Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ナンバープレートの準備

2017-05-09 21:23:51 | Ferrari F355
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本日の山陰は朝出勤するあたりから雨が降ってきました。
しかしざ〜っと降るわけではなくパラパラと落ちてくる感じでしたね。
まだ黄砂が飛んでいるのか雨がフロントガラスに着きますとワイパーを動かしても窓が汚れるだけみたいで視界が良くなかったですね。
そんな汚い雨でしたが本日は中庭の芝の際を刈りました。
最初はポツポツだったのですが際刈りが終わる頃になりますと結構降ってきまして頭の上に降った雨が顔に流れてくるようになりました。
ちょうど際刈りが終わったのでこの時点で終了しました。

終わったのは4時ごろがったかな?
そこから濡れた服を着替えてから制作に入ります。
こんな日でも全く模型を触らない日はありませんね。
本日はアルミ板を切っています
何を作っているのかと言いますと国内用のナンバープレートです
今まで作り置きがあったのですがちょうど底をついてしまった様でして探しても見つからない、3分探しても見つからない時は作った方が早いですからね。
そして作る時はかなりの数作っておきます、準備がいいと注文が入らないと思うから・・・(笑)
素材は0.2mmのアルミ板で実車用の大きさ33cmX16.5cm(だったかな!・)の1/43の寸法にしてあります、まあこれは当たり前ですね。
角はほんのひと擦りふた擦りして丸めておきます。

そして塗装します
その為にはこんな風に爪楊枝に固定しましてたくさんの数を一度に塗ります。

アルミなのでまず塗るのはエポキシプライマーですね。
今回は1液性のものを使ってみます。
ダイキャストなどは2液性の方がいいかもしれません理由は表面の滑らかさが違うのです。
ダイキャスト製のものは表面が結構凹凸がありますのでプライマー・サーフェーサーとして2液性のものの方が良いと思いますがアルミ板は圧延して作られていますので表面が綺麗なのです。
ですから2液性までは必要でないのです。
この一液性のエポキシプライマーは缶スプレーなのでエアブラシに取り出して塗っています。

次はラッカーのホワイトを塗ります
これは普通のラッカーですが下塗りがきちんとしてありますので密着は良いですね

こんな小さな部品でも中研ぎをしています
白は比較的下地の色に左右されやすいので塗装が厚くなりがちなんですね、エッジの方に塗料がたまりやすいので中研ぎをしてからもう一度軽くホワイトを載せておきます

作っておいたデカールを貼っておきました
今日貼っておきますと明日はクリアコートから作業が開始できます。
乾燥時間は十分に取りたいですからここまでは本日中にやっておきたかったです・・・


明日は天気が回復すれば芝刈りをします、雨が降ったらアトリエで制作ですね。
お休みなので少しゆっくりしたいのですが・・・
ちょっと無理かな
12日〜13日の静岡ホビーショーの間のことも考えておかなければなりませんしね・・・。

チャレンジグリルとホイールタイヤの取付け

2017-05-08 22:02:37 | Ferrari F355
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畑ブログの部分にも書きましたが本日は大変良い天気でしたね
明日は雨が降るらしいので屋外での仕事は難しいかもしれません、なので午前中は畑を起こしておきました。
堆肥を畑に運びまして広げてから耕耘機で耕します・・・何度も耕しますと畑の土が柔らかになってくるのがわかりますね。
ここにレタスやオクラズッキーニなどの野菜を植えてゆく予定です。
まだ苗を作っている段階ですが・・・既に植え付けの準備は始まっているのです。

午後からは仕事ですね
例えば話しですが仕事が何歳まで可能なのか、そしてどれ位作れるのか・・・考えてみました。
例えば自分の父親よりも少しだけ長生きが出来るとして・・・例えばそれまでず〜っと作れるとして・・・
65歳で年金はもらえますけど希望として69歳くらいまでは仕事をしたいな〜と思っています。
今57歳ですから後12年ですよね。
毎月1台作ったとして年間12台、12年で144台程しか作れませんね。
在庫のキットは・・・数えたく無い位有るのに。
その年齢になりますと目も弱ってきますし、手先の感覚がどうなのか・・・。
今度Hさんに会う機会が有ったら聞いてみましょうかね・・・本当の事を言ってくれるかどうかはわからないけど・・・(笑)

さて制作ですよ
リアウインドウの取り付けを行ないました。
この部分は後からですと取付け難い事も有りますし内側にゴミが付いてしまうとなかなか掃除が出来ない部分なのです。
だから内装の付いていない時点での取り付けが良いのではないかと思います。
中国の方はどのタイミングで付けているのだろう・・・?

