らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

雷電爲右エ門

2012年04月09日 23時59分05秒 | 雑記
 雷電爲右エ門(1767~1825)の忌日。

 江戸時代に活躍した力士で、現役21年の江戸場所36場所中の通算成績:254勝10負2分、14預、5無勝負41休。勝率9割6分2厘という驚異的な成績を残し、大相撲史上最強とも言われている力士である。当時は、今のように年6場所ではないので、単純に比較は出来ないが、生涯に10回しか負けていないというのは、神の領域で、横綱は東西に同じくらいの技量のものが置かれるのが慣例だったため、雷電は大関のままだった(雷電に見合う力士がいなかった)。

 さて、長い大相撲の歴史の中で現在は最大のピンチで、賭博問題・八百長問題・親方の仕置き問題など次々と出てくる問題のために、大相撲離れが進んでいて、大相撲中継を見るたびに満員御礼の札は滅多にかからず、寂しい気持ちでいっぱいである。問題が次々出てくるのも大相撲離れにつながっていると思うが、たぶん国技と言われた大相撲の横綱・大関に期待できる日本人力士がいないのも大きな要因のような気がする。外国人力士を嫌うわけではないが、かつていたような高見山・小錦・曙・武蔵丸のような日本人力士の良い意味で脇役的な力士ではなくて、モンゴル人達のような日本人顔の外国人力士達が全く主役をはるようになってしまって、久しい。

 先日、大関に昇進した鶴竜も見た目は全く日本人なのに、やはりモンゴルの精神力の強い血をついでいる立派な外国人力士なのである。

 本音を言えば、力道山が体の大きい外国人レスラーを空手チョップで倒したように、日本人の力士の中に自分よりでかい外国人力士達をぶんぶん投げ飛ばす力士が出てくるのを大いに期待したい。大相撲盛り上がること間違いなし。

 誤解をされないようにいうが、わざわざ外国の日本まできて、頑張っている外国人力士達も同じ大相撲の力士だから、応援もしている。良い勝負も見たいだけなので

 白鷹町出身の白鷹山が順調に出世している。今は三段目か・・・・。頑張って速く関取になって県民を盛り上げて下さい。

 そういえば、今年の夏は大江町で、舟唄場所が開かれるとか・・・・・・。
コメント (2)
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