Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

東京から無事帰宅しました

2016-01-21 10:44:54 | Rossoの休日
19~20日と2日間程お休みを頂きまして東京に行って来ました
少し前にも書きましたが今回の東京往きは家内の父(義父ね・・・)のたっての希望で東京の両国国技館で大相撲が見たいという事でした
まあせっかくですからなるべく土俵に近い場所で見せてあげたいので昨年夏から周到に家内の兄弟が準備をしておりました。
まあこの季節なので準備中にはその天気まで何とかする訳にもゆきませんでした
案の定東京に行く前の日には関東方面は大雪で怪我をする人が結構いらっしゃった様ですね。
そして当日の19日は
山陰が朝から大荒れでして果たして飛行機は飛ぶのかかなり心配を致しました
義父は大変元気なんですがやはり歳を考えれば長い距離を歩くと言うのはなかなか難しいでしょうから電車移動はなるべく避けたい所でした。
それでも少し揺れましたが何とか離陸・・・19日以降は関東方面は寒かったけど天気は良かったです。
午前中は築地の場外を散策・・・
誰かさんが通院している病院の近くを通りまして・・・
築地本願寺をお参り・・・お寺と言っても何となくインド文化を感じさせる様な建物でしたね・・・
田舎のお寺とは全く違います・・・(笑)
そして両国に移動して国技館に・・・
最初は幕下の取り組みが多いのでこんなにガラガラでした

ここでお弁当を食べて私達夫婦は退席です・・・というのも枡席は狭いので4人坐れば足が伸ばせませんからね~
親孝行ついでに(笑?)場所をあけておきました。
義父を義弟に任せて私達は合羽橋商店街に・・・
何件かのCafeを巡り業務用厨房機器屋さんも冷やかして・・・

それでも最後頃の面白い取り組みは見たいので再入場して立ち見をしました
再入場した時に丁度島根県隠岐の島出身の隠岐海の取り組みだったのですが・・・ま~凄い迫力ですね
TVで見るのとは大きく違います。
最後はこんな感じに・・・


夜は4人で宴会ですね~
今回私は完全に黒子ですから・・・お酒を飲む時だけ表に出た様な・・・(笑)
翌日は東京スカイツリーに・・・
天気が良くて遠くには富士山も見えます

真下を見ますとかなり怖いですね
ガラスの床が有ったり致しましたが・・・上に乗っても割れはしないでしょうけれど怖かったです、まあ恐いもの見たさも有ります。
そしてスカイツリーにの上に上がりながらスカイツリーを見る・・・
そう!陰が映っているのです・・・


平日の朝一番なので人も少なくて・・・などと思っていたら
小学生や中学生/高校生の修学旅行!?や外人観光客(中国が一番多く北米/ヨーロッパの順番かな~)
しかし落とし穴が有りまして
私達が上に上がってから風が強くなった様で4本有るエレベーターのうち3本が停止してしまったのでなかなか下に降りる事が出来ませんでした
結局40分程行列をして待ってやっと地上に降りる事が出来ましたよ
おかげでソラマチでの見学時間が無くなってしまいました・・・(笑)

最後の関門は
羽田から米子までの飛行機が飛ぶのか・・・と言う事なんですね。
それでも搭乗手続きが終わって飛び立ったのですが気象条件によっては羽田に引き返しますと・・・引き返されたらただの遊覧飛行です(笑)
いろいろ心配致しましたが何とか着陸!
これで今回のミッションは完了という事になりました・・・メデタシ!メデタシ!!

