Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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全国的に台風の被害が有った様ですね・・・お見舞い申し上げます

2013-09-16 20:02:43 | Ferrari312T2
昨日は山陰でも強風が吹いて雨も降りまして台風からは遠く離れていてもかなり影響がありましたね。
今日は日本列島を縦断する様に通過したもので本州から北海道にかけてかなりの被害が出てしまった様ですね。
被害に会われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
今年は私が住んでいる山陰でも豪雨によりかなりの被害が出ています、関東方面では竜巻がおこったり・・・近年天気が極端になっている様な気がしますね。
温暖化の影響かどうか私にはわからないですが少し落ち着いてくれると良いと思います。

さてフェラーリ312T2はロールバーを付けたい所なのですがボディパネルを付けないと取り付けられないですからそろそろアッパーパネルを取付けておきたいですね・・・と言う事で接着しました。
テープで押さえれば簡単に付くと思われるかもしれませんが、テープで押さえると内側が僅かに浮き上がりますので爪楊枝で余分に内側を押さえた上にマスキングテープで押さえておきます。

30分もすれば完全硬化してしまいますので今度は反対側・・・片側ずつ確実に接着します。
ボディパネルは焦って付けると歪んでしまう事も有りますからね、十分注意をして作業をします。

側面のパネルも接着します。
このパネルは垂直に付けたいので何でも良いのですがきちんと角度のでているものをあてがって接着します。

ボディ外装を接着するのは時間がかかりますがエポキシ接着剤を使用してガッチリと接着します。
ボディパネルが付くと格好良いですね~!

まだサイドパネルを付けていない反対側と比べるとこんなに違います・・・ちょっと寂しい気がしませんか?(笑)

反対側のサイドパネルも取り付けましょう。
コチラは少し下に下がりたがる(重力がかかるんで仕方ない!?)のでマスキングテープで固定してから下側に爪楊枝を差し込んで高さを調整して硬化を待ちます。
当然ながら前後で多少の微調整をしてあります。

ボディが全て付いたのでリアウイングを組み立てます。
ウイングの支柱とミッション後部のステーの間にピンを打たないとウイングの固定が出来ないのでピンを取付けました。
ミッション側のステーの穴は0.8mmですがピンはリューターにくわえて少し削ってやる様な微調整が必要なのです。数値的には7.9~7.8mm位でしょうか・・・。

で・・・ボディに取付けてみました・・・ウ~ン良いんじゃないか!

リアウイングのフラップを取付けてみました。
ここだけ洋白という訳にはいかないのでここも当然の様にアルミ製です。

リアウイングが完成したのでもう一度ボディに取付けて見ました・・・ウ~~~ン良いわ~!

T2標準のリアウイングをアルミ素材で作る事が何とか目処がつきました、しかしお客様のご希望でTタイプのリアウイングをご希望だったのでこれもアルミで作る事にしていたのです。
Tでは少し複雑なセンターステーを持っていましたがT2にTタイプのウイングを付けるならばセンターステーはT2と同じタイプにしておかないといけませんから同じ形状のものをメタルの板で作ります。

センターステーが完成しましたのでTタイプのウイングに取付けて雰囲気を確認しています。
まだ翼端板は塗装していませんので雰囲気を確認し辛いですが・・・こんな感じです

まだまだ難しい所は有りますが・・・取り敢えず順調です

2013-09-15 21:02:40 | Ferrari312T2
本日の山陰は雨降りです。
そう強く降っている訳ではないのですが止み間無く降っていますね。
関東方面はこれから台風が接近するのかな?
まだ外出しなければならない方は気をつけてお出かけください。

312T2はフロントサスペンション部分がほぼ完成しているのですがまだもう少し時間がかかりそうですね。
今日はステアリングシャフトの取り付けから始めましょう。
ステアリングシャフトはギアボックスの接続が左側に寄っていますのでシャフトがそちら側に寄っているのがわかりますね。
その為にステアリングシャフトの途中にユニバーサルジョイントを付けて向きを変更しているのです。

