熊本レポート

文字の裏に事件あり

問われる崇城大学の教育

2013-01-20 | インポート

 協議上の無償提供であったにせよ、不可解な結果だから文書不存在は隠蔽。それだけに無償提供、そして私的利用が意図的(協議)であったことは明らか。
 阿蘇くまもと空港における祟城大学に向けた県所有地(4918㎡)の無償提供(昭和62年~)の問題。
  祟城大学は文徳高校と同じく君が淵学園の運営下にあるが、同学園には年間約8億円の公的補助金が実行され、また繁華街通り会から『市街地活性化』の上で壁 だと、そうした批判も浮上している花畑キャンパスのように私学助成・共済事業団からの長期低利融資(同施設約5億円)など補助もある。
 そして学校法人の土地、施設は固定資産税は対象外。だからというわけではないだろうが現在、同学園の所有する土地は7532万8336㎡と超広大。中には大学から3キロ程の距離にある駐車場、また半分は原野で20年以前から整地未完のグランドもある。
 この非課税対象かが問われる学校用地の問題と、同学園に疑惑が抱かれているのが、同学園の理事長他4人が利益相反の形で役員している建設会社・秀拓の問題。
 君が淵学園が発注する事業の約95%を元請けで受注し、その99%を同社よりも規模の大きい建設会社へ下請け発注。
 学校法以前の教育者としての品位的問題であり、それが通用してきたことに空港での無償使用という県民不承諾の問題もあったのではないか…。


崇城大学の傾向と検証

2013-01-20 | インポート

偏差値は極めて低いが、薬剤師国家試験の合格率は高く、メジャーな

名誉教授は迎えるが、一般教授陣の給与は他大学に比べて安いと語ら

れる崇城大学に足を踏み入れると、そこは疑問符を並べるユニークな運

営手法の学校法人君が淵学園。

 繁華街の入口角に広くスペースを取って二、三人の芸術学部の学生、職員

が見え隠れするビルを指し、街繁栄会の一人が「街の壁」と苦い顔で呟いた。

 そこは固定資産税が無課税で、東北大震災に喘ぐ私立学校のことなど

何処吹く風の私立学校振興・共済事業団から5億円の長期低利融資を受けた

崇城大学の街ん中にある静かな三階建てキャンパス。

 私は崇城大学のグループだと不動産・建設業の秀拓。社長以外は

崇城大学からの役員で、同大学の発注工事は99%がこの秀拓を元請けにし

て大手へ下請け発注中。

 私立学校法に定める教育施設に対し、公の支配下に属するという解釈で

調査取材、検証した偏差値、入学費問題からユニークなグループ運営

までをご紹介!!


熊本県と崇城大学の文書不存在における縁

2013-01-20 | インポート

県営住宅の家賃滞納に訴訟の構えまで見せる熊本県が、崇城大学に

約4918平方メートルの公有地を昭和62年から無償提供。

国内唯一、空港にキャンパスを持つという触れ込みの崇城大学

は、阿蘇くまもと空港内に空港キャンパスを所有

 ところが同南ウィング実習棟から空港誘導路までをフェンスで囲

んだ約24000平方メートルの同大学敷地内で、誘導路への出口

側約4918平方メートルが昭和45年に県が空港用地として購入

した公有地のままであることが判明。

 これが国土未調査区域等から発生した行政上のミスなら情状酌量の余地も

あるが、「協議しての無償提供」(県交通対策課)で、その理由がまた

「文書不存在」(同課航空班)とは開いた口から反吐がでる。

 県は収益事業として空港内での土地、施設について賃貸契約を交わしてい

るが、同例から試算すると同62年から約3億5000万円の欠損。時効10年

としても約1億4000万円の請求権が普通なら県及び県民は存在。

 ところで一方の崇城大学だが、同大学における施設等の建築事業について、

その99パーセントが同大学グループの建設会社・秀拓を元請けとしての

下請け発注。

国の助成を受けている学校法人は公の支配下に属し、学校施設の発注には

公正、透明性が求められる・・・