すっかり秋めいてきた。私が山形に来てから一番変わったのは食生活だ。四季がはっきりしている山形では、春は山菜・秋はきのこが多い。東京に居た時はほとんど口にしなかったものだ。その季節に採れる地産の野菜などを口にすることは身体に大変良いことらしい。例えば夏にスイカなどを食べれば身体を冷やし、氷やアイスクリームを食べる必要がないからだ。そして今は秋!!きのこづくしの毎日だ。ブナカノカ、シイタケ、ナメコ、マイタケ、シメジ、エノキなどなど。まぁエノキは工場で作られているんだろうけど。なかでもナメコ!天然の原木ナメコは今まで食べてきたスーパーのナメコと全く違う。大きさ、香り、食感全て別物なのだ。ある音楽家の人が昔言っていた事を思い出した。「音楽家は人を感動させたければ、本物を知らなくてはいけない」「ファーストフードばかり食べている音楽家は、嘘の表現しか出来ない」とも・・。
その言葉を信じて昔やったアジアと日本全国に行く演奏旅行の2ヶ月間で、一緒に行っていた友人とギャラをほとんど使い、北のうに・いくらから秋田のきりたんぽ、岩手のいちご煮、浜松の鰻、名古屋のソースカツ丼、大阪のお好み焼き、四国のうどん、九州のムツゴロウや伊勢エビ、台湾の北京ダックなど食い尽くした事がある。
芸術の秋・食欲の秋だ。
その言葉を信じて昔やったアジアと日本全国に行く演奏旅行の2ヶ月間で、一緒に行っていた友人とギャラをほとんど使い、北のうに・いくらから秋田のきりたんぽ、岩手のいちご煮、浜松の鰻、名古屋のソースカツ丼、大阪のお好み焼き、四国のうどん、九州のムツゴロウや伊勢エビ、台湾の北京ダックなど食い尽くした事がある。
芸術の秋・食欲の秋だ。