らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

Vermeer Q

2008年01月04日 13時40分57秒 | お気に入りのCD
 新しいMacを購入したので(色々な新しい技術を利用しようと思い)iTunesでCDをパソコンに取り込んで聴きながらパソコン作業が出来るようになった。iTunesはiPodなどの音楽の取り込みソフトだと思っていたが、携帯じゃないプレイヤーだったのね(えぇ私は時代遅れの人間って事は認識済み)。もちろん昔のパソコンでもCDは聴けたけど、他の作業しながらだとすぐフリーズしていたし、スピーカーの音もあまり良くなかった。時代は動いている~私は取り残されている。

 年末年始にず~と聴いていたのが、このフェルメール・クァルテットのベートーヴェンSQ全集。フェルメールって、「牛乳を注ぐ女」などを書いた17世紀のオランダの画家の名前からとったのだろうな。良い名前。

 私は、このアメリカのクァルテットを実はあまり良く知らなかった。バルトークやシュニトケなどのNaxosのCDしか持っていなかったので、どんな団体なのかも知らなかった。昨年解散する前の「最後のジャパンツアー」としてベートーヴェンの全曲企画で来日して、音楽雑誌をにぎわせたので、興味を持ったのだ。ヴィオリストの今井信子氏も一時期メンバーとして所属していたと彼女の本に出ていたし、秋口に山形の文翔館で聴いた「上海Q」のプロフィールにもフェルメールQに師事と明記してあったし。

 これは、私のオタク心をくすぐる何者かの誘いなのだ。「フェルメールQを聴けと」いうように感じた。結局、お金無いのにCD買っちゃったよ。分売のCDも有ったけど、オタクはやはり全集を選択。上海Qでも感じた音楽がある。ず~と聴いていて疲れないベートーヴェンなのだ。私が無知なだけかもしれないけど、後から後から良いクァルテットの存在を知る。世界はやはり広いなぁ。

 有給休暇とって最後の日本公演聴きに行けばよかったよ。だいぶ後悔。

ちなみにHMVでフェルメールと検索しても彼らのCDはあまり出てこない。Vermeerで検索が必要なのだ。HMVの検索ってクァルテットには冷たいな。データー機能が中途半端なんだよな。
HMVジャパン
コメント (3)
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