熊本レポート

文字の裏に事件あり

アイツは立派が2年して「やっぱしクソ」と一変する益城台地東土地区画整理組合理事も目くそ鼻くそ

2023-10-10 | ブログ
 2年程前(021年11月)に報じたレベルの極めて低過ぎた「益城台地東土地区画整理組合のクーデター」が、予想通りの大後悔の様相を見せ始めた。
 改めて振り返ると、坪単価10万8000円で熊本県の開発許可も下り、開発(売買)寸前であったにも拘らず、根拠のない「公金横領」、「利権漁り」で組合執行部、開発業者を誹謗中傷して攻めた男が、下僕を使って「坪15万円を約束する」と、益城台地東土地区画整理組合の組合員の間を走らせた。
 その現理事らが発した売り言葉が「福永、岩村は実に立派。1反3000万円と約束する執行部とは異なり、1反4500万円で売って見せると約束する訳で、これは1反で新築家を1軒プラスするような話」と、子供らなら太鼓を叩いて小躍りするような話。確かに小躍りしてクーデターに参加した訳で、失礼ながら同組合員は俯瞰の機能を働かすなど無理な判断力では子供。
 扠、ここで立派な期待される人物と、その名指しされた福永氏とは誰かだが、このクーデター(本人は刷新と主張)を図ったアイ_ウッド代表の福永力三氏で、岩村氏とは後で同土地区画整理組合の組合長席に座った岩村久雄前益城農協長。
 今では詐欺師のようなこの扇動が、160名の大方組合員を子供のような感じで動かして組合長、副組合長、そして開発会社の菅組(大分)を追い出した訳で当時、本紙では冒頭のような見方にあった。



 その第1の理由は当時、「段差のある現地だけに造成費が10万円で、また市街地から遠い東部の現地となると坪25万円では開発採算が無理」と、開発会社が揃って出した厳しい見解。
 第2の理由は、開発許可を下す熊本県担当課の職員が個人的な意見と断った上で、「許可は無理」(詳細は略)と語った点にあった。
 だからという訳でもなかろうが、2年を経過しても同組合からの県への計画案は未提出。
 一時、「開発がストップしているのは益城町、西村町長が壁となっている」との声も挙がったが、そもそも県への「計画案」も未提出で、まして一部単独開発など土地区画整理組合の趣旨に反する訳で、責任転嫁も甚だ見当違いで、論理的に筋の通らぬ駄々っ子の愚論。
 普通、誰でも現状を「自業自得」と見るが、組合員の過ちが原因でも、ハッキリ言って「孫やひ孫の時代までの夢物語」であっても、その夢を見させて貰っただけでも幸せ、それが外野席からの見解。
 ところが、もう1点、忘れてはならない問題があった。
 それは前開発会社の菅組から訴えられていた1億5000万円の損害賠償請求。
 これについては、ラブホの王様、業績の良いアイ_ウッドからして、1億5000万円の支払いは福永氏にとって極めて軽い話と、そういう読みにあった。



 ところが、だ、ここに来て同組合理事から「総会」を求める声が挙がっていると、益城町からそんな噂が飛び込んで来た。
 福永理事が1億5000万円について、「各理事で2500万円(未確認)づつ負担」という提案を出して、そこで「不承諾」と総会の開会を理事らが求めた。
 総会が開かれるか否かは後述するが、理事らが好むかどうかはともかく、福永理事の提案は組合法からだと妥当とも言える。
 そして続いて肝心の福永氏が、「理事(副組合長)を辞める」と
言い出したという一報が入った。ウクライナの戦場から総引き上げした、ロシア民間軍事会社の故プリゴジン氏のような言動。
 度の過ぎた目茶苦茶な内部対立だが、これが「益城町に救済を求めて駆け込んだ理事」という噂となると最早、餓鬼以下のレベル。



 町の一大事だと、益城町がこれに取り合ったら、全国から西村町長は笑い者になるが、むしろ逆に損害賠償請求をしたい益城町からすると、その該当組合に対して「内紛は無視」というのが常識で当然。
 同組合を考えると、仮に総会が開かれるなら、先ずはクーデターで追い出した前組合長、副組合長に対する土下座謝罪が人間として組合員に求められるが、これが正論。
 続いて現実論で述べると、一部理事らが求める「総会の開会」は、軽く乗ったクーデター時の烏合の衆を考えると、組合全員が求める総会なんて、先ず見通しが立たないのは想定内。
 裏を返せば、福永氏が全組合員に対して、賠償請求について「全組合員に200万円づつの負担」を求めたなると、「総会」という声も挙がるが、理事間の問題では彼らには損得がなく無関係。よって総会は、当分は開かれない。
 続いて理事間の「負担金は拒否」、「理事は辞める」という怒りだが、第三者で失礼な見解ながら「金に成る見通しがない組合で理事の無価値は勿論、負担金など溝に捨てるような話」というのは当然。だが、クーデターの時点で賠償請求は承知のはずであって、それを1人で負うか、それとも溝に捨てるような金を理事全員で負担するかは裁判の結審、期日との勝負。
 しかし「立派」が2年して「やっぱしクソ」に一変しては、そんな見方をするのも目くそ鼻くそ…。