リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

幼なじみの訃報を聞く年になった

2023年07月27日 | 日々の風の吹くまま
7月25日(火曜日)。☂☁🌥。寒いっ。きのうの最高気温は19度だって。前日の日曜日は26度だったから、ほんと、7月の終わりだってのに、どうなってんだろう。ここ、南半球じゃないよね。それとも、もしかして地球の北と南がどんでん返ししちゃったとか・・・はないだろうけど、午前中のウォーキングは毛糸のジャケットを着て行ったくらい。世界中がうだっていると言うのに、何でここだけこんなに冷えるんだろうなあ。でも、きのうの雨はバンクーバーで18ミリ、郊外で20ミリ以上と、7月としては記録的な降りだったそうで、干ばつの折、うれしい雨だった。

立て続けにイベントがあった後で、残りは毎週ではあるけど週一のペースなので、今日、明日はちょっと休養と言うことにして、カメラのカードに残したままの雲の写真をPCのフォルダの写真と突き合わせて、コピーし忘れのものをコピーして整理。その年のフォルダの中に四半期ごとのフォルダを作って整理しているけど、雲の写真は手当たり次第に撮るもので、引っ越して来て8年でもう6000枚近く。窓から見える眺望の写真と合わせたら、たぶん軽く1万枚を超えているだろうな。つまんない写真もたくさんあるけど、これはと言ういい写真もたくさんあるから、そのうち傑作を集めて雲の写真集でも出そうかしらね。

写真の整理をしながらメールをチェックしていたら、日本の友だちから旧友カヨちゃんの訃報。生まれてから中学2年の1学期まで過ごした釧路での仲良しや同級生と未だに交流があるんだけど、カヨちゃんは10年ほど前にアルツハイマー症と診断されて、最後に会ったのは8年前だったかな。その時はまだ昔話ができたんだけど、その後ホームに入って、この春にはカヨちゃんの世話を焼いていた仲間のジュッコから、もう長くないと言う知らせが来て、覚悟はしていた。そうか、カヨちゃんが一番先に逝ってしまったんだ。仲間内で一番の美人で、一番先に高校を中退して高校の教師と結婚して、娘を産んで、とんでもないDVダンナとの壮絶な闘いの末に離婚して、苦労に苦労を重ねて、働きづめで働いて娘を育てて、それでも最後は小さな海鮮問屋の社長になって、大きな家を建てて、離婚して戻って来た娘と孫息子と一緒に暮らしていた。アルツハイマーと分かったときに、ジュッコが「苦労し過ぎたせいよね」と言っていたけど、享年74歳、立派に生き抜いたよ、カヨちゃん。

ワタシも75歳。仲良しがひとり、またひとりと欠けて行く年頃になったんだなあ。カレシママが90歳になったときに「友だちはみんな先に逝ってしまったけど、敵もみんないなくなったわ」と言ったのを今でも覚えている。雲の写真の整理に戻ったら、何か、これからはすてきな雲を見るたびにカヨちゃんはどのあたりにいるのかなと考えるだろうなという気がして来た。カヨちゃん、いずれはジュッコもオリョウもユリコちゃんもワタシもみんなこんな雲の上でまた一緒に遊べるようになるんだから、それまで待っててね。












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