花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山のカタクリの白花

2016年04月08日 12時43分05秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山のカタクリの白花が咲きました


ピンボケだが、蜜腺もうっすらと有る


一昨日、SKさんから筑波山にカタクリの白花が咲いたと
メールが来た。
すぐ行きたかったが、昨日は雨降りで行けなかった。
今日は、午前中しか時間がない。
白花だけを撮影に飛んでいった。

丁度、その場所に行ったら、茨城放送の女性アナウンサーが
来ていた。
ラジオで筑波山のカタクリの放送をするようだ。

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霧の幻想

昨日の雨で、朝は多少気温が下がったせいか、つくば市は
濃霧に覆われて、50メートルほど離れると、車のライトも
見えなくなる。

天気予報では、晴れ時々曇りで、空にはちぎれ雲が沢山
浮かんでいた。
それが霧の面白い現象を引き起こした。(と私は考えている)

太陽が雲に隠れた所では、霧がいつまでも消えず
太陽が雲から出て、直射日光の当たった所は、霧が消えていく

そのときの温度差が風を起こし、霧を流しているように
見えた。


つくし湖の土手から見る真壁は濃霧の壁の中
霧のない所の右の水面は、つくし湖の土手下にあるたぶん
ため池、その奥に見えるのは、神社か墓地の桜


同じ頃のつくし湖の土手の上と椎尾山(手前)と筑波山(右後方)
右のつくし湖に注目、霧が少し見える


その霧は、右の山を越してつくし湖に流れ込んでいた。
この時は、つくし湖周辺の桜が見えている


流れ込む霧がだんだん湖面を覆っていく。


湖面の半分近くが覆われて(写真を差し替えました)


ついに全部が霧に覆われて、山もかすんだ。
このときの空に注目、上が青空なのだ。
この後、北条大池に行ってみると、途中は霧が無いのに
大池周辺は霧の中


コケの鎧を着た桜の老木が霧に佇む、威厳さえ感じる姿であった。
雄叫びを上げているような姿にも見える。


天空の山頂と呼びたいような風景、霧が筑波山を隠そうとしていた










筑波山麓お手軽花巡り

2016年04月06日 20時49分45秒 | スポーツ・トレッキング

桜川の土手の桜・橋際1、霞に包まれた筑波山を見上げて


桜川の土手の桜・橋際2


つくし湖から霧がわいていた


つくし湖に日が当たると霧が消えていく


つくし湖の午後・西日に照らされて


燧ヶ池の桜と鯉のぼり


神郡の花桃の道、もうすぐ見頃


神郡の花桃で小川も染まる


北条大池の桜


なんてこったい、病院の診察日なのに、天気が良い。
家に戻ったら12時だった。
大急ぎで食事を摂り、筑波山にアズマイチゲの写真を撮りに行った。

日が差して気温も上がったから咲いていると思ったのだ。ところが
花は有るのだが開いていない。

数日前、下見に登って10数株の花が、筒状になって開きそうだったから
期待していたのに、気温が下がったからなのか、まだ早かったからなのか
開いているのが一株も無かった。

同じ仲間のキクザキイチゲは開いているのに、アズマイチゲは開いていない
アズマの方が気温に敏感なのかなー。
気落ちして山からトボトボと下った。

ニリンソウの花もまだ数が少ない。
カタクリは沢山咲いていた。

清流の岩の間から、カエルの声と水の流れる音がした。

(筑波山の車道は、桜の花のトンネルです。)




雨の訪問者は雉(きじ)

2016年04月05日 08時32分05秒 | スポーツ・トレッキング

隣の空き地に現れた雉1


雉2


雉3


雉4


軽く口笛を吹いたら、こっちを振り向きました。


しばらくお見合い

朝から雨が降って、桜にとっては花散らしの雨になりそうなので
ちょっと悔しいけれど、野草にとっては恵みの雨ですね。

空き地に植えようと通販で買った「ヤマシャクヤク」のポット苗
植える暇が無くて庭の片隅においていたら、昨日の昼に花が咲いた
その後、桜を撮影して福岡堰から帰ってきたら花が閉じていた。

