Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ルーフのキャンバス制作

2012-06-18 10:30:45 | Heinkelキャビンクルーザー
昨夜のBBQはなかなか盛り上がりまして、少し飲み過ぎてしまいましたね。
本日は朝から頭がボ~ッとしております(笑)まあ二日酔いという事は無いんですけどね。
親戚の皆さんやご近所さんは喜んで帰られたのでそれで良しとしておきましょう。

本日は先日失敗(?)したキャンバス地のルーフを作ってみます。
先日失敗したのは今まで使っていた木工ボンドで試みたのですが少し柔らか過ぎて接着しておかないと使えないパーツになってしまいました。
でも接着して使うならこちらの方が奇麗にフィットする事が出来るので都合がいいのですが、今回の様に脱着式で差し替えをご希望になる場合やはり少し硬い物じゃないと事後変形で使い物にならなくなってしまいます。
そこで今回はFRPの樹脂で固めた物を作ってみました。
この方法は過去にアミルカーのイタリアーナを制作した時に脱着式の幌を制作したあの方法とほとんど同じです。
唯一違うのは原型を作らないで元々のボディを直接原型にしてしまう事でしょうか。余分な部分にFRP樹脂が付かない様にマスキングテープでカバーをしておくと余分な仕事が少なくなって助かります。


ルーフは少々複雑な形状なのでティッシュの反発力から角の方が少し浮き上がってしまいます。
よく見て頂くとわかりますがティッシュのまわりをやはりマスキングテープでボディに密着してやった方が良い様です、但し使う部分は質感を大切にしたいのでマスキングテープを貼らない事ですね。


先日作ったタイヤの原型ですがサフを塗って形状を確認したままになっておりましたので複製して2次原型を作る為のシリコン型を作る準備を致します。
こんな感じでプラ板の上に固定致します。
支えになっている部分が流し込みをする部分になる訳ですがこの方法は真空注型装置が無いと奇麗に流れません、手流しの場合は湯口の形状や位置を見直す必要が有ります。


まわりの壁を立てますが今まではプラ板を使っていましたが2次原型を造る行程ではシリコン型の外側の精度は全く問題になりませんし大きな物を作ればシリコンゴムの押して来る力も考えなければならないのですが小さな物ですし100均の工作用紙で代用しております。この厚紙は1cmのマスが印刷してありますのでカットが容易で90度も奇麗に出ます。
シリコンゴムは奇麗に剥離致しますのでなかなか便利ですよ。

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