花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

沼ッ原から那須周回トレッキング・その2

2015年05月20日 21時44分36秒 | アウトドアー

展望デッキから引き返し、湿原の中の木道に入ると
やっぱり出迎えてくれるのがハルリンドウの鮮やかな青色である。


傍らには立ち枯れのそばにミネザクラが咲いている
枯れ木に花を咲かせましょうの図である。
俺は花さかじいさんかい(笑) 爺さんには違いないが。


今や沼ッ原の象徴のような立ち枯れの木とベンチ
背景に見える山は西ボッチ

ここから、北に向かって進む木道は、クロサンショウウオの卵のうと
ハルリンドウの花のオンパレードだった。


クロサンショウウオの卵のう







ところが、水の中にこんな生き物が


エッ もしかしてクロサンショウウオ?
でもこんな時期に水中にいるものなの


後から来た男性も写真を撮っていたので聞いてみた
男性も「よく知らないがイモリではないか」という
通りかかったご夫婦に聞いてもわからないという
ただ奥さんの方は、月山でイモリを見たというのだ。

クロサンショウウオも冬眠はするらしいが、生態がよくわからない
とにかく面白い生き物に出会えて良かった。


何ガエルかはわからないが、オタマジャクシがびっしりと
集まっていた。


木道から見る大倉山、流石山の展望


山座同定ようの展望図


上記展望図用に造った地名入りの地図、ピークの標高を
地名代わりとした。
この展望図で見ると三倉山は見えないようだ。


ズミの蕾を見ながら出来たばかりの木道を進むと
ミツバオウレンがわずかに咲き、コバイケイソウの葉が伸びている
やがて木道は右に直角に曲がり、美しい唐松の林を通る。


途中で三斗小屋宿跡から大峠方面に抜ける分岐を過ぎて
唐松の林を進むと


前方に休憩所の東屋が見えるあたりが三斗小屋温泉と姥ヶ平への
分岐である。


姥ヶ平方面への分岐、ここからは林の中の本格的な登山道となる