Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ボディの磨きと組立

2019-07-18 21:13:23 | Ford Model T Truck
本日の山陰はちょっと荒れ模様だったですね
出勤時には雨はパラパラくらいだったのですが10時ごろからだったでしょうか?
かなり強く降ってきまして一瞬でアトリエの前の道路が水没しました
下は今日のアトリエの前の様子です
深さが45cmくらいでしょうか・・・水没しました。

今日は雨模様なので大人しくアトリエで制作をしていますと窓の付近でボトボトと言う音が・・・
よく見てみますとエアコンの下側が水で濡れています
エアコンの室内機の向かって右側の下から水が滴っておりました・・・
エアコンの熱交換器のドレインが詰まりますとオーバーフローしましてよくこの現象が起きるのでてっきりそれかと思ったのですが、どうも様子が違います。
ドレインが詰まるのはよく有る事でして大抵の場合はドロバチがドレインの穴の中に巣を作りまして詰まらせてしまうのです
でも今回はちょっと違います
ドレインが詰まりますと熱交換器の下の水受けがオーバーフローしまして漏れるのですが・・・
水受けは乾いています。
配管の入っている部分の下側に指を突っ込みまして・・・

抜きますと下側が濡れています
どうやら外から水が入ってきているみたいです、
大雨が降ったのも原因のひとつなのかもしれませんが。
仕方がないので取り付けた電気屋さんと工務店さんにお願いして来ていただきました
結果・・・原因不明。
まあちょっと様子見ですね

まだ決定ではないですが・・・
ホットロッド・・・特にストリートロッドと呼ばれるものは時に人がびっくりする様な内装を持つものです
内装が真っ赤なキルティングだったりします
今回は毛足の長い内装を表現するためにネイル材料を使ってみました
こんな内装はかなり奇抜じゃないかと・・・しかもボディカラーとコーディネートした赤にしてみました。

ボディの外側はまだ研磨して磨き出していなかったので研磨作業を始めました
2000番のペーパーをかけて平面を出しました。

バフレックス3000番で磨きラプロス8000番で仕上げます
次はコンパウンドなのですが・・・
ここまで来たらフロントのバルクヘッドを接着します
アルミ製のバルクヘッドは赤いボディとよくマッチしますね〜
バルクヘッドに一つ穴を開けておきました、この穴は配線が通る穴になりますね
セルモーターの配線や発電機の配線、そしてメーター関係の配線がこの穴から出て来ます

つぎはドアの部分を取り付けました
この時代のドアパネルは今のボディと違いましてね〜
必ずしもボディと面一にはなっていないのです、まあこの時代の特徴なのです。
なので筋彫りにせずあえて別部品にしております。

いよいよコンパウンドで磨き始めました
裏側にコンパウンドがまわってしまわぬ様に気をつけながらですけどね
普通なら裏側にコンパウンドがまわっても洗えば綺麗になりましたがこの毛羽の立った処理では汚れてしまうとどうにもなりません。

内側にもドアのモールド代わりにアルミ板で作ったドアのモールドを接着しました
上側から見ますとその厚みの部分が見えてしまいますので、アルミの補強を取り付けてみました。
この部分を持って開閉しますのでその補強なんですね

つぎはアルミ板で床を作って取付けました
この時点ではまだキャビン自体は接着せず位置を決めるためだけに所定の位置に置いてあります


今日も接着剤が硬化するまで他の作業をしていますがサニトラの組立を行なっています
内装はセミグロスブラックに再塗装しました
一旦塗料を剥がさないとシリコン系の艶出しが塗ってあるみたいで強烈に弾きます
シートも塗り直しますが・・・塗ってすぐなので乾燥しますともう少し艶が無くなるはずです(笑)

車高を上げるためにはこの部分にプラスチックの角棒を接着します
4輪がきちんと着地する様に削っては仮組をしてカタカタと動いたり傾かない様に気をつけなければなりません

先日作り直したタイヤとスチールホイールを使いますとここまで車高を上げることができます
これ位ならちょうどいい感じではないかと思います・・・イグニッションモデルはシャコタンが売りなんでしょうけどノーマルの車高にも十分組めるんですね〜。

シャフトの部分に接着剤を入れて組み立てます
この時にトースカンを使って水平を確認して接着ですね。

内装も全てセミグロスブラックで塗り直しまして取付けました
やはりブラックの方が格好がいいですね〜


明日はいよいよキャブレターのアクセルケーブルや燃料ホースなどを作ってエンジンに取り付けたいですね。


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