ステアリングホイールはキットのままですがセンターモチーフのフェラーリマークの部分だけ変更しております。
キットのオリジナルはデカールだけを貼付ける様になっていましたがこの部分はすこす膨らんでいる事が多いのでアルミ板をプレスして膨らみを持たせデカールを貼ってクリアーコートをします。
それをステアリングセンターに貼付けております。

ステアリングの準備が完了しましたがメーターが完成しないとそれを取り付ける順番にはなりません。
メーターはキットオリジナルの設計でも結構良い線をいっているのですがメータリングだけ不足しています。
キットではメーターの表面に文字盤のデカールを貼るだけですがリングの表現が無いので雰囲気が良く有りません。
いつもの金属リングでも良いかもしれませんが継ぎ目も気になりますし・・・
旋盤で削り出す事に致しました。
こちらのリングは外径は1.6mm内径は1.2mmです。
爪楊枝と大きさを比較して頂ければどれ位小さいのかよくわかりますよね。
右側の部品には突っ切りでカットした時に残ったバリが付いていますがこれを切り取る為には爪楊枝に刺しておいてナイフを当てて切らないと余りにも繊細なので潰れてしまいます。

小さ過ぎて良き見えませんけど、左側の物は裏側をペーパーで削っています・・・出来るだけ薄くしたいので・・・。
指の指紋が無くなってしまいますね(笑)

メーターリングを塗装致します。
まん中の物はタコメーター用で少し大きめのサイズになります。
これでも外径は2.1mm内径は1.8mm程ですね。

デカールを貼ったメーターの上にメーターリングを貼付けてみました。
結構良い感じにまとまりましたね・・・。

フロントサスペンションの付け根当りにブレーキマスターシリンダーのタンクが付きます。
このタンクはマスターシリンダーのタンクでして予備のブレーキオイルが入れてあります。
ブレーキパッドが減って余計に押し出されますと液面が下がっていまいますので予備のタンクが付いている訳ですね。
素材は白いプラスチック製の物が多いのですがふたは黒い樹脂製のようですのでブラックを刺しておきました。

次はシートベルトを取り付けなければなりません。
この車は6点式のシートベルトですので6つの部品に分けて取り付ける所ですが構造上いくつかに分割した方が良いと思いましたのでまず下側の4点を組み付けておきました。
また忘れやすいシフトノブも取り付けておきました。

少し迷いましたがこの時点でシートを取り付けておく事にしておきました。
この部分はエポキシ接着剤でがっちりと付けておきましょう。

今回シートベルトを分割して取り付けたのは金具をシャーシに取り付けたかったからです。
この様な場合は左右のベルトを2本で作ってしまうと左右の長さが奇麗に合わなくて見た目が良くない事が有ります。
なので最初はこの部分だけのベルトを接着しておきます。

下側のベルトを別々に取り付けて左右の長さを合わせます。
これなら左右の長さを合わせるのはそう難しい事では有りませんね。

ベルトの上下のつなぎ目は幅の広いショルダーパッドで隠してしまいます。

シートベルトメーカーのロゴをデカールで貼付けてしまえば・・・完成ですね。

フロントサスペンション組み付けです

2013-09-14 18:58:27 | Ferrari312T2
昨日の天気予報では雨の予報だったはずなのですが、天気が良くて暑い一日になりました。
明日は雨の予報が出ていますがどうなのかな?
畑をしていると雨が非常に気になりますね、雨が降りそうなら苗を移植したり種をまいたり・・・しておくと雨が降って根が伸びる/芽が出るといった自然の流れで作物が大きく育ってゆきます。
雨は降り過ぎなければ大切な物なんですね・・・。

さて本日は朝からフロントサスペンションの組み立てをバシバシ進めております。
すでにアップライト/アッパーアーム/フロントダンパーまで組み付けております。

ブレーキディスクやフロントハブ/アッパーアームのテンションバーを取付けました。
特に注意をしなければならないのはテンションバーの長さでしてこれが左右違うとフロントタイヤの位置が前に行ったり後ろに行ったりしますからね~アッパーアームは先端に行くに従って後ろに下がっていますがこの角度もボディパネルに十分合わせて角度を決めなければなりません。