明日と明後日は更新をお休み致します

2015-07-24 14:37:17 | Rossoの休日
25日と26日は所用の為に更新をお休み致します。
何で休みかって!?
珍しい事に大学時代のクラブ活動の打ち上げ会に参加してきます。
私の今の体型からは想像出来ないかもしれませんが・・・
実は高校時代からフェンシングをしておりました、大学時代も京都産業大学のフェンシング部に入っていまして4年間フェンシング漬けの生活でしたね~
体型も今より随分スリムで動きやすかったんでしょうね~
高校3年の時にはインターハイにも出場し準決勝で惜しくも負けちゃいましたが・・・

その京都産業大学のフェンシング部から前期の打ち上げ(新入生歓迎コンパという奴ですね)の案内が有りまして・・・今までは余り出た事無かったんですね。
今のフェンシングは昔と随分違うでしょうしず~っと前のOBがしゃしゃり出て来て勝手な事を言うと言う図式がどうも好きじゃなかったんですよ。
現役の皆さんにはそれぞれ楽しく活き活きと部活動に励んで頂きたいですからね。

ところが当時の同級生から連絡が有りましてねついでに同窓会をしようと言う事になりまして・・・
当時の同級生は4人いましてその内3人が集まります。
でも残念な事に一人だけ連絡が取れない人がいましてね~
随分長い間年賀状だけはやり取りしていたのですが・・・年賀状が戻ってくる様になってしまいました。
お名前は「林博秋」さんって言います。
皆さんの周りにおられませんよね・・・大阪府枚方市出身、32年前に京都産業大学を卒業(しているはず)
携帯電話も無い時代でしたからね~心当たりの有る方はご連絡をお願い致します・・・出来れば4人で集まりたいですからね。

さてそういう状況なので本日は早めの更新です。
こんな時の為に330P4の製作をしいている(!?)のです(笑)

さてどこから手を付けて良いのかよくわからない状況になっていまして、先日K村さんから連絡を頂いた時も330P4のフレームは凄い事になっていますね~と書かれてしまった(笑)
確かに私の技術で手に負えない事になっています・・・(爆)

気になっていたのがフレームの一番前側の部分です上側のフレームに何も支えが無くてねあちらこちら当たっているうちにハンダが取れないかと少々心配になっていましたので斜めの補強を付けておきましょう。
ここはMFHのキットでも角パイプの様なので真鍮の角線を使っています。
この上のパイプはどうやら冷却水のパイプも兼ねている様ですね。
これで振り放しの部分が無くなりましたので少し安心です。

リアのカウルとフロントのカウルはボディに合わない事がわかっていますのでまずリアから合わせてゆきたいのですがその前にしておかないといけない事が有りますリアの位置関係を合わせる為にはマスキングテープで仮止めしてあるサイドシルのパネルをきちんと合わせておかなければなりません。
と言う事でサイドシルを固定する為のステーを1.0mmの真鍮板から作りました。

MFHのキットではこんな部分にステーが付いています。

作品ではこのステーが付く部分は丸パイプのフレームの部分になります。
まあフレームが無いとステーは付きませんからね(笑)
左右で4ヶ所のステーを取付けました。

そう言えばエンジンの前側のバルクヘッドの部分のフレームもまだ作っていなかったですね~。
ここはかなり込み入ったフレームになりますからなかなか手強いですね。

採寸するだけでもなかなか大変なんですよ
他の部分に当たりますし短かったらもうどうにもならないですね。
作り直しをするしか無い・・・

何とか全てのフレームを組み終えました・・・結構疲れます。

左右のサイドシルの下側を2ヶ所ずつビス止めしましたがどうも固定がしっかり出来ないですね。
MFHの設計ですとサイドシルの上側はダボ2ヶ所で差し込んで接着という事になっていますがこの構造ですと仮組の接着では外れやすく位置決めがピッタリといかないのです。
仕方が無いので上側もネジ止めに変更します。
ネジ止めにする為にフレームの一部を削り取って上下方向にパイプを取付けます。
この位置は丁度接着の為のダボが有る部分ですね。

このダボの位置を利用してビス止めに変更しました、ただビスの頭が上側のアルミ板に干渉しそうなので頭を少し沈める工夫が必要になりますね。

次はいよいよリアカウルを支えるリアパネルを作りましょう。
形状はMFHのキットの物を正確にコピーしたものになります。
部品をそのまま使う方法も有りますが両サイドの部分は幅が無いので薄く見せる事が出来ませんからここは0.5mmの真鍮板を切って作り直した方が良いでしょう。

