オリンパス元社長の英国人「FBIと話をした」(読売新聞) - goo ニュース
記録的な円高が続く中、政府も識者も、超円高を日系企業の海外飛躍に活かせ、とばかりに、しきりに海外企業のM&Aを奨めています。この政策、産業の空洞化を加速させる可能性も否定できないのですが、加えて、もうひとつ、M&Aにはリスクが伴うことを、オリンパスの事件は示しているのではないかと思うのです。
オリンパスは、英国の医療機器メーカーのジャイラスを買収するに際して、ケイマン諸島に登記されているフィナンシャル・アシスタント「Axes」と「Axam Investments」の2社に、買収額の3分の1に当たる6億8700万ドルもの手数料を支払ったとされています。買収額が22億ドルとのことですので、この巨額手数料は極めて高額であり、終に、FBIも捜査に動くことになりました。しかも、この「Axes」は、すでにケイマン諸島での登記が抹消され、社長も雲隠れしているというのです。この事件、まだまだ謎がありそうなのですが、日本企業に、重大な警告と教訓を残していると思うのです。それは、海外買収には、予期せぬリスクが伴うと言うことです。オリンパス事件が示すリスクとは、第1に、M&Aには、投資助言会社の仲介を要し、怪しげな会社に依頼すると、法外な手数料を要求されること、第2に、手数料支払いが不当な場合には、刑事事件に発展する可能性があること、第3に、M&Aで得られる利益よりも、買収額が上回る場合があること(この件は、特に国内3社のM&Aで顕著)・・・などです。
オリンパス側が、不当に高額であることを承知で投資助言会社に巨額の手数料を支払った、あるいは、何らかの目的のために、資金の迂回ルートにしたとしますと、オリンパスの責任は重大です。その一方で、しばしば、”バスに乗り遅れるな”方式で、企業が同じ行動に走ることがありますが、超円高を背景とした海外M&Aについても、オリンパス事件を教訓として、不正行為とならないよう、法に則って、慎重、かつ、注意深く進める必要がありそうです。
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オリンパスは、英国の医療機器メーカーのジャイラスを買収するに際して、ケイマン諸島に登記されているフィナンシャル・アシスタント「Axes」と「Axam Investments」の2社に、買収額の3分の1に当たる6億8700万ドルもの手数料を支払ったとされています。買収額が22億ドルとのことですので、この巨額手数料は極めて高額であり、終に、FBIも捜査に動くことになりました。しかも、この「Axes」は、すでにケイマン諸島での登記が抹消され、社長も雲隠れしているというのです。この事件、まだまだ謎がありそうなのですが、日本企業に、重大な警告と教訓を残していると思うのです。それは、海外買収には、予期せぬリスクが伴うと言うことです。オリンパス事件が示すリスクとは、第1に、M&Aには、投資助言会社の仲介を要し、怪しげな会社に依頼すると、法外な手数料を要求されること、第2に、手数料支払いが不当な場合には、刑事事件に発展する可能性があること、第3に、M&Aで得られる利益よりも、買収額が上回る場合があること(この件は、特に国内3社のM&Aで顕著)・・・などです。
オリンパス側が、不当に高額であることを承知で投資助言会社に巨額の手数料を支払った、あるいは、何らかの目的のために、資金の迂回ルートにしたとしますと、オリンパスの責任は重大です。その一方で、しばしば、”バスに乗り遅れるな”方式で、企業が同じ行動に走ることがありますが、超円高を背景とした海外M&Aについても、オリンパス事件を教訓として、不正行為とならないよう、法に則って、慎重、かつ、注意深く進める必要がありそうです。
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