Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日の製作はマイバッハだけじゃありません(笑)

2013-09-01 20:59:50 | Ferrari312T2
フェラーリ312T2も進めたいですね~昨日の公約?ですからね。

フロントウイングにはデカールを貼りたいのですがデカールは1セットしか無かったのでデカールを何とかしなくてはなりません。
Agipのデカールは以前312T2モナコを作りましたのでその予備デカールを保管しておりましたのでそれを使う事が出来ます。
ちなみにF1-87の物も持っておりますのでそれでも良いかと思いましたがその時代の物はライオン?のマークの周りに四角な囲みがありましてデザインが違いますので使えないんですね・・・。

問題はグッドイヤーですね~。
312T2モナコは白文字に黒の縁取りなのでグッドイヤーは使えないのです。
仕方が無いのでアルプスプリンターで印刷する事になります。
予備をいくつか作っておきます・・・ちょっと多過ぎかな~!?

画面で見ると丁度良い様な気がしますが少し大きい様に思います。

少し小さめに作ってみました・・・5%位小さいかな~。

ウイングのすぐ上側が直したものその上側が最初に作ったものですが雰囲気が違うのがわかりますか?
ちなみにウイングは最初に作った穴の空いてしまった物です。

印刷したデカールにリキッドデカールフィルムを塗って印刷を保護します。
余り擦って塗りますと印刷が剥げますからね~気をつけて行いましょう(笑)

デカールが準備出来ました!
Agipのデカールの上下の黒いラインが版ズレしていますので両サイドをカッターでカットして使います、画像をご覧頂くとカットしてあるのがわかると思います。版ズレはよくある事ですが少し気を使う事でシャープな印刷を再現する事が出来るのです・・・気の使い方という事ですね。

デカールを貼ってみました、最終的にはマークソフターで密着させて押さえます。
これでクリアーにも負けないデカールになるかと思います。

2枚のフロントウイングを並べてみるとどっちが新しく作った物なのかわからないですね~右側が新しい物ですね。

ボディのアッパーパネルの磨きが不十分だった様なのでもう一度磨きます。

メインのカウルももう一度磨きます。昨日は2000番まで磨いてありましたので3000番のバフレックスで磨いています。

イサムのミラノ2K細目から3Mハード1で磨きました、ほとんどきれいな艶が出てきましたね。

続いてウルトラフィニッシュでの磨きです、もう写真で見る限りあまり変わらない様に見えます。
しかし実物を見るとウルトラフィニッシュで磨いた後の方がきれいに光っていますね~。

明日はラプロスについて少し語ります・・・お楽しみに!

明日からは9月ですね~

2013-08-31 21:22:41 | Ferrari312T2
ウ~ン早いもので明日からは9月になりますね。
8月はずっと暑い日が続いていましたね。
この数日は曇りだったり雨が降ったりで結構涼しい日が続きまして夜寝る時も楽になりましたよ。
暑いとどうしても朝までに目が覚めてしまいまして翌日は寝不足で・・・と言う事の繰り返しでした。
全国的に今日明日は大雨の予報が出ていますが皆さんのまわりはいかがでしょう?
島根も一時的に強く降っていましてアトリエの前の道路はすぐに水没してしまいました(笑)

さて制作の方は312T2です
一昨日までにクリアーはほぼ塗り終えましたが部分的にクリアーが不足気味な所が有りまして少し塗り足したり・・・しています。
こんな場合フルディティールのF-1はボディパネルが分割されていますので塗り足しはそう難しい事じゃないので助かります。
今日は朝一番からメインカウルを研いでみました。
まだ部分的ですし全体を研いでいませんから調子がよくわからないですがこの部分は大体大丈夫そうですね。

どちらかと言うと苦手なこのフラットな部分も何とか大丈夫そうです。
ここは塗膜を厚くしてしまうとシャーシへのフィッティングも問題が出てしまうので注意が必要かな~。
塗膜の強度が落ちない程度でなるべく薄く仕上げるというのが目標ですね。

この部分は複雑な形状なので研ぎ出しには気を使いますね。
幸いにしてデカールの段は全く無いのでそうギリギリに攻めなくても良いのは少し気持ちが楽です。

3Mのハード1に変更して磨いています。
小さな部品の撮影はなかなか難しいですね~(笑)

フロントウイングは作り直す事にしました。
理由はこれです・・・わからないですか?
グッドいやーのAとEの間の上側に黒い点が見えますよね。
これってゴミが付いているのではなく裏から開けたピン穴が貫通してしまっているのです。
今まで皮一枚残っていたらしいのですがコンパウンドが裏の穴に詰まったので古歯ブラシで取っていたら穴が開いてしまった様です(汗)
アルミは修正が出来ないですから作り直すしか無いんですよ~。

早速1.0mmのアルミ板を切って曲げておりますこれからはひたすら削る・・・(笑)

写真一枚で時間は結構経過しましたがやっと形になりました・・・。

ペーパーの番手を上げてゆき最終は3000番のバフレックスで仕上げますと丁度良い光り方になります、その場合は磨き目を揃えてゆく事が奇麗に仕上げるコツになりますよ。
酸化防止にミッチャクロンを塗っておきます。
少し光り方が鈍くなりますが後で酸化して白くなるのは困りますからね~。

ピンボケで申し訳ないですが・・・ミッチャクロンを塗った画像です。
明日はマイバッハの磨きとフロントウイングのデカールを貼りたいですね。
予備のデカールが無いんで作らなければなりません・・・
この後312T風のテストウイングも作らなければ・・・これはオマケですね。

