Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

新たに312T組立て開始します

2020-01-12 20:26:23 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日、2回目の更新です。

今日から新しいTameo Ferrari312Tを始めます。
こちらも随分お待ち頂いております。
広島のMさんのオーダー品でして本来なら今年3〜4月頃取りかかる予定だったのですが、1〜2月に取りかかる予定だったFerrari2008が今年の後半に移動してしまった為に繰り上げ制作する事に致しました。
私にとって都合が良かったのは今日まで作っていた312Tのモナコ仕様という事でそのディティールが頭の片隅に残っているうちに作れるという事でしょうか・・・(笑)
歳のせいか物忘れも多くなった様な気がしますがさすがにこの数ヶ月ず〜っと作っていましたから忘れるはずは無いのです、何しろ夢に出てきたくらいですから・・・でも大体はピ〜ン!と部品を飛ばしてしまって焦って探している所なんですけどね(笑)
早速作っています。
インストの最初からですね・・・まずはミッションです。

ミッションはゴールド系のシルバーで塗装しますのでなるべく一体に組み立てておいた方が良いですね。
この時に少し困るのがドライブシャフトの通る部分ですアルミの挽き物が有りまして中央部分にフランジの様な出っ張りが有りますこの部分が有りますとミッションを組立てる事が出来ませんのでフランジを旋盤で削り落とします。
フランジを削り取っておけばミッションを組み立ててからでも差し込んで接着できます。

ドライブシャフトを仮組みしようとして困ったのがこのブレーキダクトです。
以前T2を作った時のシリコン型があるからキャストすれば良いな〜と思っていましたが・・・
この部品を見て驚きました
偶然なのかどうかわかりませんがフロント用のダクトが以前作ったT2よりもちょっと大きい様です

以前作ったのがこちらのブレーキダクトです
エポキシ系のクリアーレジンを使ってキャストしてありました残りですね。
キャストした時はクリアーだったのですが数年経過したら黄色くなっていました。
ダクトとしては塗装しますのでまず問題ないのですけどね(笑)

ランナーから外して削って整形いたしました
T2のを流用するのは諦めまして新たにシリコン型を作ってキャストしようと思います
モナコはコーナーが多くてブレーキへの負担が大きく冷却用のダクトが大きくても不思議ではないのですから・・・

シリコンが硬化するまで一晩はかかりますので先にシリコン型を作ることを優先します
時間がかかることは先に進めておくのはプロの考え方でしょう・・・か!?

もう一つ困ったことが・・・
タメオキットの312Tのモナコ仕様はフェンネルの周囲のFRP製のボックスがないのです。
前作のスーペリアの312Tの方も無かったので苦労したのはブログをご覧いただいている皆様はご記憶の通りです。
その時にT2のキットのボックスをシリコン型で取ってありましたのでこれを透明レジンでキャストしておきます。
硬化までは一晩かかりますのでこれもまた先にやっておく方が良いでしょう。

そう言っている間にシリコン型の準備ができました
シリコンを流しておきました、これで一晩しますと立派なシリコン型の完成ですね。

エンジンの部品を集めて見ました
よく見ますとエンジンのインテークの出っ張りが邪魔になりますよね(笑)
インテークの部分はまたフライスを使って削らなければなりませんね〜
さて今回もうまくいきますやら・・・
エンジンのインテークの削りをするまえにシャーシを組みましてボックスの干渉を確認しないとダメですね〜

ということでエッチング製のシャーシの組み立てを始めました
エッチング製なので精度も良くて組みやすいですね〜
ハンダ付けでシャーシを組み立てますがフラックスを使いますので1日の最後は水洗いをします
フラックスで洋白板に腐食が出る恐れがあるのです。


さて明日も製作を続けましょう
他の修理もちょっとはじめます・・・と言っても十分ハードな修理なんですけどね〜。

明日は義父と夕食の約束がありますので夕方の更新がちょっと早いかもしれません。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。