次はチャレンジグリルの部分を何とかします
チャレンジグリルはエッチングのメッシュで作っていましたのでこのボディの方はフラットブラックで塗装をしておきました
この上にメッシュで作ったチャレンジグリルを接着しますけど部品の厚み分テールランプのレンズが奥に引っ込んでしまうのです。
その対策としてアルミ板をポンチで打ち出したものを貼付けて下駄を履かしておきます。
出過ぎても変ですからメッシュと同じ厚み分という事で0.2mmですね。

メッシュを接着してからテールランプを取付けています。
メッシュはスケール的にはかなり荒いですがまあ雰囲気なんで・・・(笑)


実車の場合ホイールを交換しますとオフセットが合わなくなる事が結構有りますよね。
今回は模型なんですがオフセットが合わなくなってしまったお話です(笑)
純正のホイールと比べますとホイールのオフセットがかなり変わってしまいましてホイールがボディからはみ出してしまいます
仕方が無いのでアクスルシャフトを一旦カットして短くします。
このままメタルを盛ってしまう事も可能ですがセンターが狂ってしまいやすい訳です
こんな時には両方のセンターに穴を開けましてピンを刺して仮固定しておいてから調整しハンダで一体化します。

シャフトを切って短くしてもホイールがホイールハウスに収まりません。
オフセットが違うのでブレーキディスクの内側がボディに当たるほど内側に寄せてもまだホイールがホイールアーチから出っ張ってしまいます。
こんな場合はボディの方を少し削ります
実車ではこんなことができませんが・・・模型ならではですね。
削った部分はフラットブラックで塗っておきましょう・・・見えない部分なのですがそれなら尚更きちんとしておかなければなりません

フロントホイールハウスの中にタイヤが収まることを確認しながらシャフトをハンダつけしました。
こんな場合にも中心にピンがあると調整しながらハンダ付けができて楽ですね。

フロントホイールの取り付けを行います
エポキシ系の接着剤を使いまして後ろ側は檜材をボディの下側に通しておきますとボディを地面と水平にすることができます。
このまましばらく待ちましょう。

次はリア側も加工します
リア側もフェンダーの中には収まりませんからシャフトを短くしますが幸いにもディスクブレーキはボディに干渉することはありませんでしたからこちらはシャフトの長さを調節するだけで良さそうです

ただ問題なのはリア側のシャフトを固定するのはボディではなく内装の部品であるということです
内装の部品をボディに取り付けておいてから作業をすることになります

先に内装の部品にシャフトを仮組みしてシャフトの長さを調整してハンダつけしておきました
長さの調整はこれで良いのですが車高の調整は内装の部品をボディに取り付けておいてからシャフトを取り付けて見ますがフロントと比べますと少し高いようなので軸受けを少し削って車高を下げました。
接着剤が硬化するまではさわれないので他のことをしておきます。

この完成品のシートベルトはビニール製のものがついているのですがビニールだけあって癖がついてしまっていますのでRosso製の布製のベルトに交換しておきました。

内装の部品をつける前にステアリングを取り付けておかないと後では取り付けが困難になってしまいます
完成品のステアリングは3本のスポークのものが付いていますがお客様の車体には4本のスポークのエアバック付きのステアリングがついているのです
ステアリングは加工をしてエアバック付きのものにいたしましたが小さいのでなかなか整形が大変ですね。

後ろ側のシャフトを接着していますまだ硬化していないので触ることができませんが・・・少し車高が低めで格好が良いですね。

リアのメッシュはこんな感じになっています・・・
少しメッシュが荒いのはスケール的に仕方がないかもしれません・・・
ただフラットブラックに塗るだけよりも良いようなきがします


明日もF355の制作を進めますよ、一気に完成するかも・・・いやちょっと時間が足らないかな〜。

修理とホイールの制作

2017-05-07 22:44:00 | Ferrari F355
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本日も実に良い天気でしたね。
風が吹けばそれなりに涼しく、日が当たれば暖かい実に良い天気でした。
ただし黄砂が飛んでいまして少し離れた山は霞んでいましたね。
そのせいか少し目が痛いような気がするのは私だけでしょうか・・・