昨日は休養を頂きました

2013-08-29 21:33:34 | Ferrari312T2
昨日は久々の完全休養でした。
やっぱりたまには休みを頂かないとダメですね。
お盆も休みは無かったですし先週の土曜日はお店は休みましたが法事で大変忙しく精神的余裕は全く無い状態が続いていましたから昨日のお休みは砂漠でオアシスを見つけた旅人の様でした(笑)
おまけに家内は友人と出かけてしまったので家の中は私一人でして・・・一人になる事っていつから無かったのかな~。
もう思い出せない位前から誰かとずっと一緒だった様な・・・

さて今日の制作は312T2の2度目のクリアーから始めます。
一昨日は1000番のペーパーで1度目のクリアーのエッジに片寄った部分を中心に研ぎ出しておきました、ここから2度目のクリアーを塗ります。
1000番と言えば仕上げにしてはかなり荒めの番手ですがこのまま次のクリアーを塗っても良いのか気になる方もいらっしゃるでしょうね。
他の方の話はわからないですけど、私の経験上は大丈夫です。
ただし条件は有ります。
まず研磨したカスを完全に払っておく事ですね、これがクリアーの中に点在すると見えてしまいます。
私が2度目のクリアーの前にコンパウンドを使わない理由は、コンパウンドの中にはノンシリコンと言っても僅かに艶出しをする成分が混入していますのでボディの表面にそれが付きっぱなしにならない様にという事も有ります。
そして一番大きな理由は2度目のクリーアーの密着力を高めるため(足付けと言いますが)に下地の凹凸を残しておく訳です。

そして肝心の塗り方ですが・・・実はこれの質問が今まで一番多かったのです。
実技を言葉で(まして文章で)説明するのは私の様な国語が苦手の者にとっては大変難しい事でして、誤字脱字が多いと言われるとグーの音も出ませんね。

今回は312T2のボディパネルでご説明してみましょう。
ペーパーをかけた後は中性洗剤で洗って一晩乾燥させます。
新しい持ち手に付け替えまして準備完了になります。
塗料の方は通常の比率で混合してから約50%のシンナー(気温に有った物を使います)を混ぜてから最近は気温が高いのでスーパースローシンナーを5%程加えます。
エアブラシは0.5mmの口径のノズルを持つ物を使いガンのエア入り口には水分を除去出来るフィルターを付けておきます。
エア圧は標準で塗料のノズルは少し絞り一度に塗れない様にします。
塗るべき対象物からガンまでは離し気味にして塗装の対象物にミストで塗料が届く感じに致します。
この時のガンのスピードは塗料の絞り具合との兼ね合いも有りますからガンを早く動かす癖の有る方はノズルは少し開き気味にしますし、反対にゆっくり塗られる方は絞り気味にして使います。
塗った感じはこんな感じです。

10分程インターバルを置いて裏の方を触ってみて少しべたつく感じまで塗料が硬化しましたら同じ要領でもう一度塗り重ねます。

これを感度か繰り返します。
これは塗装の対象物の表面で塗料が少し硬化してエッジに移動しない様になってから次を塗る事でクリアーのエッジへの溜まりを防止するのです。塗ってから粘度が上がればエッジに寄らない訳ですね。
そして少しずつ塗る量を増やしてゆき艶が出て来たらそれ以上塗らない事です。

この塗り方ですとクリアーのエッジへの移動は最低限になりますのでこの後の研磨が楽になるのです。


この説明でどれ位ご理解頂けるか・・・かなり疑問は有りますが・・・(笑)
私の行なっている塗り方という事でご紹介しておきます。

312T2はクリアーを削っています

2013-08-27 23:00:17 | Ferrari312T2
タイトルを見ると簡単そうですが、実はこれが一番時間がかかりますし神経を磨り減らす部分です。
下地が出たら最初からやり直しになります。
こんなエッチングの部品は平面が出ていて削るのは簡単!と思われるかもしれませんが意外とエッジが出やすいですね。パネルエッジのあちこちに白い部分が見えまして如何にも下地を出した感じがしますがこれはクリアーのカスが溜っているだけです・・・ご心配なく(笑)

複雑な面を持つサイドパネルも研磨しておきます。
実はこの後コクピットカウルも研磨しましたがカメラの電池が無くなってしまい画像が映せませんでした・・・


明日はマイバッハを含めてクリアーを塗ります。
営業日の木曜日には再び磨きをかける事が出来るはずです。

こちらも研いだり塗ったりですね

2013-08-26 21:07:30 | Ferrari312T2
塗装が終わらないとなかなか250TRにかかれませんね、早く取りかかりたいのはやまやまなんですがこの時点で色々な物を触ってしまうと忘れてしまう部分も出て来ます・・・それではまずいから区切りがつくまではこのまま突き進みましょう。

さてマイバッハの方も研ぎを入れてはクリアーを塗っておりましたが312T2も同じ行程です。
昨日はコクピットカウルの部分に2度目のデカール貼りをしましたが今日は水分も飛んでしまったでしょうから2度目のウレタンクリアーを塗りました。
少々ブレていますね、少し光が足らないのでシャッタースピードが遅くなったのですねご勘弁下さい。


アルミ製のウイングにもウレタンクリアーを塗ってありましたので表面の凹凸を一度ペーパーでならしておきました。ここで気を抜くと下地が出たりしますので決して気を抜けない部分です。
製作の進みが良く無いですがここで省略をする訳にはいきませんからもう少しの時間お待ち頂けたらと思います。