Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

内装の塗装

2020-12-14 20:42:39 | 某ディーラーさんからの仕事
本日の山陰は雨の天気です。
今週から冬型が強まりまして山間部では雪が降ると言われていましたが・・・
家内は午後からミゾレが降っていたのを目撃したらしいですが・・・少なくとも私の目の前ではまだ雪は降っていません。
しかしながら・・・大変寒いですね。
帰宅途中の道路の温度計が2°Cだったのは今年初ですね。
まあ12月もほぼ半ばなので・・・これは仕方が無い。
これは山陰の暗く寒い冬というものでしょう。


昨日、着色した木製ベースにウレタンクリアーを塗りました。
裏も表も綺麗に仕上げたいので持ち手が付けられない・・・片面ずつのウレタンクリアーになりますから時間は2倍かかりますね。
しかも乾燥機に入れられ無いのですよね〜、何故かって?
ウレタンクリアーを塗った後乾燥機に入れますと木の中の空気が膨張して出てきますのでウレタンクリアーが泡だらけになっちゃいます。
この部分だけは時間をかけないといけません、近道は無いのです。


ボディの塗装が一段落したアベさんですが・・・
ウレタンクリアーが完全硬化するまで時間が有りますので内装の変更に取りかかります
まずはシートの取り外しデスね
エナメルシンナーを流し込みまして数時間置いておきましょう。
実際には他の作業の間にこう言う待ち時間の必要な作業は行っておきます

外しました!
ゴム系接着剤なのでエナメルシンナーで溶けて来ますので最後はネチャ〜ッと言う感じで外れます。
何故外したのかと言いますと・・・
このシートに問題が有るのです
シートの両サイドに黄色い線が入っていますね
ディラーさんのご希望はこの部分が赤い線なのです。
この黄色い線をどうやって赤にするのか・・・

方法は色々有ります。
同じミニカーで赤い線の物を買って来て分解して必要な部分だけ使う・・・これが一番簡単ですが、高くつきますよね(笑)僕はお金持ちじゃないのでこれは却下
次に・・・この黄色い線をマスキングして赤に塗り直す・・・近いけど違いますこの黄色い線はデカールを貼ってありますのでこの周囲をマスキングしたらテープに黄色いラインごと剥がれてしまう危険性が高いですね。普通のデカールなら大丈夫かもしれませんが艶消しの塗装の上に貼られている物は密着が良く無いので特に注意が必要ですね。
私が採用した方法はマスキングせずに赤を塗るという物です。
大胆だと思うでしょ?
違うんですよ、赤は赤でもクリアーレッドにクリアーイエローを少し入れて調色した物を塗っています。
何故か・・・クリアー系のカラーはブラックの上に塗っても発色しないのです。
その特徴を逆手にとって調色したクリアーレッドを筆塗りしているんですね。
シートの向かって右側だけクリアーレッドを塗ってみました・・・

何故こんな方法をとったのか・・・
赤いラインデカールを見つけてありましてそれを貼り直ししようと思っていましたが分解してみたらセンターのコンソールのサイドにこんな黄色い線が入っているのを発見したんですよね。
この線は細くオマケに二重線になっていまして恐らく実車では線ではなくステッチなんだろうと思われます。
さすがにこれは無いので・・・今回の方法をとらざるを得なかったのです。
ここはさすがにマスキングして塗ってみました

マスキングはこの様に外周の部分だけしています
と言うのも前方の長い六角形の部分はデカールの二スが有りましてこの上にマスキングテープを貼れば剥がす時にデカールごと無くなってしまいそうだったのです。
ここでもう一度上の写真をご覧下さい長い六角形の中心部分はデカールのニスが有るので少しオレンジ色に染まっていますよね。
ニスはほんの僅かに白っぽいので塗った赤が発色してしまうのでしょう、下のフラットブラックの上に貼られていますから密着が良く無いというのも影響が有ると思います。
・・・がこの現象は想定内なんですよね。

拡大してみますと・・・
こんなにもシルバリングしています。
これは艶消しのブラックの上にデカールを貼ったからこんなに事になってしまうのです。
艶消しの塗料はを凹凸にする為にフラットベースを混ぜるのです、つまり艶有りと艶消しの違いは表面の凹凸という事なんです。

あ〜お話が脱線しました。
このデカールはMRコレクションの工場で貼られた物なので今更どうしようも無いですし・・・
そこ・・・この六角形の部分だけフラットブラックを筆塗りしました
マスキングが出来ないのは散々書きましたよね(笑)
筆塗りしか方法が有りません。