そんな中メイクアップさんから待望のモデルが入荷しました。
お客様からは予約はなかったですが私が好きな車なので複数台買ってしまいました
ランボルギーニイオタSVRと呼ばれるモデルですね。
この車は古くから国内にありまして比較的最近レストアされた時に内装をゴールドにされてしまいまして精悍さがなくなってしまったように思うのは私だけですかね・・・
僕はこの車の内装はブラックに限ると思うのですが・・・
今回発売されたモデルは当時の姿を再現したもので内装はブラックですのでまさに理想の車ですね。
カウンタックのように近代的なデザインでは無いのですがクラシックとスーパーカーの要素を掛け合わせた良いとこ取りのデザインじゃ無いかと思うのです。
複数台とりましたがこの内一台は非売品ですね(笑)

SVRの入った荷物と一緒に2017年版のメイクアップのカタログが入っておりました。
早々にお店の中に置いておきましたが・・・
それでも・・・と思いましてこれからの予定などを見るためにパラパラとめくって見ますと、昨年に続き出ていました・・・
今回は117クーペと先日発送したフォードのホットロッド仕様の写真です。
117クーペは私が写した写真なのであまり良く無いのですが角本さんのはさすがに綺麗な写真ですね。
写真は大切なことを痛感した次第です。
と言うことで先日黒いケント紙を買ってきました。
次はそのケント紙を使って写真を写して見ましょう・・・
うまく撮れれば良いですがね〜写真の腕がね〜(笑)

そして・・・
先日倉庫の中で隣町の模型屋さんに貸し出していたミニカーを発見して出して置いたらすぐに目ざとい方に引き取られてしまったので、二匹目のドジョウを狙って探してきました。
その中でこれが出てきました・・・
これもまた隣町の方にメイクアップの30周年記念のカウンタックのモデルはありませんか?と聞いていたのですが記憶がなかったので「売れてしまいました」と言っていたのですがなんと倉庫の中から出てきました。
箱に少しラベルの跡が付いていたのですが・・・壊れることもなく無事に存在していたのです。
Uさんごめ〜ん有りました!

先日、少し数をまとめて買ってくださった常連さんがいらっしゃったのですが。
持って帰ったら車体の中で部品が外れてしまったらしくボディの中で何やらカラカラ音がしているのです。
仕方がないのでF50のエンジンフードのクリアーカバーの部分を外しまして部品を取り出して見ました。
どうやらリアのダンパーが左右とも接着剤が劣化してしまって部品が脱落してしまったようです。

ダンパーを元の位置に接着しまして・・・こんな感じになります。

リアフードの透明な窓を取り付けまして縁のモールも取り付けました。
なかなか良い感じですね〜。
お客様に連絡をしまして明日引き取りにいらっしゃるらしいです。
今度は壊れないように注意をしていただきたいですね。


ここからはF355の制作ですね
アクスルシャフトにホイールが付いたままですのでこのくらいのタイミングでホイールを取り外します。
シャフトの部分にエナメルシンナーを流しまして接着剤を溶かして分離します。

標準のホイールを外したアクスルシャフトにアイディングホイールを仮組みして見ます
穴が少々小さいようなので少し穴を大きくして綺麗に入るようにしておきます

いよいよホイールにウレタンサフを塗りました
こんなきのように金属とレジンのように違う素材を組み合わせて作った部品の場合ウレタンサフは強靭な密着力をしましますので安心ですね。

サフが硬化しましたのでシルバーで塗りたいところですが・・・
ホイールナットの部分をよく見ますと穴が空いているだけでホイールクリップナットが見えないのです

仕方がないので所定の位置に0.6mmの穴を開けまして塗装の準備をしておきます。

シルバーを塗りましたが何かピカピカと光っているように見えますからシルバーに少しクリアーを入れた塗料を変えて塗っておきました

タイヤをはめて見ました・・・今回はなるべく綺麗に仕上げております

次はホイールクリップナットを使いました、素材は0.6mmの洋白線です
リューターで研磨してさらに細かなペーパーで研磨仕上げしておきます

研磨はリューターで研磨しますがこのチャックはずいぶん前にカミムラさんに譲ってもらったものですが中央の穴が色々なサイズのものがありましてワンタッチで洋白線とかをつかめますので助かりますね
ドリルのようなチャックでは回しているうちにくわえるべき素材がどっかに行ってしまうことも多々あることなのです。