やっと左右のテンションバーが取付けられましたのでタイヤの位置が決められました。
ブレーキキャリパーも取付けていますがこの時点でブレーキ用のホースを取付ける為の穴もすでに空けておきました。
細かな部分ですがシフトゲートなどもすでに取付けられています。

タイヤ/ホイールは未だ仮組です。
冷却用ブレーキダクトは透明樹脂で抜いた物ですが多少の削りは必要ですね。
何しろ透明部品は瞬間接着剤による仮組が出来ませんので最終組み立て時に一発合わせが必要ですね。
その為にはタイヤ/ホイールを仮置きして位置関係を出してから接着となります。

前周りが一段落したので少し後ろ側を組み立てましょう。
この車はあちこちにラジエターが付いていましてどれが冷却水用かよくわかりませんね~
左側後部に付く物が一番面積が大きい様ですが・・・これがエンジン冷却水用でしょうか?
凝った形状のステーが付いていますがタメオはエッチングで雰囲気よくステーを再現していますね。

右側の後部にも同じ様なラジエターが付いています、その前には何やらアルミ製のタンクの様な物が付いていますがこれはドライサンプエンジンのオイルタンクでしょうか?そうならこのラジエターはオイルクーラーという事になるかもしれませんね。

部品点数がかなりの数なのでなかなか進みませんね~!完成までにはまだ時間がかかりそうです。

やっぱり雑用が発生です(笑)

2013-09-13 21:33:35 | Ferrari312T2
今日は比較的ゆっくりと製作に励めるか・・・と思ったのですがやっぱりそんな甘い事は無い訳でしてしっかり雑用が入って来ました。
しかも夕方という比較的Cafeが手薄な時間・・・でして・・・一度に沢山のお客様がいらして頂きました物で家内はたまらずSOSです。
沢山お越しいただくのは大変有り難い事ですから素直に手伝います(笑)

本日はオイルクーラーの配管から作業を始めます。
昨日作っておいたステンレスメッシュの配管ですが少し具合が良く無かったので再び作り直しておきます。
アルミ製のジョイントがちょっとオーバースケールだった様な気がしまして・・・。
取付けるまでなら何度でもやり直しが効きますからね~心ゆくまで作り直しましょう。
一晩経過して再び見直すと問題が見えて来る事もよく有ります。


インストの製作順でゆきますと次はロールバーの取付けになりますが組み立て順を変更しておりますのでそんなに簡単にゆかないのです。
ロールバーにはコクピット横に伸びる部分が一体になっていますのでこれを付けてしまうとコクピットサイドの上側のパネルが付かなくなってしまいます。
そのパネルを取付けてしまうとロールバーは付ける事が出来ますがフロントのラジエターやサスペンションを取付けるのが辛くなってしまいます。
なのでここからはフロントのサスペンション周りを組み立ててゆかなければロールバーが付けられないという事になります。
だけどロールバーの所に付いている消化システムのボンベをロールバーに取付けておきましょう。
インストではタイラップの様な形状のエッチング製のバンドでボンベを取付ける様になっていますがこの付け方ですとブレーキングや加速の時にボンベが前後に動いてカウルと干渉する恐れが有りますので恐らく実車ではステーを介してバンドでキッチリと留める様になっているのではないかと思われます。
このエッチングのバンドで留める事はほとんど不可能なのでいつものワインキャップを薄くのばしてカットしたバンドを使う事にいたしました。

これでフロント周りの組み立てを進める事が出来ます。
大まかな部分はエッチングで組み合わせの接着で何とか形が出来ていますが補強のプレートは別にエッチングで準備されていますのでこれを片っ端から取付けてゆきます。
その前に補強のパネルを目の細かなペーパーで磨いて仕上げております。
これでも気をつけないといけないのは不要な力を掛けてエッチングの曲げを変えてしまうともとに戻す時にパリッと切れてしまうのです。
無用に曲げ無い様に気をつけなければなりません。

フロントのラジエターやロアアームなどを次々と取付けてゆきます。

前側のシャーシのバルクヘッドを取付けました、これを付けてしまうともうペダルの付近にはアクセス出来ませんね~。
もう忘れ物は無いかな~!?