ザックリと切り出しまして
ヤスリで仕上げました。
左側の上の物がキットの物ですね。

真鍮板を切って削りますと若干反りが出てくるのは仕方が無い事ですね、金床の上で叩いて平面を出します。
ここで気が付かれたかもしれませんがマフラーが出てくる上の部分が奇麗なRになっていないですね。
実はこれMFHの説明書に出ているのですがマフラーは上下に並んでいる訳では無く少し斜めになっている事、そしてその上側の丸く切ってある部分は正円ではない事ですね。
まあこの辺りはMFHさんのインストを尊重しまして・・・同じ形状にしておきました。

左右の幅を調整します
気持ちクリアランスを小さめにしておきます。
多分塗装をしますとその厚みで再調整が必要になりますでしょう・・・

フレームの後部に接着します・・・これも仮止めですが・・・。

カウルを填めてみますとこんな感じです
リアカウルとリアパネルはピッタリですね~。
さすがに時間をかけて作り直しただけの事は有ります。

リアカウルを削り合わせたい衝動を抑えておきましてリアカウルの後側の位置を合わせる為のピンを立てましょう。
実車には有るかどうかわからないのですが模型の場合リアのパネルとリアカウルがピッタリ合っていて初めて格好よく見えると思います。
リアカウル前側はヒンジが付いていますので位置決めはバッチリなんですが後側は何も有りませんこの場合やはりピンを立てておいた方が良いという判断ですね。

丁度良い事にカウルのこの部分も十分な厚みが有りますからここにピンを差し込む様に穴を開けておきました。

センターセクションの部分とリアカウルの接合部は残念ながらこんなにも合いません・・・
カウルの両肩が持ち上がっている様ですね~
中央部分を優先して合わせると左右ともにこんな感じになります。

これだけ大きいと誰かさんじゃないですがお湯に付けて曲げるのもちょっと怖いので・・・
プラ板で削り代を作っておきます

あとはひたすら削って仕上げます
と言ってもつなぎ目部分だけを集中的に削ると面のつながりがおかしくなってしまいますので全体的に自然なRでつながる様に削ってゆきます。
この辺りはボディがウレタン樹脂なので比較的柔らかくて削りやすいですね。

ついでにホイールアーチとサイドシルの後側も形状が合いませんしホイールアーチが少し大きい様にも感じます。
ついでにプラ板を積層して合わせておきましょう・・・
ホイールアーチはホイールとタイヤを付けてから調整を致しましょう。

今日のご紹介はここまでですね
仮組のマスキングテープが少なくなった事がわかりますね~
テープを使って仮組しているのはセンターセクションの後側の部分だけになりましたね~。
ここも最終的には接着だけでは強度が心配なので裏側からのビス止めに変更したいですね~。



今日は休日じゃないけどね・・・

2015-07-14 17:12:56 | Rossoの休日
今日は雨の降る予報だったのだけどほとんど降っていないですね~。
昨日に比べると外気温は少し低いですね。
台風ですがこのまま北上してきますと当地は17日にはまともに暴風雨圏内になる様な予報が出ていますね~。
はたして大丈夫なのでしょうか・・・?

本日は火曜日なのでRosso休日じゃないのですが朝からブガッティT57の部品を作っていたのですがどうもおもわしくないので作っていた物を不採用としました。
よって本日作った部品は残念ながらゴミ箱往きになってしましました・・・な~にも更新するネタが無いので少しだけ進んでいる330P4を更新しておきます。
330P4もここからは大変難しい部分になってきます・・・それはリアカウルを後側で支えるフレームを作らなければならないのです。
まずはカウルの位置関係優先でカウルを支えるフレームの高さを決めますがこの計測は通常は定盤の上で行ないますが定盤は普段置き場所が無いので自宅に置いたままになっています。
仕方が無いので平面の出たガラスの上で・・・(笑)
ガラスの上側27mmの高さになるとカウルが自然な状態で収まる様ですね~。