ホイールクリップナットを取り付けて見ましたシルバーで塗った部分とは質感が違いますから別な部品ですよと語りかけてくれるような気がします・・・ちょっと大げさかな。

ホイールをアクスルシャフトに取り付けますが垂直をきちんと出すために両はしをスチールブロックで支えて接着します。


明日もF355を進めます。
明日は難しいチャレンジグリルの取り付けますが・・・うまくいけば良いですね〜。

フロアカーペットとホイールの制作

2017-05-06 21:23:14 | Ferrari F355
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昨夜少し遅い時間になってから結構激しく雨が降っていました
昨夜は本日の降水確率が結構高かったので本日午前中は雨かな〜と思っていましたが、出勤した頃には雨が上がっていました。
それでも玉ねぎを少し掘っている時には少しパラパラと降ってきましたがそのうちに止んでしまいました。
そこからは急激に天気が回復しまして午後からはかなり天気がよくなりました。

お昼前からは制作を始めました
本日はF355のコクピット内を作ってゆきたかったのでまずはフロアマットを作りましょう。
その前にフロアマットの跳ね馬のマークを作ります。
イラストレーターを使ってデータを作ります上下の寸法を3.5mmほどにしますと丁度いい感じですね。
それでも大きすぎますと具合が悪いですから少し小さめなものも作っておきましょう

印刷をします
使ったのはアルプスプリンターです印刷順はホワイト⇨マゼンタ⇨イエローの順番で行なっています。
印刷が弱いのでリキッドデカールフィルムを塗って補強しておきます。

マットは昨日アルミ板から作っておきましたので本日は塗装からですね。
最終的にはグロスブラックを塗ります

そしてデカールを貼って軟化剤で密着させておきます
こうすることで密着をあげて後でラッカーをオーバーコートした時に溶けたりしないようにしておきます。
何度かクリアーでオーバーコートしてからフラットクリアーで仕上げました

作ったフロアマットを足元に取り付けて見ました
アイドロンの完成品にはこのマットのディティールはありませんので一段とお客様の車に近い感じになってきましたね

ちょっと横道に逸れますが、ダッシュボードの左側に何やら小さなディスプレーがつけてあるのでそのディスプレーを作って見ました
画面の部分はダークグリーンその周りがシルバーそしてその後ろ側はフラットブラックなんですね・・・かなり小さなものなのでなかなか塗るのが大変なのですがマスキングして塗り分けています

それらの部品を全て取り付けてコクピットをボディに仮組みしています。
この時に気をつけたいのが先ほどのディスプレーの上側がフロントスクリーンに当たらないかどうか確認が必要なのです。
幸いなことになんとかなるんじゃ無いかな・・・

昨日流し込んでおいたシリコンが固まったので型を分解して見ました
透明なシリコンなのでホイールの様子も手に取るようにわかりますよね・・・・

シリコンをカットしてホイールの原型を取り出しました
それにしても綺麗なシリコン型ですね・・・

真空中型装置を使いましてレジンを流し込みましたまだ硬化していませんので全体が透明なのですが気泡は無いみたいですね
これだから真空中型装置を使う意味があるのです

下の部品左側がこのホイールのファーストショットですね
なかなか繊細な部品です・・・
同じ部品を6〜7個程度キャストしてから最良の物を4個だけ選択し使用します。

次はホイールのリムを真鍮の丸棒で挽いて作ります
外径が12.1mmほどでフロントの幅が3.0mmリアが4.5mmのリムを作ります

作ったリムにレジン製のディスクを仮組みして見ました
ディスクの外径とリムの内径はピッタリですね

部品が全部揃いました
これだけ準備するのに結構な時間がかかりました、ほぼ半日かかっていましたね・・・何度か作り直しましたから(笑)

