山形大学フィルのヴィオラトレーナー日。
夕方の17時からの指導ということで大学に行きましたが、すっかり暗くて夜中のよう。だいぶ日が短くなりました。
校内の銀杏は色づいて、葉も落ち、銀杏の少々臭い匂いもします。
いよいよ近づいてきた定期演奏会は12月8日、山形テルサにて。
本日は、1年生1人、2年生2人、4年生1人そして、最近入団した1年生の1人追加(見学)の5人の参加でした。
本番まであと10日とちょっと・・・・。今回のプログラムが大学から始めた生徒にとっては少々ハードル高めで、仕上がりがイマイチの状態。
最初から出来ないと思ってしまっている節も少し見受けられます。
あくまでもサークル活動ですので、トレーナーとして昭和時代のように怒ったりするわけにもいかず、そこは一歩一歩演奏出来る箇所を増やしてあげるのも務めかと。
コツを少し教えて、楽譜を何度も演奏させれば、どんどん良くなるのですから、やはり私達が学生の頃より圧倒的に個人練習量が足りないのかも。
大学生活の中で、オケサークルはある意味体育系とも言えるほどお互い切磋琢磨やっていましたし、生活の中で大きいウェートをしめていました。オケにハマりすぎて留年するような人も割といましたしね。しかし、今の学生さん達はオケサークルの活動が、自分の学生生活の中でしめるパーセンテージが我々の時代より圧倒的に低いのです。単位を取るための学習も一生懸命ですし、その他バイトも一部の学生などは兼部さえしています。色んな事に興味を持ったり情報量が圧倒的に多いので、オケだけに青春を使うわけにはいかないらしいのです。
一つのことを一生懸命やれば、何かしら報われた時代から、色んなことにチャレンジした人が報われる時代になったのかもしれません。
私達世代から見れば少し寂しいですが、それも時代の流れです。
時代の流れにあった指導をしてゆかないとと思う気持ちと、そうじゃないんだけどなぁ〜と思う気持ちと板挟みで歯痒さが残ります。
本番までに時間もないので、アマチュア学生さん達の後半の盛り上がりに期待です。
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