330P4の場合リアカウルを支える部分は左右から出ているエキゾーストに挟まれたパネルの部分ですが、この部分はシャーシ側に固定されていますがMFHのキットではこの部分のフレームは再現されていませんのでどの様に再現しようか考えておりました。
取り敢えず上側のカウルを支える部分は角パイプの様なのでその部分と両サイドのリアパネルを支える縦のフレームを作ってみました。

横引きの角パイプの下側にもリアパネルを支えるフレームが無いとカウルを支え切れないと思われますので下側の横引きを支えるフレームを取付けています。

リアカウルを乗せて高さを確認しておきましょう・・・この時点で間違っていたら元もこも有りませんからね~。

下と上の横引きを結ぶ短い角パイプを付けて補強しました・・・
カウルとの納まりはこんな感じになっています・・・がここで疑問が
リアカウルの下側のエキパイが出る部分のリアパネルはMFHのリアカウルを使った場合平面ではなく微妙なカーブを持って左右のトランク部分とつながっていないと不自然になってしまうのです。
しかし330P4はこのリアパネルの部分が微妙なカーブを持っていた記憶が無いのです。
キットのリアパネルもただの平面なので左右のトランク部分との面の整合性が無く取って付けた様な面構成になってしまい大変不自然ですね。

キットのボディに合わせればリアパネルを2次曲面になる様に曲げなければなりません・・・
仮に曲げてみました・・・まあ曲げればボディ面とは合うのですが・・・

カウルを外してリアパネルを支えるフレームを見てみますとこんなに曲がっています・・・
(左右の部分が上側に曲がっています)
これではちょっと雰囲気が違うな~。

リアカウルを横から見てみます
丸いお尻の部分にレギュレーション用のトランクを付ける為に下側に四角い部分が出ていますねこのトランクの後ろ面が斜めになっていますね。
ここは実車では斜めではなく地面に対して垂直になっているはずです・・・

画像ではこの形状の違いはわかり難いですがこの後側の面を直す為にトランクの縁にプラ板を貼付けてみました、これがガイドになるのです。
ただパテを盛ってもガイドが無いとどれ位盛ったら良いのか見当がつかないですからね。
ガイドの高さはリアカウルをフレームにセットして垂直になる様にしています・・・ガイドの高さが結構有りますねこれだけ高さが違います。

フレームにリアカウルをセットした時の左右の誤差はあまり無い様なのでエンジンの後側の補強左右に2本づつ取付けました。
この補強はサイドシルの部分に連結している物でエンジンが左右に暴れるのを防止しているフレームになりますね。

先ほどのトランクのガイド部分にはポリパテを盛ってみました。
これだけ厚みが有りますと1度でパテを付けるのは難しいでしょうから2度に分けて盛ります。
そしてリアカウルの部分で最初から気になっていた事が有ります・・・樹脂製ボディのために曲がってしまったのかそれとも最初から原型が良くなかったのかわかりませんがリアパネルの上側に有る大きな排熱口の上側のボディが歪んでいるのですよ。
経年変化というには余りにもキットが出来てから時間が経過していないですからね~完全に樹脂が硬化するまでに脱型したのかな?
この部分を切り取りまして1.0mmのプラ板に置き換えました。
この部分は厚みが2.0mm程度有りますから2枚のプラ板を重ねますが接着面積を稼げる様な構造にしておきました・・・もう簡単には外れたりしませんよ。

ちなみに上側が切り取ったウレタン樹脂のボディの一部下側が取付けたプラ板ですね。
曲がっているのがよくわかりますね~。

プラ板の継ぎ目は見えますがボディパネルの板が真っすぐになっているのはよくわかりますね。

リアパネルの部分を支えるフレームですが
構造がわかりました!
先日、コメントを頂いた「去ったでぃデングフィーバー」さんが教えて下さったサイトでその形状が確認出来る画像が有りました。
一応こんな感じに作り直しておきました・・・これで9割は間違いないと思うんだけどね。

