10月7日(金曜日)。🌤⛅。ミネカダ公園の山火事の煙がまだ薄いながらも漂っているようで、大気の質(AQH!)は低リスク上限の「3」と中リスク下限の「4」の間を行ったり来たり。火災自体は抑制に成功して、後は鎮火を待つだけらしい。でも、きのうはミネカダから数キロしか離れていないバークマウンテンの森林地でも火災が発生して、幸い10メートル四方ほどが焼けただけで済んだそうだけど、一時はひやり。ミネカダ公園が立入禁止になったままだから、じゃあバークマウンテンに行こうってことでアウトドア好きがそっちに流れて、その中の誰かが(タバコかマリファナか何かの)火の不始末をしでかしたということかな。どっちも新興の住宅地が迫りつつあるんだから、無責任もいい加減してほしいもんだね。
ローカルニュースのサイトに、メトロバンクーバーで「クサギカメムシ」の発生が問題になっていると言う記事があって、きゃっ。このところ毎日のようにルーフデッキ側のガラスにはり付いているから、見つけるたびに丸めたカタログを持って出て行って、狙いを定めてパシッとやっていたんだけど、記事を読んで、うは、やぁ~だっ。カメムシはこっちにだって昔からいるけど、このクサギカメムシは20年ほど前に東アジアから渡来した「侵略的外来種」で、数年前からメトロバンクーバーで急激に増えていて、BC州の果樹とワイン生産の中心である内陸のオカナガン地方などに広がるのを警戒していると言うことだった。冬越しするための温かいところを探しているんだそうで、今のところはルーフデッキ側の窓の外側や手すりの上にいるところを一発勝負で退治してるから、幸いまだ悪臭を経験したことはないけど、うっかり叩き損ねたらどうなるか。水に洗剤を混ぜて吹き付けると窒息死するそうだから、蟻んこ退治用に用意したスプレーボトルを出しておいて、試してみよう。それにしても、オフィスにいてふと外を見た時に大きな虫が視界の中にへばりついていたら、やっぱりぎょっとするよね。
きのうは郵便箱に市長・市議会選挙の投票券と一緒に市役所からの「有権者ガイド」みたいな冊子が入っていたので、投票日や投票所のリストが書いてあるだけの投票券は郵便投票の用紙が間に合わなかった場合に備えて横に置いとくことにして、「有権者ガイド」にざっと目を通して見る。宛先は我が家の住所で、宛名は「現居住者」になっていて、全部で26ページ。投票資格とか、有権者名簿に登録されていなくても投票できるかとか、住所不定の場合はどうしたいいかとか、身分を証明するものがひとつしかない場合はどうするかとか、投票するのに助けがいる場合はどうするかとか、とにかく何としてでも投票してくれと言った感じで、何だか焦ってるなあ。選ぶのは市長1名、市議会議員6名、教育委員会の評議員7名で、投票する候補者の名前の横の楕円形の中を塗りつぶすしくみ(バツ印やチェックマークは無効)。市議会は定員6人だけど、必ずしもきっちり6人に投票する必要はなくて、「6人まで」選べるということで、支持する候補者が4人しかいなければその4人だけに投票すればいい。候補者のリストが顔写真と一緒に載っていて、それぞれの経歴や抱負の他、連絡先として電話番号、EメールやSNSのアドレス、ホームページがずらり。職業や経歴といった背景情報がわかるのはいいね。
投票券
有権者ガイド
午後に、きのこ屋のマットに干ばつできのこが生えていないんじゃないかと心配して送ったメールに返事が来て、「少しは生えてるよ。明日いくらか持って行けると思う。松茸もね」。わっ、松茸っ。マットはよくアメリカのワシントン州やオレゴン州まできのこ探しに行くから、あるところにはあるってことだな。折からこの週末は感謝祭(月曜日)の三連休。我が家はシニアが2人だけだから、何キロもあるばかでかい七面鳥料理はとっくの昔に卒業しちゃったけど、収穫を感謝する伝統的な行事の日であれば、やっぱりごちそうを作っておいしいものを食べられることに感謝したいわけで、今年はケイラの農場で育った栗カボチャにヴィクターの店で作っているウクライナソーセージの肉を詰めてローストしてみようと言うプラン。そこにマットが山に入って採って来る松茸や他のグルメきのこが加われば、もう言うことなしの感謝祭のご馳走ディナーになりそう。
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