小雨の中、今朝起きてみたら、やっぱり閉じている。
白い小さい花に、水玉の飾りがついていた。

いきなり「ケーン、ケーン」と鳴き声がしたので、空き地を見ると
雉が一羽、歩いている。
家からカメラを持ち出して、撮影したのが上の写真だ。

撮影中に通勤の車がよぎったが、雉が逃げなかった。
試しに口笛を吹いてみたら、顔をこちらに向けた。
しばらくそのままでにらめっこ。

少し、カメラを構えたまま近寄ったら、伐採した木に飛び乗って
藪に消えていった。

朝の楽しいひとときであった。


ポット苗のヤマシャクヤクの花


花をのぞくと





雨上がりの福岡堰の桜

2016年04月04日 15時09分13秒 | スポーツ・トレッキング

青空の部分を狙って低い位置から古木を撮影


花のトンネルを狙って


河原に降りて緑との対比で春を表現


前景に石の祠を入れて、祈りを表現


小貝川の対岸の菜の花の春


静寂のひととき

雨上がりの昼頃、薄日が見えたので福岡堰の桜を見に行った
雨上がりということで、駐車場は空いていた。
だが帰る頃にはかなり混んでいた。
昼過ぎには風が吹き始めて、桜吹雪が川面に舞う。
小貝川の対岸の菜の花がどこまでも続いて、黄色の帯を
作っていた。
対岸に渡ってみると、風に乗って菜の花の強烈なにおいがした。


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桜よ

青空に咲く桜よ
風に乗せて北へ飛べ!

吾がふるさとの陸奥へ
待ちこがれる人々に
春を届けてくれ

荒れた海辺に
崩れた山に

明日の見える
希望の春を

桜よ届けてくれ!!



(大震災から5年
先の見えない被災地の人々に捧げる)



冨山のイワウチワ群生地を巡る・その2・舟戸群生地編

2016年04月03日 14時59分40秒 | スポーツ・トレッキング

舟戸群生地で見たイワウチワの美形


四人姉妹のイワウチワ


こんな所に梟の飾り物が、もしかして不苦労(ふくろう)という遊び心か
確か茨城と栃木の県境にある鷲子神社には、そんな置物があったような。


賑やかな一団


誰が一番かな


見下ろす群生地


花の命は短くて、苦しきことのみ多かりしと誰か書いているが
イワウチワは咲き終わると、漏斗状の花がぽろりと落ちる。


群生地と遊歩道、こちら向きのカメラマンにはモザイクを施しました


イワウチワとフクロウさん、監視しているね


シュンランの審判、セーフ!! 選抜は終わったけれどね。



舟戸群生地の第二駐車場、ここに止めて1.1Kmの距離を歩いた
2年前は一番遠い第三駐車場だった。一歩前進か(笑)
前回同様、道ばたの野草を見て歩く。


ハルトラノオの群落が有った。
花の穂が長いので、新種のアブクマトラノオかと期待したが
受付で聞いたらアブクマは無いという。


画面の葉柄の部分にひれ状の翼が有るので、これはハルトラノオ
アブクマには翼が無い(欲がない、私と同じ、嘘つけ!(笑)


ネコノメソウの群落が有った、花友はヨゴレネコノメソウではないかという


別な所にネコノメソウの大群落が有って黄色く見えた


ミヤマキケマンの新鮮が花が沢山咲いていた。


マルバコンロンソウも埋もれるようにして咲いていた。


セントウソウの花、この花の葉がキクバオウレンの葉にそっくりなので
オウレンダマシという別名がある。
私もまんまとだまされて、葉っぱを撮影したことがある。


舟戸群生地入口についた。


入口前の林道も整備されて奇麗になっていた。


上に上がった受付前には、山から集めて移植したというショウジョウバカマの
群落が有る。


ショウジョウバカマの群落


群落の廻りにはベンチも有って一休み出来る。


受付のテントの中に飾ってあった鉢植えのシロバナショウジョウバカマ
受付で200円を払って入場券を貰う。

ここではイワウチワ饅頭(まんじゅう)が売られていた。
期間限定の饅頭だそうである。
まあイワウチワの期間だけしか開設されないだろうから無理もない
一つ100円だと言うので、買って食べてみた。
シロアンが入っていて、甘さもほどよく美味しい饅頭だった。
おみやげ用に箱入りも有った。

結局私たちは、二カ所のイワウチワの群生地を巡り、それで充分満足して
かたくり山には寄らず、293号ぞいの古舘(こだて)というそば屋に寄って
遅い昼食を食べて帰ってきた。


番外編の写真、金谷群落地に有ったイワウチワ
葉っぱも縦にあげて、恥じらうように顔を隠している。
花友はイワウチワの特徴を表す葉の形と花が同時に見られるからと
良いと推奨する。


