ハマボウって、西日本の穏やかな海岸線や河口に自生する木だったそうです。マングローブも作れるという話だけど、そういうハマボウの森の中をカヌーで抜けるとかいう夢のような話もあるんだろうか。
暑いかもしれないけど、そういうことができたら、時々水の中に入りながら、舟遊びできたら、それはもう人生のしあわせの1つですね。
でも、私にはそんなことをする余裕もなくて、ただできたらいいなと思うだけです。さて、この写真のハマボウは自生しているのではなく、園芸用に内陸で育てられています。だから、塩気がなくて何だか物足りないぞ、熱中症になりそうだとかいいながら咲いているんだろうか。
このボテッとした花の感じが海辺の木という感じかな。ハイビスカスやムクゲにも似ています。でも、ムクゲみたいにパワフルではないですし、花も控えめです。黄色だったら、もっと主張してもいいのに、花が咲いてもアピールが足りない。やはり海に置けハマボウや(なんだかゴロが悪いですね)……
用事があって徳和駅というところに行きました。下りは鳥羽行きがやってきて、お客さんを乗せていきます。みんな花火でも見に行ったのかな。鳥羽とか伊勢とかで花火大会でもやっているのかもしれない。
上りは松阪駅のあたりでお祭りをやっています。御輿も出て、屋台もあるし、お客も集まるし、松阪の夏の祭りとしては有名なものです。でも、うちは全く興味がないのでしらんぷりです。
外国人の若い子たち、学校帰りの高校生、お祭りに行く雰囲気の中学生の集団など、乗り降りのお客さんたちがいました。
上りにも、下りにも私は乗りません。ただ電車を見ているだけです。ああ、夏になったというのに、どこにも行かないで地元でくすぶっている。つまらないですね。
少しずつ夕暮れが近づいています。19時近くになっても、明るくて家に帰るのがもったいないし、ものすごい暑さの1日で、私はもうずっとへばりながら駅でブラブラしていた。