先日様子を見に行ったら蕾だったが、暖かい日が続いて
咲き出した筑波山のキンラン
保安林に行ったら、小さいギンランが点々と咲いていた
困ったことに、このギンランには、種内変異と呼ばれる
ユウシュンランと呼ばれるものがある。
鈴木昌友先生の「茨城の野草」を見ると、筑波山や男体山に
まれに生育しているという。
和名は北海道大学の工藤祐舜博士の功績を記念してつけられた
ものであると書かれている。
ユウシュンランの特徴として次のように書かれている。
花は白く、わずかに口を開ける程度で完全に開くことがない。
大きさは1cm以下で、花被片相互の間に少し隙間が見える。
茎は無毛で直立し、数個の花をつける。
葉は普通りん片状をなすが、時には2cm以下と小型のものをつける
私の撮影したギンランは、葉が2cm以上有ったから、ギンランで
間違いないと思うのだが、掲載されている写真では差異が判らなかった。