バルクヘッドやコクピット前側に有る補強のパネルを1枚ずつ取付けますがあまりにも細かな作業ですし強度を考えるとエポキシ系の接着剤で取付けざるを得ないので時間がかかるのです。
だから一向に進んだ感じがしないですね~。


ウ~ン時間が無いですね(笑)

2013-09-12 17:15:07 | Ferrari312T2
この数日なかなか制作に集中出来る時間が無いですね。
私も人間なのでスイッチを切り替えた様にパチッと気持ちを集中する事が出来ません作っているうちに少しずつ集中して来ます。
ですから飛行機の滑走路の様に制作時間の前後に余分な時間が必要なのですが、これがこの数日なかなかとれないんですよね~。
今日も午後3時からは安来市文化協会の理事会、夕方6時からは米子アサヒほろにが会様の例会に安来アサヒほろにが会の25周年のPR伺いました。
午前中は昨日の休日に中庭の芝刈りを行ないましたが1/3程残ってしまいましてこれを刈ってしまわなければいけなかったのでなかなか大変なんですね~。

そんな中ですが少しずつでも前に進まなければなければなりませんから・・・
昨日に続きテールランプのコードをステーに固定しています。
実車は何かビニールテープの様な物で固定してある様に見える物も有りますしだら~と垂れ下がっている物も有りますが・・・どっちが本来の姿なのか判断出来ません・・・。
一応極細の金属線を使って縛っておきました。

このステーを取り付けたい所では有りますが、その前にリアブレーキのオイルラインを取り付けておかなければなりません、ステーを取り付けた後ではピンセットが入らなくなりますから順番は大切ですね。
フロントのマスターシリンダーから来たラインを左右のキャリパーに分けるジョイントを作ります。
素材は外径が0.8mmのアルミパイプでしてそれらしく加工しております。

外径0.8mmのパイプの中央に貫通した穴を開けて0.3mmのハンダ線を通します。
ここのパイプは今回網目を転写する事無くそのまま使用しております。
理由はキャリパーがミッションの左右に固定されているインボードブレーキですのでキャリパーは動きませんからメッシュのステンレスホースでなくても良いのです。

オイルラインを取り付けてみましたこんな部分に付いているのでリアウイングステーを取り付けた後では付けられないのです。

さてリアウイングのステーをミッション後部に取付けます。
リアウイングステーはその差し込みの部分がきれいに垂直でなければなりませんのでステーのウイングを支える部分のパイプに0.8mmの真鍮線を刺しておきましてきれいに垂直がでるのか確認しながら接着をします。

前後方向にも左右方向にも確認は必要ですね。
ちなみに下の画像は左右の垂直を確認している所になります。


ミッションオイルクーラーを取付けます。
ミッションの上には小さなミッションオイルクーラーが取付けられていますがその取り付け方向にはいくつか有る様ですが今回は上側に放熱面が出る様に取付けます。
まずはオイルクーラーのオイルラインを作っておきます、素材は外径0.5mmのハンダ線でしてステンレスメッシュの上でメッシュのパターンを転写します。

オイルラインにはアルミパイプの細切りでジョイントを再現します。
タダの細切りですがこれが意外にいい仕事をしまして・・・決して六角にもなっていないのですがジョイントとホースの分岐点に見えてしまいます。

ついでにオイルクーラーを固定する為のバンドを作っておきました。
素材はワインキャップですが厚みが結構有りますのでロールで皿に薄く圧延してナイフでカットします。


細かな細工が多いのでなかなか前に進めません、明日は何も雑用が無いのでゆっくりと製作が進むと思います。

・・・と言うか・・・進めば良いですね(笑)