つぎに上側のスイッチのパネルの部分はマスキングしておきまして・・・デカールにかからない様に注意は必要ですよ。
ここで剥がしたら・・・新品を買って弁償するしか無いのです(滝汗!)
そしてフラットクリアーをパラ吹き・・・
どうでしょうか?
ラインは赤くなり六角形の部分も違和感の無い仕上がりでしょ!?
シルバリングも全く気にならなくなりました(笑)

上側のスイッチのパネルは・・・そのままです。
デカール1枚とスイッチの部品2つだけはディティイールアップをしてありますけどね・・・ちょっと寂しいかな(笑)
でもここを触る事はお客様が望んでいらっしゃらないので・・・。


ダッシュボードも黄色い線を赤くしなければなりません・・・
ここも筆塗りですよ・・・。
エアブラシで塗った方が良いじゃないかという声も聞こえてきそうですが・・・
エアブラシで塗ったらマスキングをしなければなりません、このラインはデカールなのでマスキングテープでデカールを持っていかれると補修が大変難しくなるのですよね。
色々考えた末に筆塗りです。

ダッシュボードの裏側ですが・・・手抜きなのか省略なのか塗料さえ塗ってない・・・
この調子だとサフも入れてない・・・つまり密着が今一歩良くないという事なのでマスキングするにも良く考えないとね・・・マスキングテープを剥がす時にバリバリッと塗装を持っていかれる恐れが有るという事ですね〜。

完成後には見えない所なんですけど・・・
またやってしまいました・・・得意の回り道です。
塗ってない部分を塗っておきます・・・未来のお客様へのプレゼント品なのでね・・・気が付いた部分は手を入れておきましょう。
きちんとやって叱られる事は有りませんから・・・
まだ塗装が乾いていませんので艶がありますが・・・乾きますとフラットブラックになります。

他の部品もフラットクリアーを塗りました
シートだけはセミグロスにして質感を変化させています・・・私はその方が良いと思ったから・・・。勝手ですが・・・(笑)
筆塗りのクリアーレッドは気にならないでしょ!?
こんな方法も有るのですよ・・・覚えておいて下さいね(笑)

コクピット内の部品を接着します
センターコンソール、シートも接着しました。
少しずつですが元に戻ってきましたね〜


本日最後の仕事です
本日最初の作業でウレタンクリアーを塗った展示ベースにペーパーをかけています。
今日はもう時間が無いので仕上げのラッカーまで塗れないかもしれませんが・・・時間一杯仕事をしておきましょう。


今日は寒くて天気が良く無かったせいかお客様も少なめでしたね〜
その分、本業が進むので有り難いですね〜。
明日から2日間はお休みなので多少余裕を持って仕事が出来ますね。
明日も楽しみながら頑張ろう!!

アベさんウレタンクリアーを塗りました

2020-12-13 20:25:09 | 某ディーラーさんからの仕事
本日の山陰は雨の天気です。
大降りではないのですがパラパラと雨が降っていまして気温は低めです。

明日位から雪が混じるかも・・・と言う予報が出ていますので寒くなるんでしょうね。
風邪をひかない様に気をつけなければいけませんね〜
風邪ひいて熱が出るとまた隔離されちゃう危険性がありますからね〜
熱中症の時は明らかに熱中症ってわかったんだけど・・・風邪ひいたら見た目はコロナと見分けがつき難いので・・・多分いきなりPCR検査でしょうからね〜(笑)

そうそう青森県のS藤さんから連絡が来ました。
青森市内は震度が2だったそうで何も異常は無いとの事でした・・・良かったです。
大きな被害は何も報道されないので多分大丈夫だったんでしょう。
それよりも全国でコロナの新しい患者さんが3000人を越えた方が大きく報じられていましたね〜、いったいどこまで拡大するのでしょうかね〜。

さて本業を始めます。
デカールを貼ったアベさんですがデカールの部分にパラッとラッカークリアーをパラ吹きしまして硬化待ち・・・乾燥機で1時間程待ちまして、ボディが冷めたらウレタンクリアーを塗ります。
常温に戻すのは当然でよね。
なぜなら塗装が付いた瞬間にシンナー分が飛んでしまって塗装面にザラつきが出やすくなるからです・・・過ぎたるは及ばざるがごとしですね。
ウレタンクリアーを塗って1時間程常温で放置してから乾燥機をかけて強制乾燥します。

