不正な配管の設置が暴露して1億1300万円の未徴収、過料を請求された肉の大塚(大塚唯雄社長)の温泉施設・『ぶぶたん』だが、同不正配管(う回)を施工したのは西部電気工業(下請け・東栄設備)と判明。熊本市上下水道課の関与も含めて、その責任が問われないところが問題。
絞りに絞り込む条件付きは、疑惑の官製談合ともいえるが、緒方建設と八方建設との地元本命コンビが当初、問題提起の公共関与管理型最終処分場の入札に向け、その様子伺いの情報収集で全国大手ゼネコンの間を訪ね回っていたと語られる。
発注側との接見、接触は禁止されている時期に、水処理メーカーの提案が却下された噂など、官製談合の兆候は色々と続くが、いまや参加企業体の代表構成員はスーパーゼネコン三社に絞り込まれた。九州で二勝ながら、その鹿児島での足踏みを失敗だと烙印を押された大成か、同一勝でもダム工事も抱える清水の参戦はあるか否か。同三連敗からの起死回生を図る鹿島の願いは叶うか。いずれも村田・前川JVによる地元業者の婿取り説が、大前提。1立方メートル当たり400万円とされた以前の単価を考えると、『上が蒲で良かった』と笑いの止まらぬ理事長でもないのだが…。