Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ハインケルは塗裝じゃないのか?と思った方・・・貴方は正しい(笑)

2012-07-19 16:01:10 | Heinkelキャビンクルーザー
昨日は定休日でしたので暑い中外仕事で汗を流しました。
その顛末についてはダイアリーで・・・。
http://ameblo.jp/kphng827/

塗装工程は・・・特にサフは塗る物をまとめておいて一度に終わらせるのが良いですね。
サフの準備をしていて二つ程気が付いた事が有ります。
一つはホイールをドラムに留める為のボルト穴を開けていませんでした。
ホイールをドラムに取り付けるのに実車ではボルト&ナットを使用しているのです。
ホイールの内側に出ている僅かなミミの部分に0.5mmの穴を開けなければならないのですがミミの幅は約0.6mm程でそこに0.5mmの穴を開けるのですから少しズレてしまうとミミが無くなってしまいます。
また正確な位置決めも必要でしてホイールをドラムに取り付けるナットは4個、ホイールのリム(表裏2枚のリム)を4本のボルトで組み立ててありますので8本のビスの間隔を正確に位置決めしないといけません。
その為には最初に治具を作らなければなりません。
こんな場合に必ず出て来るのが割り出し円テーブルですね、これを旋盤にセットして真鍮の丸棒の円周状に穴を開けてゆきます。


そして旋盤で切り出します。


この円盤の外周はホイールの内径に合わせてありましてギリギリで嵌る様にしてあります。
瞬間接着剤で仮固定をしてやれば・・・


後は0.5mmのドリルをピンバイスにセットしてひたすら穴を開けます。


アセトンで仮組を解除すれば・・・奇麗に穴が空いているという・・・(笑)


0.5mmの穴を開けると必ず表裏にカエリが出てしまいますので簡易旋盤にホイールを取り付けておいてから800番のペーパーでカエリを削って整えておきます。


もう一つ忘れていたのはスペアタイヤですね。
シートの下に見えているので作らなければいけないな~と思っていましたがボディとシャーシの固定用のステーが干渉しますのでスペアタイヤは半分くらい付ける事が出来ません。
ここで半分というのはちょっと困るのです。
ゴムタイヤを使えば質感は良いですがホイールに接着しても耐久性が未知ですね。
仕方ないので2次原型用に作ったレジンのタイヤのホイール系を少し大きくしておきまして半分に切ったホイールに接着して作ろうと考えております。
まあこれなら良い感じになると思います。
そうそう、穴もきちんと開けておきますがホイールを組み立てるボルトだけは付けておかなければなりません。


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