そして常温に冷めるまでまた放置・・・
常温になったらペーパーを掛けます。
面を出す様に・・・と言うか角を尖らす様に研いでゆきます
さすがに1/18は大きいのでこの研磨に数時間もかかってしまいました。
机の上の写真も周囲が暗くてもう夜になっているのがおわかりでしょうか??
丁寧に研がないと下地を出したらまた補修からやり直しになってしまいますからね〜
慎重な作業が求められますね。

そして本日2度目のウレタンクリアーです。
ボディを研いでからの2回目のウレタンクリアーは少しシンナーを多めにして遠くからパラパラと塗ってゆきます。
5分程インターバルを取ってまたパラパラと塗ってゆきます。
これを何度か繰り返します。
一気に塗らないのは塗料が筋彫りに寄ってしまわない様にする為です、5分程インターバルを取るのも表面の塗料からシンナー分を少し飛ばして粘度を上げて筋彫りに依らない様にという事。
では最初から粘度の高い物を塗れば良いと・・・思われるかもしれませんが粘度の高い物を塗りますとシンナーが飛ぶのが遅くなりまして余計に塗料が寄りやすくなってしまうのです。
もう一つ・・・最初からシンナーで薄めた塗料を塗ってインターバルを取って塗れば薄い塗装が出来るんじゃないかと・・・
これも良く無いのですよね。
ウレタン塗料は有る程度の厚みが無いと塗膜の強度が不足してしまうのですよね。
やはり最低限の厚みは必要になるのです。
一度目で膜厚を付けて2度目で研磨が必要無い位に仕上げる・・・どうもその方法が完成への近道なのかもしれません・・・これはあくまで私の経験上ですけどね。


今夜はもう一回その他のカテゴリーで更新します。
こちらもお楽しみに〜。

アベさんはカーボンデカールを貼ります

2020-12-11 20:55:55 | 某ディーラーさんからの仕事
本日の山陰は雲が多いながらも晴れていました

でも朝はとても寒くなりましたね〜、布団から出るのが少々大変になってきました(笑)
加えて外が明るくなるのも随分遅くなっていまして、なかなか早起きが出来ません。
畑の作業はスナップエンドウと菜の花の定植で一段落していますので、本日も朝から本業を進めています。
と言っても昨日のヘルメットのやり直しですね〜
写真は無いですが・・・ヘルメットのベルトが外れちゃったので付け直しです。
縁の黒い塗装も少し持って行かれてしまったので・・・塗直しです。
今度は落とさない様にしなければなりません・・・
ヘルメットは小さい上に丸いので指で持ち難いのですよね〜(笑)
決して指が震えて落とした訳では無いと思いたいですね〜。
ウィークエンドレーサーを気取って・・・
今朝、FBに出ていたボルボと同じく屋根の上にディスプレイしてみました。

ここでも良いけど・・・やっぱり屋根の上かな〜


さて昨日の遅れも挽回したので今日の仕事を進めましょう。
このままでは昨日の続きだけで終わってしまいますから・・・。
アベンタドールはグロスブラックを塗り分けて・・・次はウレタンクリアーだ!!と思って持ち手を付けて準備していましたが・・・
忘れ物が発覚・・・
ウレタンクリアーの前にデカールを貼らなければなりませんでした
どこかわかりますか?
記憶の良い方ならきっと覚えていらっしゃるかも・・・

アベさんの場合ボディの至る所に装飾としてカーボン部品がちりばめられているのです・・・
そのカーボンデカールはウレタンクリアーの下になりますので先に貼っておかなければなりませんでした
まずは型紙を作ります。
素材はマスキングテープです

この部分は2分割で作ってみました
・・・が一見平面に見える部分も僅かに3次曲面で構成されていましてなかなか奇麗に貼れないのでした

カーボンデカールは旧モデラーズのカーボンデカールでカルトグラフ製ですね
旧モデラーズ末期に大量に買い付けておきました(笑)
でもまあデカールは新しい方が柔らかく貼りやすい事も有りますので良い子の皆さんは決してマネをしてはいけません。
昔は貼りやすいと感じていましたが・・・今は少し固くなりましたね。
マークソフターの問題なのか気温なのかよくわかりませんが固くてソフターも効き難い様な気がします。

