ぴったり寄り添って、恋人のようなイワウチワ、那珂川町冨山の金谷群生地
ひな壇のように並ぶイワウチワ、金谷群生地
葉っぱの形がハート型で、イワウチワの典型
金曜日の夕方、いきなりスマホにメールが来た。
「明日、那珂川町のかたくり山に、Kさんのお父さんも含めて4人で行きませんか」
花友Iさんからのメールだった。
鍋足山に仕事で参加出来なかったIさんのために、2日に鍋足山に行こうとメール
しておいた。
そんなわけで、話は急だったが、すぐさま参加するとメールした。
もしメールが無かったら、単独で奥久慈の盛金富士にイワウチワを探しに行くつもり
だった。
鍋足山でお会いした「yugoro」さんがヤマレコに盛金富士のレポートを書いている。
駐車場の事を聞いたら、下小川駅の近くに駐車場があるという。
そんな訳で、山の準備は出来ていた。
朝、どんよりと雲がたれ込め、今にも降りそうな天気だったが、中止のメールが
来なかったので、集合場所に行って Kさんの車で那珂川町に行ったのだった。
那珂川町に着いたら、曇り空で気温も10度ぐらいなので、カタクリが開いてない
かもしれない、ということでイワウチワを先に回る事にして冨山に向かった。
道路の至る所に冨山のイワウチワ群生地の案内が出ていて、矢印に従って進めば
迷うことなく駐車場に着ける。
前回来たときは、群生地を一カ所しか行っていないので、今回は2カ所を回ろうと
最初に前回も回った舟戸群生地に行った。時間は10時5分前だった。
今回は、群生地まで1Kmの第二駐車場に止めて、野草の花を捜しながら歩いていった
那珂川町観光協会が出している「冨山の岩うちわ」のビラ
上のビラから案内図部分のみトリミングで拡大した写真
武茂(むも)郵便局の住所と電話が書かれている。
カーナビの場合、そこを目指して来れば良いと言うことなのだろう。
そこまで来れば、案内看板が案内してくれるから。
舟戸群生地の写真は、前回も載せたので、今回は初めて回った金谷群生地の
写真を中心に掲載します。
舟戸群生地には、日本一のイワウチワの群生地の看板が出ていたが、それが
冨山全体の事を言っているのか不明だが、金谷群生地も舟戸に負けない規模
の群生地であった。
4人で凄いわねねーと感嘆すたのだった。
金谷群生地の様子1
金谷群生地の様子2
金谷群生地の様子3
コース案内図、もちろん私たちは最奥の満喫コースを回ってきた。
舟戸近くの春らしい風景が気持ちいい
こちらは金谷群生地入口近くで見た風景。
疲れて眠いので、本日はここまで、続きは後日ね、ゴメン
金谷群生地の写真追加
金谷群生地入口に立っている案内板、写真に入れた白い矢印の先にも
駐車場が有ったが、誰も利用者がいない。
入口前の駐車場は狭いので混んでいたが、気がつく人がいないし、案内もない
入口直前には何やら曰くありげなエノキの大木が立っていた。
金谷群生地に向かって入ると「林ヶ入林道開設記念碑」が立っている。
昭和55年に着工して、1億2千149万円の費用をかけて昭和58年に
完成したと書かれている。(今から33年前に完成した林道)
当時の馬頭町長の天生目さんという方の名前が書かれていた。
群生地直前の右の山の斜面は、カタクリの群生で紫色に染まっていた
ただそこは私有地で、屏や網で入れない様になっている。
帰りに受付の近くで、カタクリの話をしていたら、受付にいた婦人の一人が
内緒で案内してくれるという。(だからこれは内緒話だよ内緒ね(笑))
その方の話では、その周辺はゼンマイなどの山菜を栽培しているので、踏み
荒らされないように囲っているのだそうである。
今日は特別に見せてあげると網を下ろして案内してくださった。
しかも山菜を踏まないようにコースも指定される。
おそるおそる近寄ってみると、大きなカタクリの花であった。
全員でお礼を言ったことはもちろんである。
受付で一人200円の入山料を払って入ると、すぐに入口の階段
道がある。
階段に上がって、右上を見上げるとイワウチワの群生が凄い
道脇や斜面に点々とショウジョウバカマが生えている。
以上金谷群生地編、車にザックを置いて登って行ったら、一眼の電池が
切れて、予備電池はザックの中、ああ~なんて事だい。
ということで金谷群生地の写真は、ほとんどコンパクトデジカメで撮影
チャンチャン。
最初に回った舟戸群生地は、続編で掲載する予定。