ホシザキユキノシタ、ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草
ユキノシタの変種で、筑波山固有の花、筑波山にだけ生育する
普通のユキノシタは下の2枚の花弁が長いが、ホシザキユキノシタは
その下の花弁が短くなり、おしべと同じぐらいの長さのため
花の形が星形に見える。
この花は昭和の初期に筑波山で発見され、その採集品を基に
牧野富太郎博士が命名した。
花弁は5枚で、上の花弁3枚に赤色班があり、とても可愛らしい花である
おしべは10本で、めしべは1本で先端の柱頭は二つに分岐している
時々先祖返りして、下の花弁が長いものも出てくる。
撮影の帰りに車道の脇でイチヤクソウの花を見つけたが
すでにピークを過ぎて、変色しかかっていた。
別な場所では、まだ蕾だというのに、そちらに期待しよう。
筑波山がタイプのクモキリソウも花芽をつけ始めていた
今年は早いのかな、予想が難しい。