甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

中山道 柏原から醒ヶ井へ

2015年08月11日 06時20分16秒 | 街道を歩こう!
 大垣駅に着いたら、美濃赤坂行きの電車はありませんでした。あと2時間くらい待てばあったのかもしれないけれど(例によってちゃんと見ていません)、とにかくいてもたってもいられなくて、そのまま米原行きの電車に乗りました。

 11時過ぎの電車だったでしょうか。もう少し早くもどっていれば、日程は変わったんですが、電車がないんだったら、しかたがありません。ということで、もう中山道歩きに計画は変更になりました。

 どう歩けばいいのかわからないので、駅ビルの本屋さんに行き、岐阜県の地図を立ち読みして、だいたいの中山道のルートを確認しました。少し気になるのは、途中で道が国道と重なる部分があって、そこが少しイヤな感じです。国道はたぶん日陰がないだろうと予測されます。そうなるとかなり消耗するだろうけれど、とりあえず行ってみようと思いました。

 柏原(かしわばら)という駅で降りました。もう本当は滋賀県なのですが、気分は岐阜県で、岐阜県を歩いている感じでしたが、細やかさというのか、しっとり感というのか、ゆっくりした感じというのか、気づけば滋賀県でした。



 駅の向こうの方に伊吹山が見えます。すぐお膝元の町らしくて、この宿場町にはここのもぐさで大もうけした亀屋佐京商店というのがあるらしいんです。それが目標の一つでした。

 表紙の浮世絵のお店の右端に大きな福助人形が飾ってあって、現在でもそこに福助さんがあるらしいのです。それを一度見てみようとずっと中山道を京に向かって歩いて行きました。ちょうどお昼くらいでしたが、この日の昼ご飯はクリームパン1つで、暑さのために食欲もなくて、水分さえ取れば特にお腹は空きませんでした。



 街道には誰ひとり歩く人はいません。そういえば、柏原の駅でおりたオジサン1人も街道歩きらしい。そうでした。電車は立つ人がいっぱいだったのに、柏原で降りた客は2人だけでした。その2人とも、どこを歩けばいいのかいまいちわからないままに、とにかく西を向けて歩いてみた。でも、ものすごく暑いのでした。



★ 今朝はセミは鳴いていません。もううち生まれのセミたちはいなくなってしまったのかもしれません。あんなにうちの奥さんと格闘していたのに、もういないなんて、夏の終わりみたいで、少しさびしいです。

 そういえば、お盆が近づいています。世間的には、もうお盆なのかもしれません。

 かわりに今朝は、ものすごい鳥の鳴き声で、なんだかメロディを奏でていて、そのメロディを追いかけていると目が覚めてしまいました。……実は、5時に起きましたが、奥さんに悪いので大人しく二度寝をしていたんでした。

 早速、サントリーの鳥図鑑で調べてみました。あんなにメロディがあるのはビンズイなんだろう、と一応結論づけました。何しろ、ビンズイの声を再生していたら、こちらは窓を開け放してるので、向こうにも聞こえるのか、パソコンの音声に答えるみたいなので、ひょっとしたらビンズイではないか、ということになりました。

 奥さんは、姿も見ていて、ヒヨドリくらいの大きさであったということでした。はたして今朝、きれいな声で鳴いていたのはビンズイだったのか、他のトリだったんでしょうか。

 季節は、朝は秋になりました。日中は夏だけど……。セミたちがいなくなって、静かな朝だけれど、何となくさびしいものがありますね。


1 セミ鳴かぬ朝の静けさ持てあます


2 朝のトリ妻は姿を見たといい


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