らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

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2016年01月02日 23時59分59秒 | 山形弦楽四重奏団
 たいした話でもないですが・・・・。

 山形弦楽四重奏団は、現在年間70~80日くらい活動しています(本番&リハーサル)。

 所属しているオーケストラの年間拘束日というのは、約230日ですからオケが休みの日は年間約130日あるわけです。なので、単純にクァルテット活動を活発にしたいのであれば、単純に残り50日は増やせる計算になります。しかし、家族サービス(お盆・正月休みなど)、指導などをすべて犠牲にした上での話ですので、現実的とは云えません。実際には、今の80日位というところが、体力的にも気持ち的にも限界だろうと思います。
 
 では、どうすれば効率的に活動の活発化を図れるか?考えてみると・・・。リハーサルの回数を減らして本番を増やす方法もあるかもしれません。結成以来行ってきた定期演奏会毎の10日以上の練習を少しずつ減らしてゆき、だいたい5~6日くらいで演奏会が出来るようになれると良いなぁ~と漠然に思っています。もちろん依頼演奏会の予定がないのに、リハーサルは減らして、拘束日を少なくして休みになっては、活動の後退になってしまいますが。

 定期演奏会で取り上げた曲達は、じっくり仕上げてゆきますが(今までには本番まで仕上げが足りない曲もありましたが・・・)、結局、本番近くならないとエンジンがかからず、急速に仕上げて本番ということも。私が個人的に感じているのは、今の方法でも問題が無いのですが、一度演奏した曲も次回に取り上げたときには、ゼロになってしまっていることが多いような気がしています。もちろん演奏者が成長して、何もわかっていない頃に演奏した曲を現在は、こうしたい!という気持ちが先になっていて、ただ音符を並べるだけの作業が単純に出来なくなるという現象もあります。「なんであの時は本番を出来たのだろう??」と感じるときなどはその例です。

 クァルテットを15年以上も組織してきて、レパートリーというものが無いに等しいのは、結局今までのやり方なんだと結論が出ました。一球入魂ではなく、一回入魂なので、演奏会が終われば忘れてしまい、頭の中が次の曲だけになってしまうのでしょうね。冗談のような話ですが、例えば、L.v.ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を全曲2日間くらいのリハーサルでザァ~ッと通してみるとか、勉強みたいですが復習という方法もありかもしれません。

 私達は、合宿というものをしたことがないので、そういう経験がないのかもしれません。以前からそういうやりかたもあるよとアドバイスを受けたこともありました。

 個人的には、以前演奏した曲はスコアが頭に残っているので、CD等で鑑賞するときにより理解が進むので、しょっちゅう聞いているのです。(私の癖ですが、現在の練習している曲より数年前に演奏した曲をよく聴いています。色々と)なので、その曲が演奏会に取り上げられたときより、自分の中に入っているときもあります。弾いて無くても楽譜が頭の中をぐるぐるなんて、日常茶飯事です。早く第58回定期演奏会の曲が頭の中で、踊らないか楽しみにしている所です。最近は、ベートーヴェンの後期やモーツァルト、グリーグ、ドヴォルジャークなどがぐるぐるまわっています。

 とにかく頑張べぇ。
コメント
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