リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

てんてこ舞いになる出発の週の前の週もてんてこ舞い

2024年09月06日 | 日々の風の吹くまま
9月4日(水曜日)。☀。早くに目が覚めたので、ダイニングのブラインドの間から外をのぞいたら、わっ、みごとな朝日。午前6時45分。朝焼けっぽい感じもするけど、朝日が川面に映って、ポートマン橋がおぼろげに見える。あと2週間半で秋分の日が来ると、暦の上では公式に「秋」。起きるには早すぎるので、ベッドに戻ってちょっとうとうとしたけど、7時半過ぎには起きてしまった。地表近くは朝霧、空は晴れ。今日はまだ暑くないけど、ちょっとだけ夏がぶり返すらしい。ま、秋の空と何とかは・・・だよね。



今日の朝ご飯は定番のミューズリとバナナとアップルソースにスライスしたドーナツピーチが加わってフルーツサラダみたい。酸っぱいのと甘すぎる果物はあまり好きじゃないんだけど、ぺちゃんこの桃は甘さがあっさりしていて、歯ごたえもあっておいしかった。先にミューズリを食べ終えた(朝ご飯担当の)カレシがキッチンのカウンターにコーヒーを入れに行って、「何かヘンだ」。え、ヘンだって、何が。(フレンチプレスの)「手ごたえが全然違うんだ」。どれどれと立って行って、ポットに触ったら、あら、冷たいじゃないの。ははあ、ケトルにスイッチを入れるのを忘れて、お湯が沸いていなかったんだ。ちょっと触って確認するという発想がないんだよねえ、アナタ。「うん、まだ水のままだとは思わなかった。オレってcreature of habit(習慣の生き物)なんだよ。」。いやいや、アナタの場合は不注意優勢型のADHDじゃないかと思うよ。調べると出て来る「症状」がぴったりだもん。(カレシが子供の頃はそもそも発達障害というものが知られてなかったんだけど、80歳を過ぎた今なら認知症を疑われかねないよ。)

けさはのっけからトルドー君の少数政権のつっかえ棒だった新民主党のシン党首が自由党との協力協定を破棄すると発表したという爆弾ニュース。巷の支持率ではすでに自由党を超えている保守党を阻止するためだそうで、自由党は脆弱過ぎて、自己中過ぎてポワリーブル党首が率いる保守党には勝てない。トルドーは国民を見捨てたと手厳しい。そっか、トルドー君の不人気もそこまで来ちゃったか。血統と若さを武器に「お日様ぽかぽか」の政治を掲げて華やかに首相の座に着いたのが9年前で、まさにメディア時代の落とし子。残念ながら国民には何がぽかぽかしているんだかわからないまま、そのお日様が陰って(少数政権に転落して)、どんどん雲が厚くなって(支持率が下がるばかりで)、今は日暮れ時というわけか。総選挙は来年の10月だけど、もしかしたら時期が早まるのかな。うがった見方をすれば、人柄はともあれ卓越した政治家だったパパのピエールよりもお嬢様ヒッピーだったママのマギーの血を引いてしまったのがそもそもの不運だったかも。テレビのパーソナリティだった奥さんには捨てられるし、若い国民にはmeh(べぇつにぃ~)と鼻先で笑われるし、今度は政権を支えて来た新民主党に「もう用なし」とそっぽを向かれるし、次は自由党内からの突き上げか・・・。

ま、午後から先は1週間先に迫って待ったなしのクルーズの準備。カレシに持って行く衣類などを集めさせる段ボール箱をクローゼットに置いて、それぞれのコンピュータバッグに入れる付属品の類を集めておくバスケットをオフィスに置いて、クローゼットの隅っこにある金庫からパスポートと前回使い残した日本円とスイカ(まだ有効)を出してオフィスの別のバスケットに入れて、いつものことだけど何やかやといろいろ。日本で会う人たちに携帯番号を知らせるメールを書き始めて、釧路で「同窓会」を企画してくれている友だちと埼玉の旧友に送ったところで、月曜日に来るデイヴィッドとジュディとの夕食用にたっぷり肉が付いたベビーリブ2本と豚ヒレ1本とブロス用の鶏がらひと袋を買いにヴィクターの店にひとっ走り。ちょうど豚肉の処理を終えて、帯鋸で残った骨を切っていたお父さんが「ポークのブロスも作るかい?新鮮だよ。持って行きなよ」。いいなあ、でもねえと言っているうちにヴィクターがお父さんのそばでビニール袋を広げたので、結局は鶏がらに加えてとんこつ2袋までタダでもらってしまった。どっちも出かける前にスープにしてしまわないと、フリーザーがきつきつだなあ。でも、それには玉ねぎを切らしてるけど、それだけ買うのにスーパーに行くのも何だし、はてさて、何でこうもてんてこ舞い?





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