これにて終了。











冨山のイワウチワ群生地を巡る

2016年04月02日 21時52分51秒 | スポーツ・トレッキング

ぴったり寄り添って、恋人のようなイワウチワ、那珂川町冨山の金谷群生地


ひな壇のように並ぶイワウチワ、金谷群生地
葉っぱの形がハート型で、イワウチワの典型


金曜日の夕方、いきなりスマホにメールが来た。
「明日、那珂川町のかたくり山に、Kさんのお父さんも含めて4人で行きませんか」
花友Iさんからのメールだった。
鍋足山に仕事で参加出来なかったIさんのために、2日に鍋足山に行こうとメール
しておいた。
そんなわけで、話は急だったが、すぐさま参加するとメールした。
もしメールが無かったら、単独で奥久慈の盛金富士にイワウチワを探しに行くつもり
だった。
鍋足山でお会いした「yugoro」さんがヤマレコに盛金富士のレポートを書いている。
駐車場の事を聞いたら、下小川駅の近くに駐車場があるという。
そんな訳で、山の準備は出来ていた。

朝、どんよりと雲がたれ込め、今にも降りそうな天気だったが、中止のメールが
来なかったので、集合場所に行って Kさんの車で那珂川町に行ったのだった。

那珂川町に着いたら、曇り空で気温も10度ぐらいなので、カタクリが開いてない
かもしれない、ということでイワウチワを先に回る事にして冨山に向かった。
道路の至る所に冨山のイワウチワ群生地の案内が出ていて、矢印に従って進めば
迷うことなく駐車場に着ける。

前回来たときは、群生地を一カ所しか行っていないので、今回は2カ所を回ろうと
最初に前回も回った舟戸群生地に行った。時間は10時5分前だった。

今回は、群生地まで1Kmの第二駐車場に止めて、野草の花を捜しながら歩いていった

那珂川町観光協会が出している「冨山の岩うちわ」のビラ


上のビラから案内図部分のみトリミングで拡大した写真
武茂(むも)郵便局の住所と電話が書かれている。
カーナビの場合、そこを目指して来れば良いと言うことなのだろう。
そこまで来れば、案内看板が案内してくれるから。

舟戸群生地の写真は、前回も載せたので、今回は初めて回った金谷群生地の
写真を中心に掲載します。
舟戸群生地には、日本一のイワウチワの群生地の看板が出ていたが、それが
冨山全体の事を言っているのか不明だが、金谷群生地も舟戸に負けない規模
の群生地であった。
4人で凄いわねねーと感嘆すたのだった。


金谷群生地の様子1


金谷群生地の様子2


金谷群生地の様子3


コース案内図、もちろん私たちは最奥の満喫コースを回ってきた。












舟戸近くの春らしい風景が気持ちいい


こちらは金谷群生地入口近くで見た風景。

疲れて眠いので、本日はここまで、続きは後日ね、ゴメン

金谷群生地の写真追加


金谷群生地入口に立っている案内板、写真に入れた白い矢印の先にも
駐車場が有ったが、誰も利用者がいない。
入口前の駐車場は狭いので混んでいたが、気がつく人がいないし、案内もない


入口直前には何やら曰くありげなエノキの大木が立っていた。


金谷群生地に向かって入ると「林ヶ入林道開設記念碑」が立っている。
昭和55年に着工して、1億2千149万円の費用をかけて昭和58年に
完成したと書かれている。(今から33年前に完成した林道)
当時の馬頭町長の天生目さんという方の名前が書かれていた。


群生地直前の右の山の斜面は、カタクリの群生で紫色に染まっていた
ただそこは私有地で、屏や網で入れない様になっている。

帰りに受付の近くで、カタクリの話をしていたら、受付にいた婦人の一人が
内緒で案内してくれるという。(だからこれは内緒話だよ内緒ね(笑))
その方の話では、その周辺はゼンマイなどの山菜を栽培しているので、踏み
荒らされないように囲っているのだそうである。

今日は特別に見せてあげると網を下ろして案内してくださった。
しかも山菜を踏まないようにコースも指定される。
おそるおそる近寄ってみると、大きなカタクリの花であった。
全員でお礼を言ったことはもちろんである。


受付で一人200円の入山料を払って入ると、すぐに入口の階段
道がある。


階段に上がって、右上を見上げるとイワウチワの群生が凄い


道脇や斜面に点々とショウジョウバカマが生えている。

以上金谷群生地編、車にザックを置いて登って行ったら、一眼の電池が
切れて、予備電池はザックの中、ああ~なんて事だい。
ということで金谷群生地の写真は、ほとんどコンパクトデジカメで撮影
チャンチャン。

最初に回った舟戸群生地は、続編で掲載する予定。