トランク部分のパテを削ってみました・・・案の定まだ凹みが残っていますからこの後細かな目のポリパテを盛っておきましょう・・・。

リアフードをフレームの上に乗せてみます・・・
こんな感じになりました・・・(笑)
ボディよりもフレームが一段奥まっているのはここに真鍮板0.5mmで作ったリアパネルが取付けられるからですね。

リアカウルを支える為にフレームの後端がカウルに当たるのですがこの当たる部分の面積が非常に狭くずれやすいのでプラ板を貼って厚みを増しておきましょう。
ここの面積を広くしておきますとカウルの納まりが良くなりますね。

フレームにカウルを乗せて下側から見てみた所です・・・
フレームが当たっているのが先ほど幅を増したカウルの部分です。

フレームとの相性を確認したら目の細かなポリパテを盛っておきます。
この目の細かなポリパテは透明な硬化剤を使用している事が多いのですが混ぜ具合が確認出来ないので私はモリモリ用の黄色な色の付いた硬化剤を使用しております。

330P4は本日分でほぼオンタイムになりました

2015-07-09 19:31:57 | Rossoの休日
今日も朝から雨が降っていまして湿度が高いですね~
こんな日にラッカー塗装をしたら最悪の塗装になりそうです・・・幸いにして本日は塗装の予定は無いですが・・・。

雨の止み間にプチトマトとズッキーニそしてイチジクの収穫をしておきました。
「イチジク」と聞いて??不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね~。
イチジクは秋の果物なのですからこの時期にはなかなか穫れない・・・別にハウス栽培をしている訳では有りません。
この時期に収穫出来るのは昨年の枝に出来るものなのです。
つまり今年伸びた枝になるのが秋のイチジク、昨年の枝を剪定する時に少し長めにしておいた部分に成るのがこの時期のイチジクでして当地では『花イチジク』と言ったり致します。
この『花イチジク』は秋の実よりも大きく立派な物が多いですね。
ただ雨が降っていますから水分が多めで味は今一歩と言う感じでしょう。
天気が続いた後なら間違いなく甘くて食べごたえのあるイチジクなんですけどね。

さて製作ですが本来の製作はアトランティックのドアヒンジを製作していますが試行錯誤が続いています。
と言うのもヒンジの部分を支えるステーを0.2mmの真鍮板で作っていましたらどうも強度が足らない感じなんですね・・・そこで真鍮板を0.3~0.5mmに変更しますと曲げが奇麗に決まらないのです。
その部分で結構試行錯誤を繰り返しております、本日分の更新で330P4は作り貯めた物が無くなってしまいますから明日にはアトランティックのドアヒンジを何とかしなければなりません(滝汗)
プレッシャーがかかりますね~私プレッシャーに弱いんですけど・・・(笑)

では本日紹介分の330P4です。
エンジンのマウントを製作していますが両サイドと前側だけではなく後側にもエンジンマウントが有る事を忘れておりました。
おまけに後側のエンジンマウントはミッションの固定も兼ねているという難しい形状なんですね。
しかもこの部分はMFHのキットでは両サイドをネジ止めにしています、実車も脱着式なのかわからないのですが・・・確かにこのフレームが外れないとエンジンミッションの脱着がやり難いかもしれません、キットに習って脱着式にしておきます。
まずはシリンダーヘッドの後側に有るビス穴を開けておきます。

そして先日作ったマウント用の部品をネジ止めしておきますと位置関係が決まりますね。
そして左右を結ぶフレームの一部を先ほどの部品が貫通出来る様に削っておいた物をハンダ付けしますが、今はまだ位置関係を確認するのみです。
そうそうパイプを使っていますからこのフレームの両端は穴が開いていますがネジを切らなければなりませんのでなかに1.5mmの真鍮線を差し込んでハンダ付けをします。

真鍮線の余分な部分を切って削ります

旋盤に固定してセンターに穴を開けます
この穴はネジの下穴になりますから1.0mmの穴を開けました。
この後この穴に1.2mmのネジ山を切っておきます。

ここでちょっと気が付いたのですが
エンジンが何故か少し捩じれて付いていましてね~フレームの前側をほとんど一旦外しまして作り直しをしました、大変遠回りで手が動かなくなる所ですがここでいい加減な事をしておきますと後々まで響いてくるからですね。
心を鬼にして・・・分解しました。
この画像でもバルクヘッドの部分とエンジンの間のフレームが一部無い事がわかりますね・・・そう!修正中なんですよ。