デカールをカットする時は少し周囲に余分を持ってカットしています
型紙の部分はギリギリの寸法で型紙を作っていますので筋ボリの中にデカールを落とし込もうとしますと少し足ら無くなるからですね。
そして前側のインテークの部分も内側に少し巻き込んでやらないといけませんしね〜デカールの余分が必要なんですよね。

型紙は左側だけ1枚作っただけです・・・右側は?
と思われるかもしれませんが裏に貼ってカットしますと・・・ボディが左右対称なのでこんな方法が使えます。

デカールを貼る順番ですが・・・
勿論どこから貼っても良いのですが・・・
私の場合はインテークの内側から貼る事にしております。
こんな感じですね〜。
2枚以上のデカールを重ねて貼らなければならない場合は下になるデカールが完全に乾いてから次のデカールを貼ります。
と言うのも半乾きだと上に貼ったデカールの水分で下に貼ったデカールが動いてしまう場合も有りますからね。
じっくり待って良い仕事をしましょう。

同様にフロントのボンネットのアウトレットの部分もカーボンデカールでしたね。
うっかり忘れる所でした・・・。

明日はメイクアップ さんの完成品のクリアーコートを終わらせるのが目標ですね
予定どおり行けば嬉しいですけどね・・・。
そう言えば明日はS百合さんが手伝いに来てくれるからはずですから少し楽になる・・・はずです。

マスキング&また塗装です

2020-12-08 20:23:17 | 某ディーラーさんからの仕事
本日の山陰は・・・本日夕方更新したひとつ前のブログでご紹介致しましたね。
ついつい癖でこの書き出しです・・・

もう17年近く毎日ブログを更新してきましたから・・・でもあっという間ですよ人生は(笑)
今から考えますとこの仕事を始めた時は若かったな〜
私の娘や息子の方がいくらか高度な仕事をしているかもしれませんね〜、それだけ抱えて行くものも多くなって大変かな〜とは思いますが私の若い頃はまだアナログだったしね。
今みたいに逃げ道がない様な事はなかったですね。
まあ良いんか悪いのか・・・なかなか判断が難しいですね。

本日2回目の更新ですから本業をさらっと更新します

アベンタドールのロードスターですが前回更新した後でウレタンクリアーを塗っておきました
といっても膜厚がつくほどではなく
サラッと塗った程度です
このまま仕上げるのであればある程度の膜厚をつける様に塗るのですがその半分くらいの膜厚になる様に塗りました。
そしてマスキングをしてブラックを塗っています。
実はこのボディはグロスブラックの部分とセミグロスブラックの部雨分が混在しておりまして間違えてセミグロスの部分もグロスの部分も一緒にマスキングしてしまいました。
もちろん塗装の手順としてはグロスブラック部分をマスキングして塗装、その後もう1度ウレタンクリアーを塗ってグロスで仕上げまして最終的ももう一度セミグロスブラック部分をマスキングして最終仕上げにするのが通常の手順です。
間違えてました(笑)
グロス・セミグロスの部分をそれぞれ一緒にマスキングしちゃったので倍の時間がかかってしまいまして夕方までマスキングテープでマスキングしていました・・・何だかな〜頭がボケているのではないかな??

せっかくマスキングしてもこの通りマスキングテープを通り越して吹き漏れがあるんですよね
まあマスキングテープの粘着が弱くて浮いてしまう場合もありますから仕方がないと言えばそうなんですけどね〜。

で・・・
下地にウレタンクリアーを塗っていますから
クレオスのシンナーを綿棒に含ませて拭き取ればこの通り綺麗になります
ウレタンクリアーが完全硬化していればクレオスのシンナーを短時間つけたくらいではウレタンクリアーが溶けてしまう事はありません。
つまり時間短縮ができるということになります。
これはプロとして重要なことなんですね、転ばぬ先の杖ですからね〜


明日もお休みなので比較的ゆっくり仕事が出来るかもしれませんね
仕事、楽しみます。

埃がつきますね〜

2020-12-06 21:13:54 | 某ディーラーさんからの仕事
本日の山陰は大変天気が良く青い空が広がりました。
出勤する途中で家内が写した空です!
ウロコ雲が南の空に広がっていましたね。
スキッとしていて気持ちの良い朝です。

北の方を見ますと何やら黒い雲が有りますが・・・多分あれは北側の島根半島よりも向こう側・・・つまり日本海の上辺りでしょうか!?
当方の天気にはほとんど影響は無さそうな気がします。
右側に見えるのは安来市内唯一の発電用の風車ですね〜
市内には多分これ1基だけじゃないかな〜(笑)


その分朝は冷え込みまして
出勤して中庭を見ますと真っ白になっていました・・・
写真を撮る為にウロウロしているうちに日が当たって溶けてしまいました(笑)
これが今シーズンの初霜ですね〜。
これから寒くなるんだろうな〜!!


