らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

complete

2018年01月27日 23時59分59秒 | 山形弦楽四重奏団
 自分達では、ただ継続して活動してきたために長く続けてきたというような感傷はほぼございませんが、お金も名誉も要らないと弦楽四重奏の世界へ飛び込んで18年が経とうとしています。

 長く活動してきたゆえの副産物として、次回の第68回定期演奏会(今回は第67回)で、団結成当初から目標のF.J.ハイドン弦楽四重奏曲全68曲を完奏します。

 ハイドン全曲を目指していましたが、既にL.v.ベートーヴェンの全17曲は完奏していますし、今回の第67回では、F.メンデルスゾーンの全6曲も完奏します。密かに武満徹全2曲も完奏などなど、これから多くの作曲家の作品を完奏しそうです。

 弦楽四重奏の作品は、私達が生きている間にどんなに頑張っても全ての作品を演奏できるような数ではなくて、それこそ演奏したい曲は、未だに多く残っています。そして、更に言えば弦楽四重奏曲は1度演奏しただけでは、本当の意味で演奏した事からはほど遠く、何度も演奏を繰り返すことで理解が進んでゆく楽しみを味わえていません。なので、再演してこそのジャンルなのです。

 ただcompleteだけを目指しても目標が変わってきてしまいます。

 個人的には、モーツァルトの全23曲(現在12曲)やF.シューベルトの全15曲(現在6曲)、バルトーク全6曲(現在3曲)は是非やってみたいと思っていますが、どうなることやら・・・・・・。他の作曲家に興味を持ってしまうかもしれませんし。

 完奏出来るかどうかは、この馬鹿4人のクァルテットへの情熱がつきることなく、健康でいれば可能でしょう。

 応援よろしくお願いします。
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