らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

こけし鑑賞

2018年10月17日 23時59分59秒 | 雑記
 昨日、酒田市へ訪れた時に昼食は、山居倉庫近くの若葉旅館でとりました。

 満員で、ロビーで番号札を持って待ったのですが、ロビーにはガラスウィンドウ越しにたくさんのこけしが並んでいました。写真の約4倍ほど。

 私の実家にも小さい頃よりたくさんのこけしがあり(おそらく東北に訪れた若かりし亡父が、お土産に買いためたモノと思われます)、子供心に埃はたまるは、すぐに倒れてゴチャゴチャになるは、あまり好きではありませんでした。

 東北〜山形に住み始めて20年目に入っているのですが、年齢を重ねるごとに、こけしに心ひかれてゆくようになってきています。数年前に鳴子で鳴子こけしの鉛筆立てを買ってからかもしれません。

 蔵王系、土湯系、遠刈田系などなど、色々な流派?があってとか、知識が増えればなおのこと好きになりました。

 シンプルな形に、作家さん達の手書きの模様や主に「顔」の表情など、一体一体が微妙に違っていて、しばらく見ていると木の工芸品に命が宿ってくるような(こけし一体ずつに性格が表れてくるような)感覚になってきます。

 凝り性の私なので、多く収集してしまうと家に溢れることは目に見えているので、見る機会が有るときに、人様のこけしを鑑賞することで、その欲求を満たしています。
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