り直した物なのです。
その中で当時のウイング形状を持つサイドポンツーンの下側は取り除かれてベンチュリー効果を持たない形状にしてあります。
またコクピットなどは細かなディティールが違う事も多々有りますから現代のマシンの形状を鵜呑みにするのは問題が有るのです。
ただ当時ウルフは資金が豊富に合った訳じゃないのでメーターやステアリングはWR-1に準じた物だったらしいので今まで準備してあったステアリングでは現代的過ぎる様に感じました。
なのでもう一度ステアリングから作り直します、まずはコイル状の0.6mm洋白線をバイスに固定しておいて糸鋸で切ります。
軽くハンダで固定しておくと刃を折る心配が無くなりますね。

切るとこんな感じになりますね。

右側が今まで準備してあったステアリング、左側が今回準備した部品状態のステアリングです。

組み立てると右側の様なWR-1タイプのステアリングになります、如何でしょうか?

メーターがまだなのでステアリングは取り付けられませんがフロントのオイルクーラーにオイルラインを追加しておきました。
オイルラインは左右から出て来ますが中央でラインがクロスして反対側のコクピットサイドを通ってリアのエンジン部に至ります。

バシバシ進めます(笑)

2013-01-13 22:16:30 | Wolf-Ford WR5 1978
本日はパートのK子さんがお休みだったので昼前から厨房でお仕事でした、本来のランチタイム終了の2時になっても開放されず・・・やっと開放されたと思ったらまた呼び出しを受けて薪ストーブでピザを焼いていました。
薪ストーブで焼くピザは石釜で焼いた様な感じでパリッと美味しいんですよね~。
僅かに煙の香りもしてますし・・・私は大好きなんです、これを食べたらオーブンで焼いたピザはもう食べれません。

さて製作はバシバシ進んでおります。
画像を撮り忘れた部分が有ったりしてとびとびになっていますがご了承を(笑)
まずはリアサスペンションのダンパーを作ります。
このダンパーはアセトンに浸けていますのでアルミの表面が酸化してしまっていますのでリューターに固定して磨きを掛けておきます。

ダンパーのシリンダーと反対側の部分にバンプラバーが取り付けられていましてダンパーがフルバンプした場合にこれが当たって衝撃を吸収する様になっています。
このバンプラバーはスプリングの内側になっていますが後でも少しは見えますので塗装をしておきます。
この時代のF-1カーはコニのレーシングダンパーを使う場合が多かったですね。
何用か記憶は無いのですがコニのレーシングダンパーを見た時にアルミのダンパーシリンダーに赤いバンプストッパーが付いていたのが強烈な印象になって覚えていまして今回はこの赤いバンプストッパーにしてみました。

ホイールのセンターロックはWR-5の場合円すい型のマウントワッシャーを小さな六角ナットで締め上げる方法を取っています。
今回はThis Way Upのキット付属の真鍮製のセンターロックを小加工して使用します。
ナットは鉄道模型用の挽きものの内径0.5mmのユニオンの片側の出っ張りを削ってナットにします。
削り方は0.5mmのドリルのお尻の方(刃が無い方)をピンバイスから僅かに出しておいてそれにユニオンを刺して固定してから削ります。

真鍮製の円すい型のマウントワッシャーはナットの厚みが入る分だけ旋盤で切削加工しておきます。

ロックナット部分を良くご覧頂こうと思いましたが爪にピンとが合ってしまい肝心の部分が良く見えませんでした・・・申し訳ないです。

次はフロントウイングの角度調整用のダイアルを作りました。
ダイヤルの部分は洋白製の挽きもので直径は1.2mm程センターは0.5mmの穴をあけて0.5mmの洋白線を通しております。

その角度調整用のダイアルには走行中に振動で勝手に緩むとまずいのでワイヤーロックが懸けてありまして当時の画像をよく見るとこのワイヤーが写っております。

こんどはロールバーのキルスイッチの部分です。
このキルスイッチは皿状のパネルをロールゲージの穴の裏に接着して中央にレバーが付いた様な形状になっています。

これをロールバーに取り付けるとこんな感じです

明日はドライブシャフト(実は付けるのを忘れていました)とかフロントのオイルクーラーのホースやメッシュ、リアウイングやテールランプなどを付けると完成がかなり近くなるかな~。