リムとディスクを接着剤で組み立てました
如何でしょうか?
アイディングホイールの完成ですね・・・


明日はこのホイールにサフを塗ってシルバーで仕上げて組み込みができたらいいですね・・・

Ferrari F355 コクピットの塗装

2017-05-05 22:56:03 | Ferrari F355
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本日は次男のためにホンダライフのブレーキ修理をしました。
午後からはその車で運転の練習です・・・私は助手席に運転は次男です、運転免許を取ってからもう数年も経過しますが今まで全く運転したことがなく先日クラッチのついた軽トラックを敷地内で運転させて見ましたが、とてもクラッチ操作ができませんでした(笑)
完全に忘れちゃったんですね・・・。
本日のライフはATなのでクラッチ操作は不要なのでこれならということで・・・
本日半日でずいぶん上手になりましたよ、さすがに若いですね。
忘れるのも早いけど思い出すのも早いですね〜(笑)

さて間の時間で作ったのがOMでなくFerrariF355です
OMは5月の新しい洋書が出るらしいのでそれを待って進めるためにお客様からご要望をいただきましたのでここで少し小休止します。
OMが少し間止まってもやらなければならない仕事は山ほどありましてブガッティは6台もありますし、プラモデルベースの1/12のカワサキゼファー750を地元の女性のご依頼で作る予定もあります。
またゴールデンアローもありますし同じご依頼者の方のためにレコードカーの完成品を3台塗り直しもありますし・・・
その他にも1/18Ferrari308GTBや250LMなどなど・・・
ため息が出そうです・・・・。
5年くらい注文がなくても仕事が終わらないかも・・・その他にも修理や塗り直しが有りますから・・・。


さて予定を並べていても終わりませんから少しづつでも進めて行かなければなりません
現在制作を進めているFerrariF355はお客様の車を再現するものですが
ホイールはアイディングのホイールを付けていますのでずっと前に原型を作ってもらっていたのでそれを複製いたします。
F355はフロントとリアで幅が違います
しかし原型は一つだけ・・・
ディスクの部分はレジンで複製してホイールのリムの部分を旋盤で挽いて作りましょう。
まずは複製を作るためにシリコン型の準備をします

シリコンを流しました。
もちろんこの後で真空注型装置を使って気泡を抜きます。
気温が高いからか硬化が少し早い様な気がします。

少し前に内装とか塗り直しが必要な部品の塗装を剥がしましたが、その部品にウレタンサフを塗ります。
この完成品のカラーの下にはサフが塗ってないので密着が弱いのです、後で問題が出ますと嫌なのでウレタンサフを塗っておきました。

コクピットフロアーはカーペットが敷いて有りますので少しグレーを混ぜたブラックで塗っています、毛羽が立っていますと少し白っぽく見えるのを表現しているのです。
エンジンルームの上側はもともとシルバーで塗って有りますからここをシルバーで塗るためにマスキングしています。

お客様の車にはナビゲーションが付けられているのですがアイドロンのミニカーにも何やらオーディオが付けられています・・・これらの部品はエッチングで表現されていますがこれ以上の付け足しはオーバースケールになりますので考えなければなりません。
お客様のナビを見ますと向かって左側に比較的大きな丸いつまみがついていますのでこれだけを追加して再現しておきましょう。

まだ接着はしておりませんのでエッチングパーツが若干左上がりになっていますがとりあえず丸い大きめのツマミを追加して見ましたがわかりますでしょうか?

フロアとエンジンフードの下側の塗装が完了しました。
シートやそれ以外の皮でできている部分はセミグロス仕上げにしてこのフロアーはつや消しのグレーっぽいブラックで塗っています

ダッシュボードの右上にはGPSのアンテナでしょうか?黒い四角なアンテナとそのコードが付いているのがガラス越しに見えますから作っておきました・・・というと簡単そうですがこの四角いアンテナですが0.6mm角の大きさで大変小さいものなのです。

先ほどのオーディオの右となりにも四角いアンテナが付いています・・・こちらはETCかな??
このアンテナも追加しておきました・・・見えますかね???

コクピット内のパーツも接着しておきます
フロアーとそれ以外の色が少し違うのがわかりますよね・・・細かな質感の違いですが一体に真っ黒にしてしまうよりも良いのではないかと思います。

シートも取り付けました
なぜシートをつけたのかと言いますとフロアマットの採寸をするためなんですね。
シートの位置でフロアマットの大きさが決まります、シートが無いとフロアーマットが決まらないのです。

フロアマットはあまりぴったりに作ってしまいますとフロアなのかマットなのかよくわからなくなってしまいますから角を丸めておきました。
本日は時間がなくて塗装まで行かなかったのです・・・もうちょっと時間が有ったらデカールのデータを作るか塗装をするかできたと思うんですよね・・・(笑)