曲がっていたエンジンは何とか元に戻りましたのでエンジンとミッションに間のフレームを再開致しましょう。
前側のエンジン側の固定はこのフレームのパイプ部分にビスを通して固定致しますが後側のミッションはその内側に有る穴に1.0mmのピンを出しておいて差し込んで固定する方法をとります。

所定の位置に取付けますとこんな感じになります。
差し込み過ぎない様に真鍮パイプのカラーも入れてありますから見た目の雰囲気は良いじゃないかな~。

先ほど取付けたフレームの両サイドにエンジンマウントと同じ部品をねじ込んでおきましてここにまたフレームを組んでゆきます。
ここをネジ止めにしておきますと後で分解する場合に少し楽が出来ますね。
実車はどうかわからないのですが結果オーライという事でしょう。

続いて先ほどのエンジンマウントの部品に縦のフレームを取付けましょう。
下側のフレームは斜めになっていますがこの縦のパイプは地面に対して垂直にハンダ付けします、スコヤなどを使って正確に垂直が出る様に注意致します。

次にすぐ前側のエンジンマウントに真鍮パイプを延ばします。
このパイプはかなり短いので指でつまんで削るのはちょっと大変ですね。
私はハンドバイスで固定して削っています・・・
そして上から斜めに補強を渡しますがこの補強は少しパイプが細い様でして外径が1.4mmのパイプを使っています。

そして同じく細目のパイプで側面前側のエンジンマウントまでトラスで補強します。
細いですが結構強度が有りますね~さすがトラスです。

やっとここまで出来ましたね~
前に進んだり歪みが合って元に戻ったり・・・いろいろ有りますが・・・。
ここまで製作が進んだ所で実は外径が2.1mmの真鍮パイプが無くなってしまいましてこれ以降は進んでおりません。
明日には届くと思いますがたまたま問屋さんが在庫を切らしていた様で入手するまで少し時間がかかってしまいましたね。
まあ330P4は基本休日の仕事なんで材料が届いてもすぐに再開は無いと思います。
ミッションの脇のフレームを作ればフレーム関連は大体目処がつきそうなんですがね~(笑)

最後に本日ご紹介したエンジン側面のフレームを斜め後から・・・

フレームだけじゃダメですね~。

2015-07-08 16:30:51 | Rossoの休日
本日は定休日なのでお休みなんですが、大変忙しいのです。
何が忙しいのかと言いますと自宅の修理をしている事がどこかに書きましたが工事が始まりますと寝室と旧アトリエの壁が無くなってしまいますので家の中で引っ越しをしておかなければならないのです。
そこで今は娘の物置になっている部屋を掃除してこの再に要らない物は処分してもらって寝室を確保しようと掃除&引っ越しで大変忙しいのです。
この6年程は自宅には寝に帰る生活だったので意外と不要な物の整理がついていなかった様で沢山のブツを廃棄処分する事になりました・・・まだまだ続きそうですね。

と言う事で製作はしていないのですが
有り難い事に作り貯めた画像が有りますので更新をしておきましょう。
下の画像は昨日ご紹介したメンバーをフレームに固定してエンジンをビス止めした所です。
メンバーはパイプの部分をフレームに通して仮に瞬間接着剤でとめてあります、フレームを作る場合に位置がズレてしまいますともう一度やり直しになってしまいます。
ミッションのメンバーよりも後ろ側のフレームは斜めに上がっているのかメンバーの後ろから水平になっているのかよく分りません(MFHのキットはこの部分がはっきりとしていないのです)しかしこの部分の形状はリアカウルを後ろ側で支えなければなりませんので位置関係が非常に難しいのです・・・リアセクションを見ているとどうやら斜めに上がっているのが正解のように見えますので一応現状のままで進んでおきます。

