花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

沼ッ原から那須周回トレッキングその1

2015年05月19日 23時09分57秒 | アウトドアー

沼ッ原湿原はハルリンドウの花盛り


ハルリンドウ


沼ッ原駐車場と白笹山の朝、17日朝撮影

沼ッ原駐車場に着いたら7時を過ぎていた。
寄り道した乙女の滝には6時30分頃着いていたから
予定通りといえるだろう。
すでに先客の車が10台前後止まっていた。

ゆっくり準備して、軽く朝食を食べた。
少し早起きして寝不足気味だったので、体調の不安が少し
有ったから、荷物も点検してザックに入れ直した。

他の登山者は寒さよけにレインウェアを着ている人もいた。
周りの高い山には残雪も有るので、肌寒いくらいの気温だ
森永の甘酒を乾燥させたものをあけて、ボトルのお湯で溶かした。
ぷーんと言う甘い香りと共に、暖かさが腹に染み渡る。
よーし行くかと自分に気合いを入れて出発。


沼ッ原園地から西ボッチの山


沼ッ原園地から大倉山方面


沼ッ原園地から大佐飛山方面 (手前は発電用の調整池)


沼ッ原園地から大佐飛山方面の展望図(カシミールで作成)
上の写真では、鬼が面山の山頂は写っていません。
写っているのはその右側の方だけです。


沼ッ原湿原への入り口、熊注意の看板がある


オオカメノキが散り始めていた。


最初は歩きやすい道だが、やがて階段を下りていく道になる


湿原の入り口に有る説明板


そこの角には伝説の子守石がある


子守石の説明板


説明文の拡大、読めるかな?
のぞくなと言われると のぞきたくなるのは男の本性か(苦笑)
子供に両目玉をあげて盲目になった女性、これが最初に寄った
乙女の滝の盲目の女性ではないかと考える説もある。

ここに出てくる暮れ六つ(むつ)とか明け六つとか言う時間は、現在の
時刻とは違うので面白いですよ。
江戸時代には、鐘を鳴らして時刻を知らせたので、明け方に6回
ならすのを明け六つと呼んだ。
この時代には電気が無かったので、明るい昼間だけが働く時間だった
そこで日の出の時刻から日の入りの時刻までが働く時間であったから
当然季節によって時刻が変わってくる。(不定時法と呼ばれる)
長くなるので詳しくはネットで検索してね。
鐘を鳴らす起源が語られる伝説も面白いですね。(伝説ですよ伝説)


沼ッ原湿原の入り口標柱、私は、すぐに左への深山湖への
ルートに入っていった。


湿原の入り口に多い黄色い花、何かと思ったらコキンバイという
花だと図鑑(沼ッ原湿原植物ガイドブック)に出ていた。
隣は咲き終わったザゼンソウ。


ミネザクラが木道の腋で咲いていた。


手持ちで撮影したらボケたがミネザクラのアップ


クロサンショウウオの卵のう


ハルリンドウ、植物ガイドブックにはハルリンドウと出ていたので
ハルリンドウとした。
何とかロゼット状の葉を確認しようとしたが、離れていてよくわからない。


唐松の新芽


展望デッキから大倉山方面の眺め


深山湖への案内板で引き返した。


引き返す途中で出会ったヒキガエル、危なく踏みつけるところだった。

写真追加


展望デッキから白笹山方面の展望


上の写真で見えている場所を知るために展望図を作成した。
あらかじめ下のような地名を臨時につけて、どこが見えているか
確認した。

これからすると、日の出平と白笹山の間に見えるのは、南月山から
白笹山に続く尾根で有ることがわかった。