出勤してから雀に餌をやって・・・
Cafeの薪ストーブに火を付けて部屋の中を暖めます、電気やガスや灯油の様にスイッチ一つで火がつく・・・などと言う事は有りません。
灰を掃除して薪を入れて着火剤を入れてマッチで火を付けます。
燃え上がるまで灰箱の扉を開けておきますと約5分程で着火出来ます。
完全に着火したら灰箱の蓋を閉めて着火完了ですね・・・そして屋外の薪置き場に薪を取りに出て準備完了ですね。

次は畑です。
今日は天気が良いので秋植えのジャガイモを収穫しました。
9月初め頃に植えたジャガイモは100日程度でイモが出来ます。
今年の秋植えのジャガイモはなかなか出来が良くて大きな物が多いですね。
赤いジャガイモはアンデスという種類だったはずですが・・・こちらもなかなかよく出来ていました
手に持っている物が今年の秋のジャガイモのチャンピオンかな〜。
かなり大きいですね〜。

その後中庭に置いて有ったヤギと羊の置物をガレージに入れておきます。
あまり寒くなるまで外に置っぱなしというのは・・・見た目が良くないでしょ!?
なんだか可哀想に見えてきますから・・・不思議な物です。
子羊が一頭名残惜しそうに中庭を見ていますね〜(爆!)


そして厨房係です
一昨日、昨日と比較的暇だった
多分市内でコロナの患者さんが出たと新聞に報道されたからではないかと思います。
昨日はそれでも休日だったので比較的多かったですが手伝いのS百合さんが来てくれていたので私は少し時間の余裕が有っただけかもしれませんね。
でも今日は応援のS百合さんも居ないし・・・結構忙しくて・・・昼食を食べたのは3時前くらいだったかな〜もうオヤツの時間ですよね(笑)
まあそれでも厨房係をほったらかしにしておく訳にはゆきませんから・・・頑張りました。

アトリエに戻ったのは4時頃でしょうか・・・
クタクタです(笑)

ここから仕事です。
ドアサイドの凹みの部分に少しゴミが付いていましたのでペーパーで均しておきましょう。
その部分だけをタッチアップすれば良いのですが・・・この様な奥行きの有る中まで塗りますとその周囲に塗料の溜まりが出来てしまう事が多いのですよね。
まあ後でペーパーで均せば良い・・・と考えていてはダメですよ。
この様な場合はこの様に周囲をマスキングしておきまして穴の中を中心に凹みの部分を塗ってゆきます。
特にパールとかメタリックとかは塗り過ぎますと見た目が悪いのでこの様にマスキングしておきます。マスキングの場所は尖った部分とかスジ堀の部分で行ないますと後が楽ですね。
まあそれでもサラッとペーパーは必要になりますが断然楽です。

補修部分を塗ってから塗料が固まらないうちにマスキングテープを剥がしまして塗料の硬化を待ちましょう。
マスキングの境目に少しだけ段が付いてしまうのは致し方がないのです・・・軽くペーパーを当てて削ります。
そしてボディ全体にパールホワイトをサラッと塗ります。
パールホワイトの場合艶を追わなくて良いのです、どうせ半艶になりますから・・・
だから最終的にはクリアーを塗らなければなりませんからね。

2度目のパールです。
一度目はサラッと2回目もサラッと塗っています。
これくらい塗りますとボディ全体が均一にパールカラーに染まりますね〜。


本日ここまでですね。
パールカラーが完全に乾くまでこのまま待ちましょう。
この後はブラックに塗り分けをする必要が有るのですが・・・ウレタンクリアーを軽く塗っておいてから塗り分けをします。
と言うのもブラックがマスキングテープからはみ出す恐れが有りますから・・・先にクリアーをワンコートしておけばグロスブラックのはみ出しはクレオスのシンナーで軽く拭けば取れますからね。
もしもウレタンクリアーが塗ってない場合はシンナーで拭けばパールカラーまで剥げてしまうのです。
先の事まで考えて塗装をするのがプロという物です・・・お客様がお待ちなので時間を無駄にしたく無いですからね〜。