リアカウルの位置関係やドアフロントスクリーンの位置関係を決めるのに重要な物が有りました、それはリアカウルのヒンジが付くエンジンルームとの間に有るバルクヘッドの位置と傾き加減ですね。
このバルクヘッドの位置を決めるのにサイドシルを付けなければなりませんね~。

サイドシルはそのままでは付きません
フレームの直径分約2mmとサイドシルに貼る予定のアルミ板0.5mmの厚み分取り付け部分を削ります。
まあウレタン樹脂なのでリューターとペーパーでならせば綺麗になります。
削り代の目安はマスキングテープですね

サイドシルとリアバルクヘッドを仮組してみました。
位置関係はこんな感じになりますね。
フレームの採寸は厳しく行ないましたので意外とスッキリ収まっています。

エンジンの先端部分は少しですがバルクヘッドの凹み部分にめり込むように配置されますが実車もこんな感じだったので良い感じですね~こんな姿を見ると少しワクワクする様な気まします(笑)

後ろ側は後リアカウルだけなので心配は少なくなりましたがフロント側はまだ部品が多いので心配ですね~
この辺りで少し前側のカウルも仮組をしておいた方が精神衛生上良いかな~と思いましてフロントスクリーンです。
間にドアは有りますがドアはスクリーンの位置が決まらないとどうにもなりませんのでただ単にマスキングテープで仮止めしています。
最終的にはドアは削り合わせが出来るので余り心配はしていません(笑)
取り付けステーを変更する為に固定用のステーを切り飛ばしてビス穴を開けました、ビスの頭が隠れるようにザグって有ります。

コチラがスクリーンを固定する為のステーですね、このステーのビス穴は小ネジの為のネジが切って有ります。

この部品はドアの前側でフロントカウルとの間のパネルですがこの部分もステーを別に作って見えない裏側で固定出来るようにしておきます。
どうした事か左側はピッタリなんですが右側のパネルは酷く変形しています。
最終的にウインドウの当たる部分をかなり削って合わせる事が必要でしたのでこのキットを組まれる方は同じゴム型で作られている恐れが有りますから注意が必要ですね。

先程のパネルですがこんな感じに取り付けました小さなビスの頭が見えますがこの裏に先程の真鍮製のステーが取り付けてあります。
キットでの固定ビスはこのパネルの上側に有る給油口の部分に固定ボルトが付くのですが給油口を開閉式にするとビスが邪魔になりますからここに移動したと言う事ですね。

しかしフロントカウルをかぶせますとカウルの隙間がこんなにも空いてしまいます。
特に左側は2mm以上空いていますがすがこの後ろのカウルをそれだけ前に移動しますとウインドウのパーツの間に隙間が出てしまいますからフレームが良く無くて隙間が空いている訳では無くフロントカウルの形状が正しく無いのでしょう・・・何らかの修正は必要ですね。

レジン製の重いエンジンが2本の真鍮パイプの上に載ったままではパイプが歪んでしまう可能性がありますのでエンジンの固定も進めておかなければなりません。
まずはエンジンの両サイドの固定部分同士を結んでからその前側にフレームを延ばしています。
これだけでもエンジンの自重でブラブラする事が無くて強度が上がったのを実感出来ます。

そしてその前側のフレームに伸びたフレームをとりまく補強ですね。
強度が必要だったらしく(まあV12エンジンはかなりの重量が有ったので当たり前なんですが・・・)3本のパイプで頑丈になるように配置されていますね。
この部分を左右補強しますとかなり頑丈ですね~

エンジンの前側つまりバルクヘッドの後ろ側になりますフレームですがこれはまだ途中です。
ここもかなり複雑なフレームワークになりますが一つずつ切って削って取り付けて・・・を繰り返す事で完成が近くなる(はず)


と・・・
ここでこの真鍮パイプの在庫が無くなってしまいました。
意外と沢山のパイプを必要とする事が分りますね~同じ方法で製作される方が有りましたら思ったよりも沢山のパイプをご準備される事をお勧め致します。