リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

だらだらも臨機応変もリタイア暮らしのいいところ

2024年04月09日 | 日々の風の吹くまま
4月8日(月曜日)。🌧。目が覚めたのは8時ちょっと前。外は雨。今日はルーフデッキのアンカーの法定点検があって、管理会社からのお知らせでは午前8時から午後2時の間。作業はたぶん屋上にあるアンカーから始めるだろうからすぐには来ない思うけど、すやすや眠っているカレシを起こさないようにそっと起き出して、念のための待機。

カレシが普通に8時半を過ぎて起きて来たので朝ご飯。バナナがなくなったので、ウォーキングのついでにでも買って来たいけど、アンカーの点検が終わるまでは出られないし、カレシは11時からエスターのレッスン。外は気温6度で寒いし、雨も止まないので、何となく2人ともモチベーションが下がってしまった感じ。こういうときは気分に逆らわずにだらだらしていられるのがリタイア暮らしのいいところかな。まあ、午前中に来てくれれば午後にでもスーパーにひとっ走りしてバナナ(と牛乳)を買って来れるし、その時にカレシがその気になったら、ついでにウォーキングしてもいいし、カレシが一緒に来るならついでにティッシュの6箱パックも買って来ようか。うん、けっこう臨機応変的にやれるのもリタイア暮らしならではかな。

ドアにノックがあったのは11時半。管理人のアンドリイに連れられた検査員のお兄ちゃんが長靴を持って入って来て、パティオドアの前で履き替えてルーフデッキへ。カレシがプランターを動かすのを忘れたけど、手すりぎりぎりには置いていなかったので問題はなさそうで、ドアのすぐ外のデッキの床に埋めてあるアンカーで始まって、大きなスパナで動くかどうかをチェックするだけの簡単な作業だけど、動かなければ合格、少しでも動いたらアウト。全部チェックしたら長靴を脱いで中に入って来て、「問題なしですね」とレポートに結果を記入。窓拭きの人もダクト掃除の人も上からのロープを手すり越しに垂らして降りるからアンカーを使わないのよと言ったら、お兄ちゃんは「そればいけませんねえ」。でも、ロープは屋上のアンカーにつながっているだろうから手間を省けるんじゃないのと言ったら、お兄ちゃんは「手すりが緩まないといいですけどね」と言いながら、廊下で待っていたアンドリイと一緒に反対側の2つの部屋へ。点検のたびに誰も使ってないよと言っているのに未だに使われないということは、建築法に設置義務(と点検義務)があるというだけの話なのかな。

点検が午前中に終わったので、午後にウォーキングに行って、ついでにバナナと牛乳を買って来ようよと提案したら、あっさりと「いいね」。じゃあ2時ごろに行こうということになって、ちょうどいい具合に雨が小止みになったのでカレシに声をかけたら「やっぱりウォーキングは休み。だけど買い物には付いて行くよ」。あ、そう。それならトートバッグを持って行って、ティッシュやココアに必要なクリームも買って来よう。気温はまだ6度のままで、寒い中を往復6分の「ウォーキング」。帰って来てしばらくしたところでまた雨が本降りになったから、何というタイミングの良さ。東部での皆既日食の写真を見ながらマティニで乾杯。メキシコからテキサスからニューヨークからモントリオールと、日食めがねをかけて空を見上げる人、人、人。オタワでは首相のトルドー君を始め与党も野党も議員たちがみんな議会を抜け出して仲良く日食見物。束の間の平和ってところだけど、メトロバンクーバーは雨のため部分食(17%)は「中止」・・・。

毎日が遊びの日で日曜日は労働日?

2024年04月09日 | 日々の風の吹くまま
4月7日(日曜日)。☁⛅☁。あんまりぐっすり眠っていたもので、カレシに起こされた。気温が低いのか、バルコニーで花を開いた原種チューリップはその花をしっかり閉じたまま。おや、川向こうの埠頭の近くで白い煙が上がっていて、きな臭い風が吹いて来るじゃないの。携帯でニュースをチェックしたら、どうやら川べりにある製材所の火事。午前1時過ぎに出火の通報があったそうなのに、9時近くなってもまだかなりの煙ということは、山積みされている材木が燃えているんだろうな。(昼過ぎになってやっと煙が見えなくなったけど、これがほんとの対岸の火事。)



朝ご飯を食べたら、まずはエアプランツのオードリーちゃんをお風呂に入れて、ぐずぐずせずに洗濯。シーツを全部はがして洗濯機に押し込んでから、マットレスの上に敷いているテンピュールのトッパーをひっくり返すことを思いついて、ふにゃふにゃしていてかなりの重みがあるから、巻くようにしてえいやっ。気温は上がっていないのに、これだけでひと汗。ひと仕事すんだら、いつもの日曜日の掃除。今日はあまり汚れていない感じで、ダスターをかけて、箒で掃いて、掃除機をかけるところまでは順調だったけど、なぜかモップの調子が良くない。フローリング用の洗剤をスプレーしながら拭く仕組みだけど、肝心のスプレーが思うように働かない。はあ、新しいモップを買わないとダメかなあ。



シーツ類の洗濯と乾燥が終わったら、午後はベッドメーキング。ポケットコイルのマットレスは重いし、ダブルよりも大きいクィーンサイズだから、シーツ類を被せるだけでも裾をマットレスの端を持ち上げてたくし込んだり、上のシーツが偏らないようにこっち側を引っ張り、あっち側をひっぱりして、いつも大汗。関節炎が痛んでいる手にはきついこと甚だしい。時間がかからなくてもすこい重労働だな。ホテルのハウスキーピングで働いている人たちは毎日こうやっていくつもの部屋のベッドメーキングをするわけで、行く先々のホテルで出会うのはたいがいが女性だからなおさら。どこでもピシッと皺ひとつないキングサイズの大きなベッドを見るたびにすごいなあと思う。

午後2時を過ぎて、今日はポートムーディのマーケットに出ているマットから「今片付けているところだけど、どれも少しずつ残ってるよ。いろいろあるから、寄ろうか」とテキスト。いろいろと言うのがうれしいね。さっそくあれを少しとこれを少しって感じでどいう?と返信したら、1時間ほど経って「着いたよ」。すぐにトレイを持って降りて行ったら、バスケットを歩道に並べているところで、うは、ほんとにいろいろ。ワタシが好きなコゴミもどっさり。まろやかなにんにく風味のランプスもどっさり。カエデの花もワイルドベルガモット(矢車はっかと言うらしい)は春の香り。うれしくなって、ヴィクターの一家にお裾分けする分も入れてあれこれ袋に詰めたらトレイがいっぱい。計ってもらって金額を聞いて、ちょっとおしゃべりをして、じゃあまた来週。