English Version
今日も朝から良い天気で仕事日和ですね。
今日は前振り無しでお仕事を致しましょう(笑)
250TRのキットは元キットがフェニックスなので形状は人気のあるキットではないかと思います。
世間での評判はかなり良いと理解をしています、今回はフェニックスをベースにしたミネルバのキットなのでフェニックスに準じていると思いますが・・・でも正しいのかと言われればウ~ンと思ってしまう部分も多々有ります。
私の中で最大の部分がこの部分でしてかなりボディの形状が違う様に感じてしまいます。
キットのボディでは

実車では・・・

よくわからないかもしれませんがエンジン内の熱気を抜く為のダクトの上側に前から来るFフェンダーの峰の長さが意外と短いのですつまりダクトの上側のカブリがもっと短いという事なんですね。
上の黒い実車は有名な車両ですが個体差であると申し訳ないので他の車両を見てみると・・・やっぱり短いですね。

CMCのミニカーはどの車両を参考にしたのかわかりませんがこんな感じですね。
CMCでも結構長めのかぶりになっています、でもミネルバよりも短い・・・。

しかも左右でダクトの高さがわずかに違っています・・・ザックリ0.8~0.5mm程右が高い・・・ウ~ン困った。

ダクトの高さは後で穴を開けて削り込んで解消するにしてもフェンダーの長さはちょっと修正が困難だね~。
フェンダーが後まで長いから上から見るとこんな具合に見えます、一見常識的な形状をしていますが実車はこの部分にもう一つくびれが有る様に見えるのです。

片側だけ修正してみました。
写真の取り方で右側のくびれが良く見えませんが、左側よりも右側の方がくびれが出来ました。

調子に乗って反対側も直してみました。
基準になる場所を決める為にフェンダーの後ろ側を削ってしまいました。

荒く大きめのヤスリで面が狂わない様に削ってゆきます。

加工をしていないボディが上側、加工を施したボディが下側、フェンダーの角度や長さが変わっているのがわかりますね。
この後タイヤホイールとあわせてみて角度を変えたい場合にはフェンダーアーチの前側が上がる様に削ってから後ろ側を斜めに削りそろえれば良い感じになるのではないかと思います。

たったこれだけですが・・・4台分を直す事になるとかなり時間がかかってしまいますね~。
250TRの次の加工はフロントのインテークの開口ですかね、ここも厚みがかなり有りますので大変なんですよね~やった事が有る人にしかわかりません(笑)
今日も朝から良い天気で仕事日和ですね。
今日は前振り無しでお仕事を致しましょう(笑)
250TRのキットは元キットがフェニックスなので形状は人気のあるキットではないかと思います。
世間での評判はかなり良いと理解をしています、今回はフェニックスをベースにしたミネルバのキットなのでフェニックスに準じていると思いますが・・・でも正しいのかと言われればウ~ンと思ってしまう部分も多々有ります。
私の中で最大の部分がこの部分でしてかなりボディの形状が違う様に感じてしまいます。
キットのボディでは

実車では・・・

よくわからないかもしれませんがエンジン内の熱気を抜く為のダクトの上側に前から来るFフェンダーの峰の長さが意外と短いのですつまりダクトの上側のカブリがもっと短いという事なんですね。
上の黒い実車は有名な車両ですが個体差であると申し訳ないので他の車両を見てみると・・・やっぱり短いですね。

CMCのミニカーはどの車両を参考にしたのかわかりませんがこんな感じですね。
CMCでも結構長めのかぶりになっています、でもミネルバよりも短い・・・。

しかも左右でダクトの高さがわずかに違っています・・・ザックリ0.8~0.5mm程右が高い・・・ウ~ン困った。

ダクトの高さは後で穴を開けて削り込んで解消するにしてもフェンダーの長さはちょっと修正が困難だね~。
フェンダーが後まで長いから上から見るとこんな具合に見えます、一見常識的な形状をしていますが実車はこの部分にもう一つくびれが有る様に見えるのです。

片側だけ修正してみました。
写真の取り方で右側のくびれが良く見えませんが、左側よりも右側の方がくびれが出来ました。

調子に乗って反対側も直してみました。
基準になる場所を決める為にフェンダーの後ろ側を削ってしまいました。

荒く大きめのヤスリで面が狂わない様に削ってゆきます。

加工をしていないボディが上側、加工を施したボディが下側、フェンダーの角度や長さが変わっているのがわかりますね。
この後タイヤホイールとあわせてみて角度を変えたい場合にはフェンダーアーチの前側が上がる様に削ってから後ろ側を斜めに削りそろえれば良い感じになるのではないかと思います。

たったこれだけですが・・・4台分を直す事になるとかなり時間がかかってしまいますね~。
250TRの次の加工はフロントのインテークの開口ですかね、ここも厚みがかなり有りますので大変なんですよね~やった事が有る人にしかわかりません(笑)
実車の参考画像のURLが見つからないので、アマルガムの1/8スケール、セブリング12時間レースの車輛です。
http://finemodelcars.com/hi-res/hi_res_store/new/250tr1/IMG_054599worked.jpg
まあ当時の車はハンドメイドで叩いて作っていましたので個体差はかなり有ると考えられます。
今回は1958年野ルマンのNo18を再現しようと思いますので実車画像にあわせてズバッと削ってしまいました。
同じ車でもクラッシュのよる修復の結果この部分の形状が変わっている場合も有りますからボディの形状には悩まされますね(笑)
http://www.conceptcarz.com/vehicle/z12478/Ferrari-250-TR.aspxにこの車の履歴が書いてあるようです。
いわゆるプロトタイプから進化しているようですね。ですから後期のものフェンダーは長いんじゃないでしょうか。
sports car racing あたりの写真でもエキュールチームの黄色い車は長いですから・・・
ご紹介のページはすでに拝見しておりましてS/N0666の1957年のレース時(どのレースだったか失念しましたが)の写真も持っていますがその時はフェンダーが長いんですよ(笑)
だから初期型が短くて、後期型が長いという様な単純な物ではない様です。恐らくどこかでクラッシュして直されたのではないかと思われます。
今回は1958年のルマン仕様ですので他の情報は全部オミットして(情報が多過ぎても作り難いのです)ルマン時の形状をめざします。
ただダクトの上側の平面部分が少ない気がしますのでまだまだ修正は必要かと思われます。