らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

レヴェルアップチャンス。

2016年01月29日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 山形Q 第58回定期演奏会を終えました。

 本番少し前から、本番の反省をへて本番直後から、疲労感はあるものの、アドレナリンが大量に出ているからなのか??休む事無く、無性に自分のヴィオラと向き合いたくなります。本番前は演奏会の成功をイメージして、本番後は自分が至らなかった点(他メンバーやお客様にばれていようがばれまいが、自分の中で失敗だったと悔しさは必ずあるものです。)の補強の練習になります。どういう音でヴィオラを奏でたいのか?という事をクァルテットを15年以上続けてきて、少しずつ改善をして参りました。

 15年前とは、同じ曲を演奏するにしても感じ方も演奏方法一つ一つ別人のように違います。(1年前でさえ、もう違います)。

 「Back to the Future」や「JIN-仁」の世界のように、もし過去に行くことが出来たら20代の学生時代だった自分に会って、「君の方向性は間違っているよ!練習仕方もまずいね、こういう感覚で演奏するんだよ」などとその時に最適なアドヴァイスをしてあげられるのに・・・・・。なんていつも思ってしまいます。

 今回はF.シューベルトのD.87を約8年ぶりに演奏しました。過去の自分が譜面に書き込んだボウイングや注意事項も的外れな気がして、あんなに苦労していたのは過去の自分が稚拙だったのだな・・・と気恥ずかしい気持ちもわき上がります。

 本番前後は、自分と向き合える良い機会なのだなと・・・・実は、今が最大のレヴェルアップチャンスなのです。
コメント (2)
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