

「落花生」その名のごとく、花が落ちてそこから弦が延びて地に潜り、その先に実がなります。
最初に聞いた時、信じられなかった。で苗を1本貰ってプランターに植えてみた。小さなプランターだったから、あまり根が張らなかったし実も少ししかつかなかった。でも可愛らしい黄色い花が咲いた後、弦が延びる様は良く判りました。感激して孫や家族たちにも見せました。
今年は、プランターで2本少し余裕を持って植えましたが、横に張る習性から1本じゃないと無理なことが判りました。勿論家族や孫たちに見せて大騒ぎです。(プランター栽培は無理だと思います。)
10月に収穫に行った「落花生」実を捥いで洗って、乾燥させて殻をむきます。持って帰る時重かった「落花生」も乾燥すると、馬鹿みたいに軽くなります。実も縮んでしまって殻をむいても食べられないような、小さいものになります。
食べられそうなのは400㌘。はねられたものが結構あります。捨てようかと思いましたが作った人にも申し訳ないし、「落花生」も食べられ仕舞いでは可哀そう。色々考えた末「落花生」を頂いたTさんにご馳走になった「味噌ピーナツ」を作ることにしました。



調味料など全て目見分で適当です。私は、味噌が多すぎて辛くなりましたし、その分砂糖もたくさん加えました。油の量が少なかったので、ベとっとした出来あがりになり、ピーナツが剥がれ辛くなりました。でも、美味しかった。小さい筋のようなピーナツも、煎ると水分を含んでふっくらとしますし、味もピーナツの味がするので(当たり前ですが)十分使えます。
国産の「落花生」が口に入るまでには、大変な手間暇がかかります。売り物にする大きい実を作るには、半分くらいが不合格になるのではないでしょうか。価格が高いのは当たり前と身を持って知りました。