Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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本日の仕事はブレーキパッドの交換です

2017-05-05 21:32:16 | その他
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皆さんGWを如何お過ごしでしょうか?
私の所は・・・私は仕事と僅かな楽しみに追いまくられています(笑)
昨日はブログでも少し書きましたが旧車のミーティングに参加・・・
本日の仕事は
次男の車のバッテリー交換とブレーキの修理ですね。
バッテリーはGW前にネットで購入してあった物を交換しただけで所要時間・・・3分くらいでしょうか・・・(笑)
次にブレーキパッドの交換です
こちらは前回タイヤ屋さんにタイヤ交換をして頂いた時に指摘を頂いた物でブーレーキディスクにパッドが半分くらいしか当たっていないのです。
しかもブレーキディスクの内側しか当たっていないと言う・・・外周に近い部分ならブレーキの瞬間的な効きは出るはずなのですが中心に近い部分しか当たっていないという事はブレーキディスクの小さい物に交換したのと同じ位効かない訳です。

ブレーキディスクはこうなりますと一旦取り外してボーリング屋さんに研磨に出すのです。
つまり旋盤にかけて削ってもらう訳です。
しかしこれも限界がありまして削って綺麗にした時点で規定の厚み以下になりますともう使用不能なのです。
見た所結構傷が深い様なので今回は社外品に交換する事に致しました。

車をジャッキアップしてウマをかまして持ち上げます。
タイヤ/ホイールを取り外してブレーキキャリパーの取付けボルトを取り外します。
但しこの時にブレーキホースは外しません・・・外しますとエアがはいりますのでエア抜きが必要になるからです。
そしてブレーキディスクを外す為にはキャリパーを固定しているステーを取り外します。
ブレーキディスクを止めている2本の皿ビスを緩めればディスクは外れます・・・が大概この皿ビスが取れないのです。
普通ならショックドライバーを使って緩めます。
そして外したのが右側のブレーキディスクです。
内側しかパッドが当たっていないのがわかりますよね。
ちなみに左側は今回交換する新品です・・・

下の写真は裏側の様子です。
こちら側も1/3くらいしか当たっていないのがわかります。
この様になった原因ですが、いくつか考えられますが・・・
前回パッドを交換するタイミングが遅くてパッドが摩耗してしまって金属の部分がディスクの部分に当たってディスクを削ってしまったとかでしょうか・・・。
前のオーナーさんは自動車関係の方の娘さんだったはずなので気が付くのが遅かったのかもしれません。

新しいパッドを組み付けますが、組み付ける前にしておかなければならない事が有ります。
パッドの当り面を初期馴染みを良くする為に粗いペーパーで削っておきます。
昔だとパッドの上下の部分をグラインダーで斜めに削ったりしていましたが今は最初からその様な形状につくられていますので軽く磨く程度にしておきました。
そして取り外したパッドからパッドとキャリパーの間に入るシムを取り外してブレーキグリスを塗り直してからパッドに取り付けておきます。
もちろんパッドと取り付け用のステーの部分にはブレーキグリスを適量塗ってから取付けます。
この当りはどの車でも基本なので・・・

キャリパーのピストンを奥に引っ込めてからキャリパーを取付けましてホイールとタイヤを取付けて完了です。
ホイールの奥にピカピカのブレーキディスクが光りますね〜。


次はブレーキがきちんと利くのか試してみないといけないのですが・・・
最初のブレーキはブレーキキャリパーのピストンを奥に戻していますから効きが良く有りません。
何度かブレーキペダルを踏み直してやりますと効く様になります。
いきなり走行テストをしてはダメですよ。

この部分は整備士の免許がないと分解修理が出来ない部分なので一般の方は真似をしないで下さいね。



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